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ドラムス

  • 2022-01-16
  • 2022-01-16

グローバル化の過渡期を象徴する金字塔的作品:文化的流浪の民・シュバ・サラン『Inglish』

NYを拠点に活動するインド人ギタリスト/作曲家、シュバ・サラン(Shubh Saran)の2枚目のフルアルバム『Inglish』(2021年)は、急速にグローバル化する社会の潮流とその中で起こる摩擦や対立、受容や融合といった複雑な糸玉同士のもつれを可視化したような驚異的な作品だ。

  • 2021-12-26
  • 2021-12-26

フランス現代ジャズシーンの才女ドラマー、アンヌ・パセオの傑作『Bright Shadows』

フランスのドラマー/作曲家アンヌ・パセオ(Anne Pacéo)の6枚目のアルバム『Bright Shadows』は、成熟の域に達しつつもさらに表現力を拡張し続ける稀代のアーティストのこれまでの最高傑作だ。所謂ジャズを軽々と飛び越え、力強く重厚なリズムと電子楽器/電気楽器を大胆にミックスしたサウンドに風光明媚なヴォーカルを乗せる。

  • 2021-12-17
  • 2021-12-16

ベルギーの気鋭アーティスト二人による超強烈なSFインスパイアド・ジャズ

ベルギー出身のドラマーステファン・ギャランド(Stephane Galland)と、鍵盤奏者アドリアーン・ファン・デ・ヴェルデ(Adriaan Van de Velde)による新しいプロジェクト、ポーラー・ドワーフズのデビュー作『Polar Dwarfs』は、大胆なシンセ使いが印象的なインパクト抜群のエレクトロ・ジャズファンクだ。

  • 2021-11-25
  • 2021-11-24

ブルーノート・レコードの遺産を敬意を込めて大胆にリミックスしたマカヤ・マクレイヴン新譜

ジャズクラブ「バードランド」の名物司会者ピー・ウィー・マーケットの有名なMCで始まる(1)「A Slice Of The Top」を聴けば、この作品がジャズの歴史とともに歩んできたブルーノート・レコーズが積み重ねてきた大いなる遺産と、アメリカの音楽文化へのリスペクトであることがすぐに感じられて胸が熱くなる。

  • 2021-11-10
  • 2021-11-10

イスラエルの若き3ピースバンドRascoは60年代サーフロックを愛してやまない

VOX社の名機Phantomギターを構えたギター/ヴォーカルのエデン、スポンジミュートをかましたベースにコーラスも担当するガヤ・ワイスマン、そして黒一点ドラムスのイタイ・ハムディから成るイスラエルはエルサレム出身のスリーピースバンド、ラスコ(Rasco)。2021年の始めにリリースされたデビュー作『Rasco』は純然たる60年代サーフロックサウンドで、往年のロックへの溢れるほどの愛がとても新鮮な作品だ。

  • 2021-10-01
  • 2021-09-30

イスラエルジャズ要注目作!最狂カルテット率いるSax奏者シャハル・アムドール

イスラエル出身の若手サックス奏者シャハル・アムドール(Shahar Amdor)のデビュー作『Cassiopeia』は、ギターに若手No.1のニツァン・バール(Nitzan Bar)、シャハル同様にバークリーで学んだベーシストのナダフ・ラヴィ(Nadav Lavie)、ここ数年で頭角を表してきたドラマー、ニツァン・バーンバウム(Nitzan Birnbaum)という布陣で録音されたイスラエル・ジャズシーンの要注目作だ。

  • 2021-09-28
  • 2021-09-26

1999年生まれの新星ピアニストEden Giat、モーセ『出エジプト記』に感化された圧巻デビュー作

1999年生まれのイスラエルの新鋭ピアニスト、エデン・ギアット(Eden Giat)がデビュー作となる『Crossing the Red Sea』をリリースした。アルバムタイトル“紅海を渡る”は、救済者モーセがイスラエルの民を率いて紅海を渡ったという『出エジプト記』に因む。

  • 2021-09-22
  • 2021-09-20

トルコの天才ピアニスト率いる国際派カルテット、Ayna Veer

チック・コリアに“世界一のピアニスト”と称えられたトルコ出身のアイデン・エセン(Aydin Esen)が、国境を越えた3人の若手奏者を率いてスタートさせた新しいプロジェクト「Ayna Veer」。ここにはジャズの即興演奏の醍醐味が詰まっている。

  • 2021-09-01

タル・バーグマン&オズ・ノイ、名実ともに最強の二人が生み出す老練のブルース

バーグマン(Tal Bergman)とギタリストのオズ・ノイ(Oz Noy )。イスラエルを代表するジャズロック系ミュージシャンである二人の双頭名義の新譜『Soul Stealer』。二人が難しいことを考えず、気の置けない友と一緒に心の赴くままに創り出したリズムやフレーズに溢れている。そんな印象を強く受ける最高のアルバムだ。