• 2022-01-18
  • 2022-01-18

JAZZの枠を軽々と飛び越えた若き天才Jacob Collierが見せた音楽の世界旅行。2019年作『Djesse vol.2』

若くして、その才を世界に見せつけた天才。それが「神童」の定義だとするのならば、ここにもう一人の「神童」をご紹介したい。英国出身のマルチアーティスト、ジェイコブ・コリアー(Jacob Collier)。奇しくも大谷・羽生と同じ27才もまた、世界に大きく羽ばたこうとしている。ここではコリアーの作品の中でも最もワールドミュージックの色濃い2019年作『Djesse Vol.2』(ジェシーVol.2)をご紹介したい。

  • 2022-01-17
  • 2022-01-17

台湾発新星ヴィブラフォン奏者チェンチェン・ルー、類稀な才能を発揮したデビュー作

台湾出身のヴィブラフォン奏者、チェンチェン・ルー(Chien Chien Lu)。2020年に発表された彼女のデビュー作『The Path』は、“中華圏のグラミー賞”こと「金曲奨 」や、台湾インディーズ音楽賞「金音創作獎」にノミネート&受賞を果たした傑作と呼ぶに相応しい作品だ。

  • 2022-01-16
  • 2022-01-16

グローバル化の過渡期を象徴する金字塔的作品:文化的流浪の民・シュバ・サラン『Inglish』

NYを拠点に活動するインド人ギタリスト/作曲家、シュバ・サラン(Shubh Saran)の2枚目のフルアルバム『Inglish』(2021年)は、急速にグローバル化する社会の潮流とその中で起こる摩擦や対立、受容や融合といった複雑な糸玉同士のもつれを可視化したような驚異的な作品だ。

  • 2022-01-14
  • 2022-01-14

アンドレ・マルケス、斬新な解釈で魅せるショーロ作品集

アンドレ・マルケス(André Marques)は、今ブラジルでもっとも勢いのあるピアニストだろう。2021年5月にフォホーをテーマにしたソロ作品『Forró de Piano』をリリースしたばかりだが、今度はショーロにフォーカスしたピアノトリオのアルバム『Choro Universal』(2017年)がサブスク解禁され、2021年12月にリリースされた。

  • 2022-01-10
  • 2022-01-10

エロン・テルグマン&アヴィ・アドリアン。イスラエル巨匠ジャズマンによるカルテット作

ギタリストのエロン・テルグマン(Elon Turgeman)と、ピアニストのアヴィ・アドリアン(Avi Adrian)。まだ“イスラエルジャズ”が国際的に広く注目を浴びる前からイスラエル国内で長く活躍するジャズの第一人者である二人が、ヨライ・オーロン(b)とオフリ・ネヘミヤ(ds)を迎えたカルテット好盤『Twins』。

  • 2022-01-09
  • 2022-01-09

ゲンブリ奏者が放つエレクトロジャズ×グナワ。ルーツの探求と進化の追求を選んだシャイ・ハザンの音楽

イスラエル・テルアビブを拠点に活動するベーシスト/ゲンブリ奏者シャイ・ハザン(Shay Hazan)がアコースティックなジャズ・クインテット作『Nuff Headlines』に続きリリースした『Reclusive Rituals』は、感度抜群のエレクトロジャズ×グナワミュージックだ。

  • 2022-01-08
  • 2022-01-08

巨匠セルジオ・ヒカルドの芸術精神を受け継ぐ二人の子供、それぞれのソロデビュー

新型コロナ禍で亡くなったセルジオ・ヒカルド。偉大なピアニスト/SSWであり、映画監督や俳優としても活躍した彼の功績は計り知れないが、没後1周年が経過した2021年、彼の娘であるマリーナ・ルトフィと、息子であるジョアン・グルジェルがそれぞれ父親の文化的遺産を受け継いだ素晴らしい音楽作品を完成させた。

  • 2022-01-06
  • 2022-01-06

WDR Big Bandでも活躍するピアニスト、ビリー・テストのデビュー作

ビリー・テスト(Billy Test)というピアニストの名前は、まだほとんど知られていないかもしれない。米国ペンシルベニア州出身で、演奏家/作編曲家と音楽教育者、そしてドイツの名門ビッグバンド、WDR Big Bandのピアニストとしても活動している。

  • 2022-01-03
  • 2022-01-03

多数の旬な音楽家が参加したスコット・キンゼイ&メル・サルのデュオ作『Adjustments』

ジョー・ザヴィヌルの最後の愛弟子として知られる鍵盤奏者スコット・キンゼイ(Scott Kinsey)と、シンガーソングライターのメル・サル(Mer Sal)の双頭名義によるアルバム『Adjustments』は、これまでインストゥルメンタル作品を中心に発表してきたキンゼイにしては異色の作品だ。

  • 2021-12-29
  • 2021-12-29

アンビエント・ジャズの鬼才デヴィッド・ビニー、現代JAZZのキーマンを迎えた新譜

米国のサックス奏者/作曲家デヴィッド・ビニー(David Binney)の2021年作『Aerial 2』は、ゲストにマーク・ジュリアナやアントニオ・ロウレイロといった現代ジャズを代表するミュージシャンたちを迎え、シンセを多用した繊細で広がりのある恍惚のサウンドが展開される。