“微分音トランペッター”が切り拓く、十二平均律に縛られた西洋音楽の新たな地平

中東の国レバノンにルーツを持ち、フランスを中心に活動するイブラヒム・マーロフ(Ibrahim Maalouf)は微分音を表現できる特殊なトランペットを自在に操る。肩書きは“アラビック・ジャズ・トランペッター”だ。