▶︎ 61. Seus olhos (Juliana Caymmi) – 家族で録音した2001年作。自身の娘ジュリアナ・カイミの楽曲では、姪のアリス・カイミの歌声を紹介した。
▶︎ 62. Vinho guardado (Danilo Caymmi e Paulinho Tapajós) – 同じく2001年作。人生への展望を開く一曲。
▶︎ 63. Saudade de Itapoã (Dorival Caymmi) – 2002年のアルバムは、海と時間をテーマに、父をオマージュした作品だった。
▶︎ 64. Morena do mar (Dorival Caymmi) – 2002年、父のレパートリーをさらに掘り下げた1曲。
▶︎ 65. Nem eu (Dorival Caymmi) – 2007年のアルバムでは、父の遺したサンバ・カンサンに焦点を当て、父をオマージュした。
▶︎ 66. Adeus (Dorival Caymmi) – 2007年作、別れを歌うサンバ・カンサン。
▶︎ 67. Sem poupar coração (Dori Caymmi e Paulo César Pinheiro) – 2009年、ナナにとって最後の「新曲を録音するアルバム」となったアルバムのタイトル曲。
▶︎ 68. Senhorinha (Guinga e Paulo César Pinheiro) – 2009年作、繊細なモジーニャの崇高な録音。
▶︎ 69. Caju em flor (João Donato e Ronaldo Bastos) – 2009年作収録、2人の素晴らしい作曲家の共作曲の花を咲かせた。
▶︎ 70. Fora de hora (Dori Caymmi e Chico Buarque) – 2009年作収録。弟ドリとシコ・ブアルキの共作曲は、いつでも録音する価値があると示した。
▶︎ 71. Flor da noite (Celso Fonseca e Ronaldo Bastos) – 2011年、セルソ・フォンセカとロナウド・バストスのアルバムにゲスト参加。輝きを放つ一曲。
▶︎ 72. A mãe d’água e a menina (Dorival Caymmi) – 2013年、父ドリヴァルへの姉弟でのトリビュート作で美しく歌い上げる。
▶︎ 73. Sargaço mar (Dorival Caymmi) – 2014年、父の生誕100周年記念アルバムでの父の歌の深い解釈。
▶︎ 74. Chove lá fora (Tito Madi) – 2019年、作曲家・ピアニストであるチト・マヂ(1929 – 2018)へのトリビュート作でワルツを歌う。
▶︎ 75. Cansei de ilusões (Tito Madi) – 同じく2019年作、ジェセ・サドッキのトランペットがサンバ・カンサォンのメランコリーを強調。
▶︎ 76. Balanço zona sul (Tito Madi) – 2019年、「ナナの歌にボサはない」と言わせない軽快な一曲。
▶︎ 77. Carinho e amor (Tito Madi) – 2019年作、チト・マヂの柔らかな美しい世界をナナの歌声で表現。
▶︎ 78. Quero-te assim (Tito Madi) – 2019年作のハイライトのひとつ。チト・マヂへの音楽的愛情の証。
▶︎ 79. Eu sei que vou te amar (Antonio Carlos Jobim e Vinicius de Moraes) – 2020年のアルバムでは、弟ドリ・カイミのオーケストレーションでトムとヴィニシウスの作品を歌う。
▶︎ 80. Modinha (Antonio Carlos Jobim e Vinicius de Moraes) – 2020年、心の中の声で歌うショーロ。
▶︎ 81. Se todos fossem iguais a você (Antonio Carlos Jobim e Vinicius de Moraes) – 2020年、名コンビの作品を柔らかに讃える。
▶︎ 82. Canção do amor demais (Antonio Carlos Jobim e Vinicius de Moraes) – 内なる絶望を表現した、トム＆ヴィニシウスへのトリビュートのもう一つの名場面。
▶︎ 83. Soneto de separação (Antonio Carlos Jobim e Vinicius de Moraes) – ブラジルの偉大な歌手ナナ・カイミが演じる深い別れ。
▶︎ 84. A lua e eu (Cassiano e Paulo Zdanowski) – 歌手のヘナート・ブラスとピアニストのクリストヴァォン・バストス共に録音。穏やかな魂で歌ったナナのキャリアの最後の歌。