- 2019-08-14
- 2021-07-11
ブラジル音楽の生き字引、アントニオ・アドルフォ新譜は軽快なサンバジャズ!
70歳を超えた現在も精力的に活動を行なっている彼が2019年に発表した最新作『Samba Jazz Alley』はかつてブラジルで一大ムーブメントになったジャズサンバの幸せな再来だ。
70歳を超えた現在も精力的に活動を行なっている彼が2019年に発表した最新作『Samba Jazz Alley』はかつてブラジルで一大ムーブメントになったジャズサンバの幸せな再来だ。
アゼルバイジャン・バクー出身のサックス奏者、レイン・スルタノフ(Rain Sultanov)の2017年作『Inspired by Nature』はその名の通り、アゼルバイジャンの7つのランドスケープ(自然の景観)を描き出した作品だ。
1960年代にヴァギフ・ムスタファザデによって創始されたムガームジャズ。近年、欧州で注目される若手奏者の出現が相次ぎ、シーンの活況を見せはじめている。ムガームジャズの歴史と、要注目の5人の音楽家の特集。
タイトルは文字化けではない。イスラエルのソプラノサックス奏者、ダニエル・ザミールの『Song for Confort(נחמה ועידוד)』紛れもない現在進行形のJAZZの傑作だ。
フランスのバンド、DAÏDAの2018年リリースのデビュー盤『La légende de Daïdarabotchi(ダイダラボッチの伝説)』は、近年のプログレッシヴ・ジャズの中でも特に興味深い作品だ。
ピシンギーニャ、エルネスト・ナザレー、ジャコー・ド・バンドリンの名曲を地中海ジャズで表現。イタリア出身のジャズクラリネットの名手、ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)の『1 - 0』は、優雅なティータイムにもぴったりの音楽だ。
イタリアのジャズクラリネット奏者、ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)と、ブラジルの作曲家/ギタリストのギンガ(Guinga)のデュオ作『Graffiando Vento』。ときに“変態的”と賞賛されるギンガの名曲の数々を、表情豊かなジャズクラリネットが歌い上げる傑作だ。
現代最高のジャズギタリストの評価を確立したギラッド・ヘクセルマンが2018年の名盤『Ask for Chaos』に続けて世に放った“さらなる混沌”『Further Chaos』。2019年のベスト候補の一枚。
ブラジルを代表する女性歌手の夢の結晶。ジャニ・ドゥボッキが2008年にリリースした19作目となるアルバム『Canção da Espera』は、彼女がそれまでも度々歌ってきたエグベルト・ジスモンチの楽曲集だ。
バハグニ(Vahagni)はアルメニア出身、主に米国LAで活躍中のギタリスト。フラメンコを軸としつつも、ジャズやラテンといった音楽も幅広く吸収し、故郷アルメニアの伝統音楽もブレンドした独自のスパニッシュギターのサウンドを切り拓いている。
発売から半世紀。今も色褪せない名盤と、その主役であるピアニストを襲ったあまりに悲しい物語を紹介しよう。物語の主人公は、1941年生まれのブラジルのピアニスト、テノーリオ・ジュニオール(Tenório Jr.)。
次々と素晴らしいアーティストが湧くように出てくるイスラエルジャズ界隈。まだそれほど知名度はないものの、今後期待したいのがこのエルサレム出身のウリエル・ヘルマン(Uriel Herman)だ。
現役の心臓内科医にして、美しい声を持つ歌手でもあるアン・サリー(Ann Sally)。2001年のデビュー作『Voyage』は、ジャンルに捉われず日本人の琴線に触れる名曲を、その瑞々しい感性で見事に歌い上げた傑作です。
あのクインシー・ジョーンズが惚れ込んだピアニスト、アルフレッド・ロドリゲスの新譜は多彩な展開を見せるラテンジャズの傑作なんですが…中でも1曲、世界的ヒゲオヤジのテーマ曲が浮きまくっている!!