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ロック

  • 2022-11-26
  • 2022-11-26

ベルリンの次世代ジャズの担い手、ドラマー ノア・ファーブリンガーの超高品質デビュー作

ドイツ・ベルリンの現行ジャズシーンで活躍するドラマー、ノア・ファーブリンガー(Noah Fürbringer)が、ソロデビュー作 『Moonwalker』をリリースした。サイドマンとしてジャズやヒップホップ、エレクトロニック、ロックなど様々な分野で培ってきた経験を武器に、多彩なセンスで魅せる現代的なジャズ作品となっている。

  • 2022-10-16
  • 2022-10-16

社会を深く憂う現代のフラワーチャイルド。ノルデスチの人気SSWシコ・セザール新譜『Vestido de Amor』

ブラジルの北東部音楽を代表するシンガーソングライター(SSW)、シコ・セザール(Chico César)が新作『Vestido de Amor』をリリースした。2019年の『O Amor É um Ato Revolucionário』以来となる10枚目のアルバムで、今作も随所に北東部(ノルデスチ)音楽に由来するリズムと熱情に溢れ、文化を愛するアーティストらしい精神性に満ちたブラジリアン・ロックの傑作に仕上がっている。

  • 2022-10-12
  • 2022-10-11

イスラエル最高のドラマー Dan Mayo、完全ソロで魅せる人間のリズムへの欲求を刺激する傑作

スリーピースバンドのTATRANでも活躍するイスラエルを代表するドラマー、ダン・マヨ(Dan Mayo)の新作 『Greenhouse』は、ライヴ・エレクトロニクスも組み込んだ独自の“ドラムセット”から繰り出す驚異の一人グルーヴ・エンターテインメント・ショウだ。魔法のようなリズムの洪水に酔いしれる。

  • 2022-10-03
  • 2022-10-02

2022年を象徴する一枚。ウクライナ情勢への憂いと怒りに満ちたゴーゴル・ボルデロ新譜

ウクライナ難民として米国に渡ったユージーン・フッツ(Eugene Hütz)が率いる“ジプシーパンク・バンド”のゴーゴル・ボルデロ(Gogol Bordello)が5年ぶりの新譜『SOLIDARITINE』をリリース。バンド史上もっとも強い“怒り”をもって、この絶望的な世界に抗い続ける姿勢を見せている。状況がそうさせているのか、今作はかなり切迫感があり……強烈だ。

  • 2022-06-19
  • 2022-06-19

イスラエル発、今一番クレイジーなバンド。ウジ・ナボンの新譜は『生涯』

イスラエルの特異すぎるバンド、ウジ・ナボン・レガシー(The Uzi Navon Legacy)の新譜『לכל החיים (The Experiences)』が登場した。アルバムタイトルはヘブライ語で“生涯”の意味。もう本当に、変な方向へのこだわりの具合では現在活動中のバンドでは世界随一ではないだろうか。

  • 2022-05-02
  • 2022-05-01

ドイツの技巧派女性ドラマー、アニカ・ニルス 疾走するジャズフュージョン

ドイツの技巧派女性ドラマー/作曲家アニカ・ニルス(Anika Nilles)の新譜 『Opuntia』がリリースされた。全曲がアニカ・ニルスのオリジナルのインスト曲で、メトリック・モジュレーションや変拍子を駆使したテクニカルなフュージョン・サウンドと、特にドラムスの演奏においては手数が多く重たいビートを楽しめる好盤だ。

  • 2022-03-24
  • 2022-03-24

キャッチーなイスラエル・ポップの良作、SSWロイ・ラベス新譜

イスラエルのシンガーソングライター、ロイ・ラベス(Roie Labes)の最新作『סיפורים על שקיעות וזריחות』がリリースされた。タイトルの意味は“日没と日の出の物語”。伸びやかなヴォーカルと、耳馴染みが良くエモーショナルなコード進行とメロディを持ったキャッチーな楽曲群が楽しめるアルバムだ。

  • 2022-03-22
  • 2022-05-22

イスラエル新鋭ギタリスト、オリ・アザニによる魅惑の中東ジャズロック作品『Sha’atnez』

イスラエルのギタリスト、オリ・アザニ(Ori Azani)が自身のバンド“the Hijazz Messengers”を率いて録音したデビュー作『Sha'atnez』が素晴らしい。中東音楽や父親が持っていたソウルやR&B、ロックのレコードを聴きながら育ったという。このデビュー作ではそれらの音楽的な特徴が自然に融合し、独特の世界観に昇華されている。

  • 2022-03-10
  • 2022-03-08

アーティストとしての表現の極みに辿り着いた、エリック・クラズノーの最新作

4作目となるらしいソロ作『Always』で、エリック・クラズノー(Eric Krasno)というギタリストの音楽をものすごく久しぶりに聴いた。おそらく、当時大好きで来日公演まで観に行ったソウライヴ(Soulive)やレタス(Lettuce)以来ではないかと思うが、私は今作で初めて彼の歌声を聴いた。

  • 2022-01-03
  • 2022-01-03

多数の旬な音楽家が参加したスコット・キンゼイ&メル・サルのデュオ作『Adjustments』

ジョー・ザヴィヌルの最後の愛弟子として知られる鍵盤奏者スコット・キンゼイ(Scott Kinsey)と、シンガーソングライターのメル・サル(Mer Sal)の双頭名義によるアルバム『Adjustments』は、これまでインストゥルメンタル作品を中心に発表してきたキンゼイにしては異色の作品だ。

  • 2021-11-24
  • 2021-11-24

フレンチボッサ人気デュオTom&Joyceのトム、最新ソロ作は意外すぎるジミヘン曲集

フレンチボッサの人気デュオTom&Joyceの片割れ、トーマス・ネイム(Thomas Naïm)のソロ新作は、なんとエレキギターの神様ジミ・ヘンドリックス曲集。ガットギターではなくエレクトリックギターでジミヘンをカヴァーする彼の音楽は、前述のデュオのおしゃれなサウンドをイメージして聴くと随分意外に感じられる。

  • 2021-11-10
  • 2021-11-10

イスラエルの若き3ピースバンドRascoは60年代サーフロックを愛してやまない

VOX社の名機Phantomギターを構えたギター/ヴォーカルのエデン、スポンジミュートをかましたベースにコーラスも担当するガヤ・ワイスマン、そして黒一点ドラムスのイタイ・ハムディから成るイスラエルはエルサレム出身のスリーピースバンド、ラスコ(Rasco)。2021年の始めにリリースされたデビュー作『Rasco』は純然たる60年代サーフロックサウンドで、往年のロックへの溢れるほどの愛がとても新鮮な作品だ。