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イスラエルジャズ

  • 2022-11-15
  • 2022-11-08

ヨタム・ベン=オール、一段と進化し洗練された現代ジャズ・ハーモニカ『Endless』

イスラエル・ジャズ新世代を代表するハーモニカ奏者、ヨタム・ベン=オール(Yotam Ben-Or)の最新EP『Endless』は、ジャズでは地味な存在と思われがちなハーモニカという楽器の現代におけるもっとも優れた表現者が彼であることを強く印象付ける作品に仕上がっている。

  • 2022-11-12
  • 2022-11-12

GTO Trio のベース奏者タル・マシアハ、ガットギターで天賦の才を魅せるソロデビュー作

米国ニューヨークで活動するギタリスト/ベーシスト/作曲家タル・マシアハ(Tal Mashiach)が故郷イスラエルのハラシムの森の中にある小屋で録音したソロデビュー作『Tiyul』が素晴らしい。ガットギター(クラシックギター)のソロ、多重録音、弦楽や声楽を加えたアンサンブルなどうっとりするような気品のある演奏が続き、非常に高い音楽性を感じさせる絶品となっている。

  • 2022-10-28
  • 2022-11-03

ジャズ・ハーモニカ新世代の旗手アリエル・バルト、トランペットを加えたセクステット新作

イスラエルの新星ジャズ・ハーモニカ奏者、アリエル・バルト(Ariel Bart)が2021年のデビュー作『In Between』に続き、早くも第2作目となる『Documentaries』をリリースした。アリエル・バルトの繊細な表現力は前作にも増して磨かれ、中東の叙情詩を感じさせる彼女の魅力的なオリジナル曲が次々と展開される。

  • 2022-10-21
  • 2022-11-05

桃源郷のサウンド。イスラエルの新世代ギタリスト、ガイ・ゴッテスフェルドのデビュー作

イスラエルのギタリスト/作曲家、ガイ・ゴッテスフェルド(Guy Gottesfeld)をリーダーとするジャズ・カルテットのデビュー作『Shalva』(2022年)。圧倒的なテクニックと独特のフレージング、スライドバーを用いたボトルネック奏法の多用、ジャズやブルース、ロックだけでなくアフリカや南米、ハワイの音楽からの影響など興味をそそられる作品だ。

  • 2022-10-18
  • 2022-10-10

イスラエル出身ベーシスト、ソ連の労働収容所を生き延びた祖父に触発された新譜『Felix』

イスラエル出身で現在イギリス・ロンドンを拠点に活躍するベーシスト/作曲家ニム・サドット(Nim Sadot)が、第二次世界大戦中にソ連の労働収容所を生き延び、収容所の将校たちの肖像画を描いた亡き祖父にインスパイアされた新作『Felix』をリリースした。アルバム・ジャケットにはその祖父が描いた絵が採用されている。

  • 2022-10-05
  • 2022-10-04

イスラエル新星ピアニスト/作曲家ナダフ・ベルコヴィッツ、尋常でない熱気で魅せる圧巻のデビュー作

親の世代から子の世代へと脈々と受け継がれつつ、少しも進化を止めないイスラエルのジャズ・シーンから、また新たな逸材が現れた。その彼はイスラエル・エルサレムを拠点とするピアニスト/作曲家、ナダフ・ベルコヴィッツ(Nadav Berkovits)。2021年にリリースされたデビュー作『Waking the Heart』は、ピアノトリオを中心とし、さまざまな顔を覗かせつつ熱気を深く纏った見事な演奏を聴かせてくれる。

  • 2022-10-01
  • 2022-10-01

現行イスラエル・ジャズ最高峰のピアノトリオ!ヨセフ・ガトマンの新譜『Upside Down Mountain』

イスラエル・ジャズ・シーンの中心的存在になりつつあるベーシスト/作曲家のヨセフ・ガトマン(Yosef Gutman)が、ピアノトリオ編成による新作『Upside Down Mountain』をリリースした。現行イスラエル・ジャズ・シーンの最高峰とも言えるメンバーを迎え、ヨセフは本来のベースの役割である低音から、和音弾きやシーケンス、高音弦での主旋律やソロまで幅広い音域で躍動しまさしく音楽の骨格を支える。

