- 2019-08-06
- 2019-08-06
テーマは『もののけ姫』?フランスの若手ジャズバンドが超絶技巧で魅せる“ダイダラボッチの伝説”
フランスのバンド、DAÏDAの2018年リリースのデビュー盤『La légende de Daïdarabotchi(ダイダラボッチの伝説)』は、近年のプログレッシヴ・ジャズの中でも特に興味深い作品だ。
フランスのバンド、DAÏDAの2018年リリースのデビュー盤『La légende de Daïdarabotchi(ダイダラボッチの伝説)』は、近年のプログレッシヴ・ジャズの中でも特に興味深い作品だ。
ピシンギーニャ、エルネスト・ナザレー、ジャコー・ド・バンドリンの名曲を地中海ジャズで表現。イタリア出身のジャズクラリネットの名手、ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)の『1 - 0』は、優雅なティータイムにもぴったりの音楽だ。
イタリアのジャズクラリネット奏者、ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)と、ブラジルの作曲家/ギタリストのギンガ(Guinga)のデュオ作『Graffiando Vento』。ときに“変態的”と賞賛されるギンガの名曲の数々を、表情豊かなジャズクラリネットが歌い上げる傑作だ。
ガラス製のマリンバや塩ビ管を連ねた打楽器、弓で奏でる謎の弦楽器など多数の創作楽器で魅力的な音楽を奏でるウアクチ(Uakti)というグループと、彼らの実際の演奏動画の紹介。
現代最高のジャズギタリストの評価を確立したギラッド・ヘクセルマンが2018年の名盤『Ask for Chaos』に続けて世に放った“さらなる混沌”『Further Chaos』。2019年のベスト候補の一枚。
フラメンコギタリスト/作曲家のバハグニと、ダンス音楽の作曲家/プロデューサーとして活躍するライアン・マーチャントがまさかのコラボだ。まったく新しいエレクトロ・フラメンコを、彼らは“Dancemenco”と呼んでいる。
ブラジルを代表する女性歌手の夢の結晶。ジャニ・ドゥボッキが2008年にリリースした19作目となるアルバム『Canção da Espera』は、彼女がそれまでも度々歌ってきたエグベルト・ジスモンチの楽曲集だ。
バハグニ(Vahagni)はアルメニア出身、主に米国LAで活躍中のギタリスト。フラメンコを軸としつつも、ジャズやラテンといった音楽も幅広く吸収し、故郷アルメニアの伝統音楽もブレンドした独自のスパニッシュギターのサウンドを切り拓いている。
マーク・エリヤウは1982年にダゲスタンで生まれた。1989年に両親とともにイスラエルに移住し、16歳のときに出会った著名なケマンチェ奏者であるハビル・アリエフの演奏に魅了され、アゼルバイジャンに移住しケマンチェの腕を磨いてきたイケメンミュージシャンだ。
発売から半世紀。今も色褪せない名盤と、その主役であるピアニストを襲ったあまりに悲しい物語を紹介しよう。物語の主人公は、1941年生まれのブラジルのピアニスト、テノーリオ・ジュニオール(Tenório Jr.)。
ミカ・サデ(Mika Sade, מיקה שדה)というちょっと不思議な雰囲気のアーティストが創り出す音楽は、聴く人をきっと幸せにしてくれる。
次々と素晴らしいアーティストが湧くように出てくるイスラエルジャズ界隈。まだそれほど知名度はないものの、今後期待したいのがこのエルサレム出身のウリエル・ヘルマン(Uriel Herman)だ。
現役の心臓内科医にして、美しい声を持つ歌手でもあるアン・サリー(Ann Sally)。2001年のデビュー作『Voyage』は、ジャンルに捉われず日本人の琴線に触れる名曲を、その瑞々しい感性で見事に歌い上げた傑作です。