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バスーン(ファゴット)

  • 2025-04-16
  • 2025-04-17

驚異のエレクトリック・バスーン×プログレジャズ! ポール・ハンソン&レイズ・ザ・メイズ

バスーン(ファゴット)をジャズやロックの領域に持ち込み、ソロ楽器として革新的な役割を果たすことに成功した米国サンフランシスコのバスーン奏者/作曲家のポール・ハンソン(Paul Hanson)の2024年作『CALLIOPE』は驚きに満ちたアルバムだ。プログレッシヴ・ロックの男女デュオであるレイズ・ザ・メイズ(Raze The Maze)とのコラボレーションを軸に、ルスラン・シロタやビリー・コブハムといった大物も参加。エレクトリック・バスーンを手に新たな時代を切り拓いてきた彼の集大成的な傑作となっている。

  • 2025-04-02
  • 2025-04-15

ピアノとファゴットで想い巡らす200年の冬の旅路。クリスチャン・ランダルが贈るシューベルト再解釈

エストニア出身のジャズピアニスト、クリスチャン・ランダル(Kristjan Randalu)と、同じくエストニアのファゴット(バスーン)の名手マーティン・クウスクマン(Martin Kuuskmann)によるデュオ作品『Schubert Voyage』。今作はオーストリアの作曲家フランツ・シューベルト(Franz Schubert, 1797 - 1828)が晩年に作曲した『冬の旅』の再解釈で、シューマンの『詩人の恋』を再解釈したクリスチャン・ランダルの前作『Dichterliebe』に引き続き、彼のクラシック音楽への深い愛情に満ちた作品となっている。