- 2026-08-22
- 2026-08-29
ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』を読み解くためのビジュアル・ガイド
ガブリエル・ガルシア=マルケス著『百年の孤独』の複雑な家系図を読み解くための、ビジュアル年表を作成しました。この記事では、『百年の孤独』とはそもそもどういう作品なのかや、今回公開したページの制作背景についてお伝えできればと思います。
映画
ガブリエル・ガルシア=マルケス著『百年の孤独』の複雑な家系図を読み解くための、ビジュアル年表を作成しました。この記事では、『百年の孤独』とはそもそもどういう作品なのかや、今回公開したページの制作背景についてお伝えできればと思います。
映画『ニホンジン』を観たあとで、原作小説『ニホンジン』を読むと、かなり印象が変わる。ヒデオ、ノボル、ハルオといった人物は共通しているが、人物関係や出来事には大きな違いがある。映画では整理された家族関係が、原作ではもっと複雑で、そこには映画でほとんど描かれなかった人物たちの人生もある。セリア・カトゥンダ監督によるアニメーション映画『ニホンジン』は、原作をそのまま映像化した作品ではない。映画を観たからこそ気づける、原作との違い。ここでは、その違いを中心に『ニホンジン』を紹介してみたい。
ミルトン・ナシメントの音楽には、何度も列車が現れる。 それは単なる乗り物ではない。ミナスジェライスの山あいを走る鉄道であり、故郷と外の世界を結ぶ線であり、誰かを連れてくる音であり、誰かを連れ去る音でもある。駅のベンチ、遠い汽笛、煙を吐く機関車、空っぽになった広場、見送る人、帰ってくる人。ミルトンの歌において「trem」は、いつも風景以上のものを運んでいる。 ・鉄道は、出会いと別れの場所である。 ・鉄道は、郷愁の器である。 ・鉄道は、失われた共同体の記憶である。 ・そしてときに、人生そのものの比喩になる。
ミルトン・ナシメント、そしてクルービ・ダ・エスキーナ周辺の音楽の魅力は、5/4や9/4といった複雑な拍子を、技巧の誇示としてではなく、ひとつの自然な呼吸として聴かせてしまうところにもあります。 変拍子というと、どこか難解で、数えながら聴く音楽のように思われがちです。けれどミルトンの音楽では、拍子の複雑さが前に出ることはほとんどありません。ミナスの山並み、言葉の抑揚、記憶の揺れ、歩く速度、歌う人の息づかい。そうしたものがそのまま旋律になった結果、音楽が四角い小節の枠から少しだけはみ出していく。そこに、彼のリズムの不思議があります。
クラウジーニョ&ブシェッシャ(Claudinho & Buchecha)のファンキ・カリオカは、Funk Melody(ファンキ・メロディ)、またはFunk Melodia(ファンキ・メロヂア)と呼ばれた。一言で言えば、過激さを抑え、ロマンチックな歌詞と歌えるメロディを重視した、ポップなファンキだった。ファンキは、当初、社会への怒りや過激な性を歌うものが多く、中産階級やメディアからは「危険な音楽」として敬遠されていた。 しかし、DJマルボロらがプロデュースを行い、より親しみやすい「ファンク・メロディ」が登場すると状況が一変した。クラウジーニョ&ブシェッシャはその変化の中心にいた。ファンキ・カリオカのビートに乗って「愛」を歌うことで、ファンクは危険なものから「ブラジル全土のポップミュージック」へと進化した。これにより、ファンクはラジオやテレビで放送される市民権を得た。そんな歴史的背景を踏まえながら、クラウジーニョ&ブシェッシャの全ディスコグラフィー(オリジナルアルバム5作とライヴアルバム1作)と代表曲を紹介したい。
「ブラジル映画祭+ 」で上映される『2月のために~マリア・ベターニアとマンゲイラ〜』。本作は「単なる歌手の伝記ではなく、ブラジルの文化的・精神的な深層を探る旅となる」であるが、マリア・ベターニアがブラジルにおいて如何に評価されてきた歌手かという点は、大きく省略されている。しかしながら、日本での上映となるとマリア・ベターニアのことをあまり知らない方にも観て欲しいし、映画への理解を深めて欲しい。本稿では、彼女のキャリアそのものを紹介する。
⚫︎圷 滋夫(あくつしげお/ライター) 本作は2019年にブラジルで公開されたが日本では未公開だった作品で、事実を基にした物語だ。主役を演じるのはブラジルが誇るベテラン実力派女優マルセリア・カルターショで(主演作の『A Hora da Estrela/星の時』が、1986年のベルリン国際映画祭でブラジル人として初めて銀熊賞=最優秀女優賞を受賞している)、撮影当時はまだ50代ながら(1963年生まれ)まだまだ溌剌とした姿と、逆に老境の切なさと残酷さを見事に表現しており、その円熟の演技を堪能出来る。そして本作は、世界の様々な映画祭で作品賞や脚本賞、主演女優賞、観客賞など、多数の部門で受賞している。
『2月のために 〜マリア・ベターニアとマンゲイラ〜』は、カーニヴァル、サント・アマーロ、マリア・ベターニア、マンゲイラを結びつける中で、「ブラジルをブラジルたらしめているもの」を明らかにしていくドキュメンタリーで、マリア・ベターニアについてドキュメンタリーだが、「ブラジル」についてのドキュメンタリーでもある。特に、ブラジル北東部(ノルデスチ)に根ざしたブラジル的アイデンティティの寛容さと美しさに光を当てている。
▶︎2026年1月9日(金)- 15日(木)に、ヒューマントラストシネマ渋谷を会場に開催される「ブラジル映画祭+」で、「ファンキ・カリオカ(Funk carioca)の伝説のデュオ「クラウジーニョ&ブシェッシャ(Claudinho & Buchecha)」の軌跡を描いた伝記映画が上映される。タイトルは『僕らの夢〜ファンキ・カリオカ〜』。▶︎「ブラジル映画祭+」のプレイベントで、同作の試写が行われ、クラウドファンディングのリターンに 【ブラジル映画祭+ プレイベント参加権『僕らの夢〜ファンキカリオカ〜』プレビュー付き】 というリターンが追加された。限定10席。
Netflixで、今年11月14日に世界一斉配信されたブラジル発の「クリミナルコード:犯罪のDNA」が、世界的に話題で、多くの国で視聴1位を獲得しています。ブラジル発のドラマとして、久々の世界的ヒット作となっている「クリミナルコード:犯罪のDNA」の基本情報をご紹介します。