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アルゼンチン

  • 2024-02-27
  • 2024-02-22

ベボ・フェラ、金子飛鳥、カルロス・ブスキーニ。地上のどこでもない幻想的フォーク・ジャズ

この地球上のどこかにありそうでなさそうな魅力的なフォーク・ジャズ。イタリア、日本、そしてアルゼンチンという互いに大きく距離の離れた場所から集ったマエストロたちが繰り広げるあまりに美しい音楽だ。イタリアのギター奏者ベボ・フェラ(Bebo Ferra)、日本のヴァイオリニスト金子飛鳥(Aska Kaneko)、アルゼンチンのベース奏者カルロス・エル・テロ・ブスキーニ(Carlos "El Tero" Buschini)のトリオ作『Tres Continentes』(三大陸)。

  • 2023-12-19
  • 2023-12-19

南米アルゼンチン発のハイセンスなネオソウル・バンド、NAFTA 絶品2ndアルバム『NAFTA II』

アルゼンチン・ブエノスアイレスを拠点とするネオソウル・バンド、NAFTAの2ndアルバム『NAFTA II』が良い。ファンクを基調とした重いグルーヴに男女ヴォーカル、ジャジーな鍵盤や木管、サウンドを随所で彩る見事なアレンジのストリングス。スペイン語で歌われることを除けば所謂“南米らしさ”はほとんどないが、世界を見渡してもこれほど良質なソウル系のバンドはなかなかいない。

  • 2023-12-12
  • 2023-12-12

“詩人のシャーマン”アルゼンチン前衛SSWソエマ・モンテネグロ、現代社会とジャングルが交錯する新譜『CIRCULO RADIANTE』

アルゼンチンの気鋭作曲家/歌手ソエマ・モンテネグロ(Soema Montenegro)は、4年ぶりのスタジオ・アルバムとなる新作『CIRCULO RADIANTE』で、“詩人のシャーマン”と形容される独特の感性を驚くべき完成度の高さで披露する。南米のジャングルなどの自然から得たインスピレーションと、人間が持つ叡智と技術の結晶が融合した個性的な音楽に魅了される素晴らしいアルバムだ。

  • 2023-11-05
  • 2023-11-20

歌手ソフィア・レイとベース奏者ホルヘ・ローダー。魂の共鳴が描き出す豊かな音の風景

アルゼンチン出身の歌手ソフィア・レイ(Sofia Rei)と、ペルー出身のベース奏者ホルへ・ローダー(Jorge Roeder)。20年におよぶ音楽的パートナーシップを築いてきた二人の、初のデュオ作『Coplas Escondidas』がリリースされた。コントラバス1本と歌というシンプルな編成で、南米音楽への愛情溢れるたおやかな音楽を創り上げている。

  • 2023-10-16
  • 2023-10-16

南米先住民の誇りと伝統を歌う。ボリビアの伝説的歌手ルスミラ・カルピオ新譜『Inti Watana』

ケチュア族の伝統を伝えるために国際的な活動を続けてきたボリビアの歌手/作曲家、ルスミラ・カルピオ(Luzmila Carpio)の2023年9月リリースの新譜『Inti Watana (El Retorno del Sol)』。タイトルのインティ・ワタナとはインカ帝国の公用語であったケチュア語で「太陽をつなぎとめる場所」という意味で、マチュピチュ遺跡の最も高い場所に置かれている花崗岩の彫刻で広く知られている。

  • 2023-10-15
  • 2023-10-14

アルゼンチンの極上カルテット、Flores de la Noche 新作『Verde Candil』

アルフォンソ・ベケス&シルビア・サルモネ名義での前作『Flores de la Noche』が絶賛された、アルゼンチン音楽の粋の結晶のようなカルテット、フローレス・デ・ラ・ノーチェ(Flores de la Noche)による新作EP『Verde Candil』。打楽器奏者/作曲家/歌手シルビア・サロモネ(Silvia Salomone)、ギタリスト/歌手アルフォンソ・ベケス(Alfonso Bekes)、同じくギタリスト/歌手のルイス・メディナ(Luis Medina)、そしてチェロ奏者/歌手パトリシア・エイン(Patricia Hein)の4人が奏で、歌う極上の南米音楽だ。

