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MPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)

  • 2022-12-04
  • 2022-12-04

アンドレ・メマーリが贈る、現代ブラジル最高の“声とギター”デュオ。ルシアーナ&エディのデビュー作

6年間にわたり声とギターのデュオとして活動してきたルシアーナ・ヴィアーナ(Luciana Viana)とエディ・アンドラージ(Eddy Andrade)のデュオが、ブラジル随一の音楽家であるアンドレ・メマーリ(André Mehmari)の総指揮のもと、テコ・カルドーゾ(Teco Cardoso)やカロル・パネッシ(Carol Panesi)といった演者の協力も得て最高のデビューを飾った。

  • 2022-11-13
  • 2022-11-13

群を抜く表現力に魅了される、ブラジルの“声とピアノ”。MPB名曲が新たな輝きを放つ名盤

ブラジル出身のピアニスト、エンヒキ・アイゼンマン(Henrique Eisenmann)と、ブラジル系米国人の歌手リヴィア・ネストロフスキ(Lívia Nestrovski)のデュオによる2022年新作『Nação』は、ブラジル音楽をこよなく愛する二人が祖国を代表する音楽家たちの名曲を中心に表現力豊かに演奏した名作だ。

  • 2022-10-29
  • 2022-10-28

ハファエル・ドゥトラ、ミナス発ブラジリアン・ロックの“今”を端的に示す待望の新作『Agora』

2014年のデビュー作『Oásis de Vidro』が高く評価されたブラジル・ミナスジェライスのSSWハファエル・ドゥトラ(Rafael Dutra)が待望の新作『Agora』をリリースした。今作もハファエル・マルチニ、ユリ・ヴェラスコ、ガブリエル・ブルース、ペドロ・ドゥランエスといった現代ミナス音楽のキーマンたちを迎え、衝撃をもって受け入れられた前作にも負けず劣らずのミナス発の特徴的なロックを聴かせてくれる注目作となっている。

  • 2022-10-27
  • 2022-10-26

トゥリッパ・ルイス、アナログテープで再現するブラジリアン・サイケポップ要注目作

米英のロックやファンク、ポップスと、ブラジルの伝統的な音楽文化を巧みに融合させたその豊かな音楽性をして“Pop Florestal(森のポップ)”を体現するブラジル・サンパウロのSSW、トゥリッパ・ルイス(Tulipa Ruiz)の2022年新譜『Habilidades Extraordinárias』。トロピカリアのサイケロックやノルデスチ音楽、ファンキ・カリオカなど多様なブラジルの音楽を飲み込んだ好盤だ。

  • 2022-10-16
  • 2022-10-16

社会を深く憂う現代のフラワーチャイルド。ノルデスチの人気SSWシコ・セザール新譜『Vestido de Amor』

ブラジルの北東部音楽を代表するシンガーソングライター(SSW)、シコ・セザール(Chico César)が新作『Vestido de Amor』をリリースした。2019年の『O Amor É um Ato Revolucionário』以来となる10枚目のアルバムで、今作も随所に北東部(ノルデスチ)音楽に由来するリズムと熱情に溢れ、文化を愛するアーティストらしい精神性に満ちたブラジリアン・ロックの傑作に仕上がっている。

  • 2022-09-25
  • 2022-09-25

奇跡的な美しさ!ピアノと声のデュオ、ブラジル・パラー州の知られざる詩人/作曲家の作品集を歌う

ブラジル・パラー州の重要な詩人/作曲家のジョルジ・アンドラージ(Jorge Andrade)の珠玉の楽曲群を、歌手のアンドレア・ピニェイロ(Andréa Pinheiro)とピアニストのジャシント・カワジ(Jacinto Kahwage)がカヴァーしたアルバム『Voz Passional: Jorge Andrade』が素晴らしい。

  • 2022-09-03
  • 2022-09-03

ダンテ・オゼッチ&ルイス・タチーチ、凛とした気品漂う長年のパートナーシップの集大成的新譜

ギタリスト/作編曲家のダンテ・オゼッチ(Dante Ozzetti)と、音楽家/作家でありサンパウロ大学(USP)の言語学の教授でもあるルイス・タチーチ(Luiz Tatit)による共作アルバム『Abre a Cortina』(2021年)は、知的で洗練された上質なブラジル音楽の見本とでも言うべき美しさに満ちた傑作だ。

  • 2022-08-29
  • 2022-09-06

芸術への飽くなき探求を続けるゼー・ミゲル・ウィズニキ、詩情溢れる美しい傑作『Vão』

ブラジルの音楽家、ゼー・ミゲル・ウィズニキ(Zé Miguel Wisnik)の新作『Vão』。盟友ナ・オゼッチ(Ná Ozzetti)が控えめながら実に効果的なデュオを重ねる(1)「O Jequitibá」から、まさに老練と呼ぶべき、人生や社会の悲喜交交が入り混じった絶妙なマーブル模様のような色合いの音楽を連ねていく。

  • 2022-08-15

個性的なブラジリアン・ネオソウルで輝くSSWシェニア・フランサ、極上のサウンドで聴かせる2nd

ブラジル・バイーア生まれのシンガーソングライター、シェニア・フランサ(Xenia França)が2ndアルバム『Em Nome da Estrela』をリリースした。前作『Xenia』(2017年)はここ日本でもアフロ・ブラジル系ネオソウルの傑作として高く評価されたが、今作も伝統的なブラジルの多彩なリズムに現代的なサウンド、ソフトな歌声が相まって極上のヴォーカル・アルバムに仕上がっている。

  • 2022-08-13
  • 2022-08-13

MPBを代表するSSWジョイス、新譜『ブラジルの歌』で表現する正真正銘のボッサ・ノーヴァ

ブラジルを代表するSSW、ジョイス・モレーノ(Joyce Moreno)が2022年新作『Brasileiras Canções』をリリースした。1948年生まれ、74歳。その年齢を微塵も感じさせない若々しい音楽は、彼女こそが今でも“ボッサ・ノーヴァ = 新しい潮流”そのものだと断言できる素晴らしい内容。聴き心地はどこまでも軽やかで爽やかだが、やっていることはとんでもなく複雑だ。

  • 2022-08-07
  • 2022-08-07

ブラジルと米国に橋を渡すシンガー、アレクシア・ボンテンポによる“甘美なカルナヴァル”

ブラジルと米国を股にかけるシンガー、アレクシア・ボンテンポ(Alexia Bomtempo)の新譜『Doce Carnaval』は、彼女らしくサンバやボサノヴァといった良質なブラジル音楽を軸に、適度なポップ感覚と国際的な発信力でバランスをとった良作に仕上がっている。タイトルの“甘美なカルナヴァル”が示すように、全編を通じてどこか気怠さが漂う最高に心地良いアルバムだ。

  • 2022-08-03
  • 2022-08-01

カンドンブレの神々への畏敬を表現するSSW/芸術家イアラ・ヘンノ、13年越しの創作の結実

アフロ・ブラジリアン文化を全身全霊で表現するブラジルのSSW、イアラ・ヘンノ(Iara Renno)の2022年新譜『Oríkì』がリリースされた。今作もトライバルかつスピリチュアルな力強さと、ブラジルの豊かな音楽的土壌やジャズの理論に基づく洗練されたハーモニー、そして最先端のサウンド・エンジニアリングが同居する素晴らしい作品に仕上がっている。