日本が誇る次世代アコーディオン奏者・中山うりのタイムレスな名盤・デビュー作2007年『DoReMiFa』

音楽はカルチャーであり、エンターテインメントである。
そうである以上、流行や時代性が反映されるのは必然であるともいえる。
一方、音楽は芸術でもある。
ベートーベンやバッハ、シューベルトといったクラシック音楽はそれこそ何百年という単位で人々に愛され続けており、素晴らしい芸術はタイムレスに生き続ける。

今なお数多くの作品を残し続ける中山うりの作品の中でもデビュー作を今回取り上げた理由。
それこそまさに時代に流されず、色褪せることのない普遍的な「音」が記録された盤。それが今回紹介する中山うりのデビュー作『DoReMiFa』なのである。