  • 2023-09-16
  • 2023-09-16

洗練されたサウンドの中に潜む少年の心。アルゼンチンの若きSSWアンドレス・ムラトーレの傑作新譜

デビューとなった前作『Del Suspiro de los Peces』が高く評価されたアルゼンチン・コルドバ州出身のシンガーソングライター、アンドレス・ムラトーレ(Andrés Muratore)が2ndアルバム『Choza』のA面『Choza-Dentro』をリリースした。今作には幼少期のトラスラシエラ渓谷に流れる川での冒険の日々や、自然の恵み、人間の感情をテーマとした7つの楽曲群が収録されている。

  • 2023-08-25
  • 2023-08-25

ブエノスアイレスの新星ギタリスト、イヴォ・マッツェオ。ジャズへの深い愛情を湛えたデビュー作

アルゼンチン・ブエノスアイレスのギタリスト/作曲家イヴォ・マッツェオ(Ivo Mazzeo)のデビュー作『Dualidad』。アルゼンチンを代表するピアニスト、エルナン・ハシント(Hernán Jacinto)の新トリオをバックにストレートアヘッドなフォービートから南米らしく洗練された歌心を聴かせるものまで、優れたギタージャズを展開する好盤だ。

  • 2023-04-30
  • 2023-04-30

ラテンアメリカの空気が聴こえる。コロンビア人歌手率いるアルゼンチン音楽グループ、La Contienda

コロンビア出身女性ヴォーカリスト/作曲家カロル・バジェール(Karol Bayer)を中心とし、作詞作曲/ギターを担うセバスティアン・ロペス(Sebastián López)、ソロ作品なども人気の鍵盤奏者セバスティアン・マッキ(Sebastián Macchi)らアルゼンチン出身の器楽奏者たちとで構成されるグループ、ラ・コンティエンダ(La Contienda)による初の全曲オリジナルの2ndアルバム。

  • 2023-03-05
  • 2023-03-05

声楽家リア・ナヴィリア・クンチッチのソロデビュー作!ルーツを探求するエレガントな南米音楽

クラシックのソプラノ歌手として活躍するリア・ナヴィリア・クンチッチ(Lia Naviliat Cuncic)は、彼女の初のソロ作『Como una Flor sin Raíces』で自身のルーツであるウルグアイ、チリといった南米の音楽を深く探求し、独自の魔術的かつ優雅な世界観を描いてみせた。

  • 2023-02-26
  • 2023-02-22

NYで活動するアルゼンチン出身ピアノ奏者エミリオ・テウバル、南米の豊かな伝統を宿したジャズ

スペイン生まれ、アルゼンチン育ちのピアニスト/作曲家エミリオ・テウバル(Emilio Teubal)の新作『Futuro』がリリースされた。ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動する彼だが、バンドリーダーとしては6枚目の作品となる今作も、南米らしい豊かな知性と感性を失わない素晴らしい作品に仕上がっている。

  • 2023-01-31
  • 2023-01-29

ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者/歌手ルシアーナ・エリゾンド、幅広い選曲と教会録音が美しい新譜

アルゼンチン出身のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者/シンガーのルシアーナ・エリゾンド(Lucíana Elizondo)がイタリアの教会で録音した『Cantos De Amor Y De Ausencia』。カンターレ・オール・ヴィオラ=“ヴィオラで歌う”というルネサンス時代の忘れられた伝統を蘇らせた現代最高峰のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者と評される彼女の音楽の魅力が凝縮された、美しい作品に仕上がっている。

  • 2023-01-04
  • 2023-01-04

アルゼンチンの3人組Dos Más Uno、極上のサウンドで描く“世界でもっとも美しい歌”

アルゼンチンのギタリスト二人とパーカッション奏者から成るトリオ、ドス・マス・ウノ(Dos Más Uno)の新作 『Las Canciones Más Lindas del Mundo』は、堂々と冠した“世界でもっとも美しい歌”とというアルバム名に恥じない作品だ。アルゼンチンをはじめとした中南米やカリブのスペイン語圏の名曲たちを2本のスパニッシュギターとパーカッション、そして3人の歌とハーモニーでカヴァー。オーガニックなサウンドが魅力的で、近年のアルゼンチン音楽、特にアカ・セカ・トリオが好きな方に全力でおすすめしたい。

  • 2022-12-31
  • 2022-12-30

アルゼンチン発!古楽器×南米音楽のアンサンブル La Chimera、至高の新譜『Iguazú』

ブエノスアイレス出身のテオルボ奏者エドゥアルド・エグエス(Eduardo Egüez)率いるアンサンブル、ラ・キメラ(La Chimera)が素晴らしい。古楽器を多く用いた編成からクラシックにカテゴライズされてはいるが、その音楽性はジャンルを超え、多くの音楽を愛する人々の心に刺さるだろう。