  • 2022-09-28
  • 2022-09-25

イスラエル発、現代のアフロビートを追求するLiquid Saloon 新作『Took a Second』

ドラムスを中心とするマルチ奏者アミール・ブレスラー(Amir Bresler)、トランペッターのセフィ・ジスリング(Sefi Zisling)、鍵盤奏者ノモク(Nomok)から成るイスラエルの気鋭のバンド、リキッド・サルーン(Liquid Saloon)が待望の2ndアルバム『Took a Second』をリリースした。

  • 2022-09-24
  • 2022-09-24

イスラエル在住ブラジル人SSW、テルアビブの気鋭音楽家たちと作った注目のデビュー作

イスラエル在住のブラジル人シンガー/作曲家のフェウ・マリーニョ(Feu Marinho)が、プロデューサー/ベーシストとして新進気鋭のダニエル・ハーレヴ(Daniel Harlev)を迎えてデビュー作『Velocidade Futura』をリリースした。3年の制作期間でじっくりと練られたサウンドは70年代のブラジルのサイケロックの香りを現代に蘇らせたような印象。

  • 2022-09-20
  • 2022-09-20

イスラエルのジャズシーンに返り咲いたベース奏者ヨセフ・ガトマン、ブラジル音楽に傾倒した新作

10年以上音楽から離れていながら、2019年に活動を再開しユダヤ教のハシディズム(神秘主義的運動)の伝統とコンテンポラリー・ジャズを組み合わせた独自のスタイルで一躍イスラエル・ジャズの中心に返り咲いたベーシスト/作曲家、ヨセフ・ガトマン(Yosef Gutman)の新譜『Ashreinu』のテーマは、なんと“ブラジル音楽”だった。

  • 2022-09-18
  • 2022-09-18

イスラエルのスーパーバンド Pinhas and Sons、人気SSWアロン・エデルとの共演音源をリリース

イスラエルのバンド、ピンハス・アンド・サンズ(Pinhas & Sons)が、同国を代表するシンガーソングライター、アロン・エデル(Alon Eder)と共演したライヴ音源とヴィデオをリリースした。これは2022年7月に行われた共演ライヴの模様を収録したもので、今回はアロン・エデルの代表曲3曲が公開されている。確かな音楽的素養と類稀なポップセンスを持つこの2組の共演は、ハイブリッドな現行イスラエル音楽シーンでも新たなマイルストーンとなるだろう。

  • 2022-09-10
  • 2022-09-10

世界一凶悪なピアノトリオ!? イスラエルの鬼才ロン・ミニス新作は怒涛の轟音プログレ・ジャズ

“青髭のティグラン・ハマシアン”ことイスラエルのピアニスト/マルチ奏者/作曲家ロン・ミニス(Ron Minis)が前作から3年ぶりとなる待望の新譜『Smart Phones Stupid People』をリリースした。今作はドラムスにヨゲフ・ガバイ(Yogev Gabay)、ベースにダニエル・ハーレフ(Daniel Harlev)という俊英を迎え、見かけ上の編成こそシンプルなピアノトリオだが、複雑な変拍子やポリリズムを駆使したロン・ミニスらしいプログレッシヴな音の洪水を浴びせかける。

  • 2022-09-04
  • 2022-09-04

イスラエルの古典音楽にフォーカスしたジャズ・フュージョン。MOAVのデビュー作

『Moav』は古いヘブライの歌をカヴァーし現代的なアレンジと演奏で聴かせるイスラエルの4人組バンド、MOAVのデビューシングル。3曲のみの収録だが、イスラエルの伝統に寄ったテクニカルなジャズ/フュージョンのサウンドが非常に魅力的だ。バンドのリーダーはリモン音楽学校やテルマ・イエリン芸術学校などで講師を務めるエリ・ベナコット(Eli Benacot)。

  • 2022-08-31
  • 2022-08-28

イスラエルのインディジャズ・シーンで輝く4人組、Drimiaのデビュー作

イスラエルのバンド、ドリミア(Drimia)の2021年作『Drimia』。リーダーで全曲の作曲も手がけ、鍵盤楽器全般を担うラーナン・アミール(Raanan Amir)、フルートの紅一点マルカ・ピアメンタ(Malca Piamenta)、ベースのヨナタン・ハラリ(Yonatan Harari)、そしてドラムスのアヴリ・フレッシャー(Avri Flesher)から成る4人組インストバンドの非常にレベルの高いデビュー作だ。