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2020

  • 2020-02-22
  • 2020-02-23

ギター・レジェンド、パット・メセニー魂の叫び。6年ぶり新作『From This Place』

盟友ライル・メイズの訃報が伝えられたのはほんの数日前だった。世界中がこの享年66の名キーボード奏者の死を悼む中で、パット・メセニーの実に6年ぶりの新作『From This Place』がリリースされた。多くのジャズファン/ギターファンが待ちわびたレジェンドの新作ということは勿論、ライル・メイズの突然の悲報も相まって早くも今年最も注目されたジャズアルバムになることは間違いなさそうだ。

  • 2020-02-19
  • 2020-02-19

ささやき系女性Vo.も印象的なフレンチ・アヴァンギャルド・ジャズ

フランスのジャズピアニスト、ゴーティエ・トゥーを中心とするピアノトリオに、スイスのヴォーカリスト、リー・マリア・フライスが加わり新たに始動したプロジェクト、『For a Word』は、これまでも良作を発表していながらいまいち注目されることのなかったこの新鋭ピアニストの存在感を充分に示す、素晴らしいクオリティの作品だ。

  • 2020-02-18
  • 2020-02-22

イスラエル・ビートシーンの中心人物、Rejoicerが創る夢見心地の音響空間

イスラエルのビートミュージックシーンの中心人物であり、イスラエルジャズ界隈にも影響を及ぼすビートメイカー/作曲家/マルチ奏者ユヴィ・ハヴキンのソロプロジェクト、リジョイサー(Rejoicer)が待望の2ndアルバム『Spiritual Sleaze』をLAのレーベルStones Throwからリリースした。

  • 2020-02-15
  • 2020-02-15

テーム・インパラ5年ぶり新譜『The Slow Rush』/時間の流れつく先は、いつも残酷。

オーストラリアのサイケロック・バンド、テーム・インパラ(Tame Impara)の5年ぶり新作『The Slow Rush』がリリースされた。(1)「One More Year」から(12)「One More Hour」までの全12曲は、コロンビアのノーベル文学賞作家ガルシア・マルケスの名作小説『百年の孤独』にインスパイアされた、“時間の流れ”をテーマとして明確に提示したコンセプチュアルなアルバムとなっている。

  • 2020-02-08
  • 2020-02-08

現代インド音楽を代表するシタール奏者アヌーシュカ・シャンカール、新作EP『Love Letters』をリリース

インド古典音楽の伝統のみに囚われず、世界中の様々なジャンルの音楽家と共演してきた人気シタール奏者、アヌーシュカ・シャンカール(Anoushka Shankar)がロンドンのポストクラシカルレーベル、Mercury KXからの初の作品『Love Letters』をリリースした。

  • 2020-02-01
  • 2020-02-01

“文豪の玄孫”の二つ名はもう不要!? ヴィクトリア・トルストイ新譜『Stations』

スウェーデンを代表する人気ジャズシンガー、ヴィクトリア・トルストイ(Viktoria Tolstoy)の3年振り新譜『Stations』は、ボブ・ディランの(5)「Million Miles」、イダ・サンドの(1)「I Should Run」や(3)「The Mind Is Free」、ナット・アダレイの(7)「Old Country」、ナット・サイモン(10)「Poinciana」など選曲も親しみやすい、驚きはないが上質なジャズ・ヴォーカル作品だ。

  • 2020-01-26
  • 2020-01-26

エレガントなピアノと歌声が魅力的!東欧伝統音楽にも深く根ざした才媛による現代JAZZ

フランスの女性ジャズピアニスト/歌手/作曲家のマシャ・ガリビアン。クラシック出身らしい粒が立ち輪郭のはっきりしたピアノ、エレクトリックピアノやシンセサイザーも駆使した表現力、アルメニア音楽独特のフレージング、少し陰を帯びた美しい声。エレガントな佇まいも含め、とても魅力的な音楽家だ。

  • 2020-01-23
  • 2020-02-16

エレピやヴォーカルで新境地を切り開くグレゴリー・プリヴァ注目の新譜『Soley』

仏領マルティニーク出身のピアニスト、グレゴリー・プリヴァ(Grégory Privat)の2020年『Soley』。デビュー作が1902年にマルティニーク島で起こった大噴火で当時の県庁所在地サン・ピエールを壊滅させ、市内で生き残ったわずか3人のうちの一人、囚人オーギュスト・シパリの物語を描いた『Tales of Cyparis』という壮大な作品だった彼らしい、コンセプチュアルな作品だ。