- 2019-10-22
- 2020-07-08
J.ラモッタ すずめ。多様な音楽文化を吸収した新たな才媛
イスラエル・テルアビブでモロッコ人の両親のもとに生まれ、現在はドイツ・ベルリンを拠点に活動しているSSW、「J.ラモッタ すずめ」の人気が急上昇中だ。
イスラエル・テルアビブでモロッコ人の両親のもとに生まれ、現在はドイツ・ベルリンを拠点に活動しているSSW、「J.ラモッタ すずめ」の人気が急上昇中だ。
2019年のイスラエルジャズ界隈でもっとも話題になった作品が、リキッド・サルーン(Liquid Saloon)なるバンドの『Liquid Saloon』だろう。表面的には最高にクールな“今JAZZ”なのだが──。
現代イスラエル・ジャズを代表するピアニスト、ニタイ・ハーシュコヴィッツ(Nitai Hershkovits)の最新作『Lemon the Moon』が配信開始となった。アルバムのジャケットの可愛いらしい色合いや、アルファベット"O"を何か他の適当な丸いものに置き換えるという陳腐な表現に騙されてはいけない。これはおそらく、2019年のジャズでもっとも注目されるべき作品である。
イスラエル・ジャズシーンの若手音楽家を紹介する、Truffles Music と題されたそのチャンネルがとても面白かったので、現代イスラエルジャズが好きな方はぜひチェックして欲しい。
イスラエルの人気レーベルRaw Tapesより、イスラエルジャズの進化を支えてきた注目のベーシスト、ギラッド・アブロのソロデビュー作『Leaf Boy』が発売された。
イスラエルのジャズギタリスト、ロテム・シヴァン(Rotem Sivan)の先鋭化が止まらない。彼の新作『Same Way Home』は、ローファイなループサウンドに乗せた実験的な空間系ビートミュージックだった。
近年盛り上がりを見せるイスラエル・ジャズ界隈でも、特に注目されるピアニストであるオムリ・モール(Omri Mor)が放つ初のリーダー作。イスラエル音楽のみならず、クラシック、北アフリカの音楽、フラメンコなどの影響の濃い独特のピアノジャズ。
イスラエル出身、現在はニューヨークで活躍するドラマー、ジヴ・ラヴィッツ(Ziv Ravitz)が変則トリオで録音した2019年作『No Man is an Island』。サックスやギターとの対話を重視し、むしろドラムスは内省的で歌心を感じさせる現代JAZZ。
イスラエル出身、NYで活躍するジャズギタリスト、ヨタム・シルバースタイン(Yotam Silberstein)の2019年作『Future Memories』。ジョン・パティトゥッチも参加した今作は、ニューヨークの最先端JAZZにとどまらず、ヨタムが愛して止まないブラジル音楽やスパニッシュ音楽への愛が溢れた作品だ。
タイトルは文字化けではない。イスラエルのソプラノサックス奏者、ダニエル・ザミールの『Song for Confort(נחמה ועידוד)』紛れもない現在進行形のJAZZの傑作だ。
現代最高のジャズギタリストの評価を確立したギラッド・ヘクセルマンが2018年の名盤『Ask for Chaos』に続けて世に放った“さらなる混沌”『Further Chaos』。2019年のベスト候補の一枚。
マーク・エリヤウは1982年にダゲスタンで生まれた。1989年に両親とともにイスラエルに移住し、16歳のときに出会った著名なケマンチェ奏者であるハビル・アリエフの演奏に魅了され、アゼルバイジャンに移住しケマンチェの腕を磨いてきたイケメンミュージシャンだ。
次々と素晴らしいアーティストが湧くように出てくるイスラエルジャズ界隈。まだそれほど知名度はないものの、今後期待したいのがこのエルサレム出身のウリエル・ヘルマン(Uriel Herman)だ。
人気ソプラノサックス奏者のダニエル・ザミール(Daniel Zamir)が、これまた今最も熱いギタリストであるNitzan Barとの共演動画をYouTubeに公開した。