- 2024-07-14
- 2024-07-14
モリコーネも久石譲も。新鋭ギター奏者プリニオ・フェルナンデスが奏でる映画史を彩る名曲たち
ブラジルの若手クラシック・ギタリスト、プリニオ・フェルナンデス(Plínio Fernandes)の新作EP『Cinema』は、その名のとおり映画音楽の名曲たちを演奏した作品だ。一部に多重録音も駆使し、クラシックギター1本で表現力豊かに演奏された映画史に残る数々の音楽は、多くの人々の脳裏に名場面を鮮やかに蘇らせるだろう。
ブラジルの若手クラシック・ギタリスト、プリニオ・フェルナンデス(Plínio Fernandes)の新作EP『Cinema』は、その名のとおり映画音楽の名曲たちを演奏した作品だ。一部に多重録音も駆使し、クラシックギター1本で表現力豊かに演奏された映画史に残る数々の音楽は、多くの人々の脳裏に名場面を鮮やかに蘇らせるだろう。
すごいものを観てしまった。これが率直な感想だ。2022年のアカデミー長編ドキュメンタリー賞も受賞した映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』は音楽好きのみならず、今を生きるすべての人が観るべき映画と断言する。
若くして、その才を世界に見せつけた天才。それが「神童」の定義だとするのならば、ここにもう一人の「神童」をご紹介したい。英国出身のマルチアーティスト、ジェイコブ・コリアー(Jacob Collier)。奇しくも大谷・羽生と同じ27才もまた、世界に大きく羽ばたこうとしている。ここではコリアーの作品の中でも最もワールドミュージックの色濃い2019年作『Djesse Vol.2』(ジェシーVol.2)をご紹介したい。
ティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan)の新譜はオダギリ・ジョー監督映画『ある船頭の話』のサウンドトラックだ。私は今、Apple Musicで配信が始まったばかりのこの作品を聴きながらこの記事を書いている。