- 2025-10-29
- 2025-10-25
現代NYに根差す硬派なイスラエル・ジャズの好盤。ギタリスト、ナダフ・レメズ新譜『Summit』
イスラエル出身、ニューヨークを拠点に活動するギタリスト/作曲家のナダフ・レメズ(Nadav Remez)のアルバム『Summit』は、イスラエルとアメリカの幅広い年代のメンバーからなるクインテットで硬派な”イスラエル・ジャズ”を聴かせてくれる好盤だ。
イスラエル出身、ニューヨークを拠点に活動するギタリスト/作曲家のナダフ・レメズ(Nadav Remez)のアルバム『Summit』は、イスラエルとアメリカの幅広い年代のメンバーからなるクインテットで硬派な”イスラエル・ジャズ”を聴かせてくれる好盤だ。
クラシック・ピアニストとしての経験から生み出された独自のアプローチで注目されるジャズ・ギタリスト、ヨアヴ・エシェド(Yoav Eshed)の新作『Guitar Hearts』がリリースされた。今作もカルテット編成を基本としており、NY出身のベース奏者ベンジャミン・ティベリオ(Benjamin Tiberio)と、韓国出身でNYで活躍するドラマーキム・ジョングク(Jongkuk Kim)を前作から引き続き起用。ここに新たにGTOトリオで知られるピアニストのガディ・レハヴィ(Gadi Lehavi)が加わり、全編で素晴らしい演奏が繰り広げられる。
現代ジャズ・ギターの第一人者の一人、ロテム・シヴァン(Rotem Sivan)の2025年の新作『Heart Thieves』がリリースされた。 コアトリオを組むのはニューヨークでも注目を集める二人の若手、ニュージーランド出身のベース奏者ハミッシュ・スミス(Hamish Smith)とNYブロンクス生まれのドラマー、ミゲル・ラッセル(Miguel Russell)。
イスラエル・プログレ〜ジャズ界隈の代表的ピアニスト/作曲家のエレズ・アヴィラム(Erez Aviram)がオクテットを率いてニューヨークで録音した新作 『ENSEMBLE』が素晴らしい。彼のピアノはもちろんのこと、管楽器も弦楽器もそれぞれが主役となる稀有なアンサンブルによって、エレズ・アヴィラムという鬼才の音楽の源泉であるジャズ、プログレ、中東音楽、各地のワールド・ミュージックの折衷的で驚きに満ちた音世界が豊かに広がる。
イスラエル出身のギタリスト、インバール・フリードマン(Inbar Fridman)の新譜『Mercy』。 バンドメンバーには鍵盤奏者のカティア・トゥーブール(Katia Toobool)、ベーシストのリオール・オゼリ(Lior Ozeri)、ドラマーのヨゲフ・ガバイ(Yogev Gabay)を迎えている。メロウなトーンのインバール・フリードマンのギターを中心に、とろけるようなエレピやフレットレス・ベースが絡む良質なエレクトリック・ジャズだ。
アルバムの1曲目、最初の1音からリスナーの心を強く掴む作品は、そうそう多くはない。そしてそうした作品は、ほとんどが「傑作」「名盤」と呼ばれる類のものだ。名門ACTレーベルよりリリースされたイラク系イスラエル人鍵盤奏者、シャロン・マンスール(Sharon Mansur)のトリオでのデビュー・アルバム『Trigger』はまさにそれに当てはまる作品だ。ピアノトリオの作品だが、プログレや中東音楽からの強い影響を感じさせるそのサウンドはとてつもなく鮮烈で、この女性ピアニストへの興味を掻き立てる。
アヴィシャイ・コーエン・トリオへの参加で知られ、イスラエルの現代ジャズ・シーンを拡張する第一人者である鍵盤奏者ニタイ・ハーシュコヴィッツ(Nitai Hershkovits)と、新進気鋭レーベル「Stones Throw」を主催するプロデューサー/マルチ奏者リジョイサー(Rejoicer)による新しいプロジェクト、シネマ・ロイヤル(Cinema Royal)が始動し、最初のアルバム『Cinema Royal』がリリースされた。
現代ジャズ、とりわけイスラエル・ジャズのキーマンと言えるドラマーのオフリ・ネヘミヤ(Ofri Nehemya)が新作『Time Traveler』をリリースした。バンドはカルテット編成で、ピアノにトメル・バール(Tomer Bar)、ギターにニツァン・バール(Nitzan Bar)、ベースにタル・マシアハ(Tal Mashiach)という、全員が既にリーダー作を何枚もリリースしており、まさに若手最強のメンバーを揃えたと言って過言ではないだろう。
イラク、モロッコ、ポーランドにルーツを持つイスラエルのピアニスト、ガイ・ミントゥス(Guy Mintus)がイスラエルの音楽に焦点をあてた『The Great Israeli Songbook』は、ソロピアノの新しい名盤だ。キャッチーだが心に残る美しいメロディーから、中東特有のマカームの旋律まで、イスラエルに伝わるバラエティ豊かな名曲を天才的なピアノで吟遊詩人のように現代に伝えている。
イスラエル出身、若干19歳でアヴィシャイ・コーエン・トリオに抜擢され世界的に知られるようになり、ECMでのリリースなどを経て現在はスペインを拠点に活動するピアニスト/作曲家のシャイ・マエストロ(Shai Maestro)が自身初のソロピアノ作『Solo: Miniatures & Tales』をリリースした。
イスラエル出身のギタリスト/作曲家、トメル・コーエン(Tomer Cohen)の2ndアルバム『Story of a Traveler』がリリースされた。深く哲学的・抒情的な感性でニューヨーク・ジャズ界で賞賛された前作から2年、今作ではメンバーを一新しピアノにイスラエル・ジャズの第一人者であるシャイ・マエストロ、そしてベースとドラムスにはベルギー出身の2人を迎え、ジャズ、中東音楽、フォーク・ミュージックなどの影響を感じさせる素晴らしい演奏を聴かせてくれる。
創造的でアグレッシヴな2013年結成のジャズ/プログレバンド、カダワ(Kadawa)のギタリストであり、優れた作曲家であるタル・ヤハロム(Tal Yahalom)が自身初のリーダー作『Mirror Image』をリリースした。バンドはクインテット編成だが、各メンバーの楽器の持ち替えや、曲ごとに多ジャンルに渡る音楽性によって非常に多様な音楽を楽しめる作品となっている。
イスラエル出身、フランスで活躍するピアニスト/作曲家のヤロン・ヘルマン(Yaron Herman) が、新譜『Radio Paradice』をリリースした。アスリートから転向し16歳からピアノと音楽を始め、ジャズの世界で唯一無二の活躍を続け、“創造力とは生まれ持った才能ではなく、学ぶことで誰もが得られるスキルである”という持論を広く世界に発信し多くの共感を得る彼の音楽には、今作でもポジティヴな未来志向の感覚が満ちている。
卓越した個性的な技術でダブルベース(コントラバス)のソロ演奏に革命をもたらしたイスラエル出身のベーシスト/作曲家アダム・ベン・エズラ(Adam Ben Ezra)が、新作『Heavy Drops』をリリースした。今作はキューバ出身の打楽器奏者ミシャエル・オリべラ(Michael Olivera)を伴奏者に迎え、圧巻の技巧とグルーヴを堪能できる作品となっている。