女子ベーシスト、Kinga Głyk が話題
SNSで新曲「Joy Joy」のミュージック・ヴィデオが話題になっているキンガ・グゥイク(Kinga Głyk)。Twitterで彼女の名前を検索してみると、虜になっている人が続出している様子が伺える。
私も気になって調べてみた。
…もう、彼女からは売れる要素しか感じない。
ベースのテクニックはジャコ・パストリアス級だし、若いし美人だし、「映え」の何たるかを天然で熟知したような立ち振舞いも魅力的だ。
キンガ・グゥイク(Kinga Głyk)は、1997年ポーランド生まれのベーシスト。ヴィブラフォン/ドラム奏者の父親Irek Głykの指導もあり、12歳の頃から家族バンドで演奏を始めている。18歳でファーストアルバム『Rejestracja』をリリースするなど、早くからその才能を開花させてきたようだ。
最強布陣の2017年作『Dream』も素晴らしい出来栄え
そんなキンガ・グゥイク(Kinga Głyk)が2017年にリリースしていたアルバム『Dream』を聴いているが、これがなかなか素晴らしい作品だった。
布陣はキンガのベースの他、グレゴリー・ハッチンソン(Gregory Hutchinson, ds)、ティム・ガーランド(Tim Garland, ts,ss,bcl)の米国のトップミュージシャンの他、当サイトでもお馴染みのイスラエルジャズの俊英ニタイ・ハーシュコヴィッツ(Nitai Hershkovits, p,key)が参加。
全9曲中7曲は彼女のオリジナル曲だが、しれっとエリック・クラプトンの「Tears in Heaven」とジャコ・パストリアスの「Teen Town」を混ぜ込んでいるのが実にあざとくて憎い。完全にロックおじさんやジャズおじさんを殺しにきている。
新作『Feelings』は11月1日配信開始!
冒頭の「Joy Joy」が収録された最新アルバム『Feelings』は、2019年11月1日にApple Musicなどのストリーミングサービスで配信開始のようだ。
首を長〜くして待っていたい。
(追記)新作、発売開始。レビューしました ↓