フランスのクインテット、Ozma 新作『夜に生きることを決めた日』
フランスのドラマー/作曲家、ステファン・シャルレ(Stéphane Scharlé)が率い、“フランスの爆発的ジャズ(French Explosive Jazz)”を標榜するバンド、オズマ(Ozma)の2025年新譜『The Day We Decided to Live at Night』は、これまでの彼のキャリアの中で最もパーソナルな作品だという。テーマは「愛すべき蛇、火の妖精、金属の魔女、子供たちの悪戯、柔らかく慰める弦」。幻想的で詩的なイメージを現代的なプログレッシヴ・ジャズで表現しており、暴力と優しさという対立する要素を同じ銀貨の表裏のように描いている。
タイトルから象徴的な(1)「The Day We Decided to Live at Night」(夜に生きることを決めた日)から、アルバムは全力疾走ですべての夜を駆け抜けてゆく。全曲がステファン・シャルレの作曲によるインストゥルメント中心の構成で、バンドを固めるサックスのミュジナ・エボビセ(Musina Ebobissé)や、シンセ/鍵盤のダン・ジュラフスキー(Dan Jouravsky)らが作る激しい感情を孕んだサウンドも強く印象に残る。
本作にはゲストとして、コートジボワール生まれ/ブルキナファソ出身のアフリカン・フルートの名手ドラマン・デンベレ(Dramane Dembélé)が(2)「Rapide & Furieuse」に、シリア出身の歌手リン・アディブ(Lynn Adib)が(6)「Amours Volatiles」に、そしてフランスの前衛派フルート奏者デルフィーヌ・ジュサン(Delphine Joussein)が参加するなど強力なスパイスも加わる。
Ozma :
Stéphane Scharlé – drums
Édouard Séro-Guillaume – bass
Musina Ebobissé – saxophone
Dan Jouravsky – keyboards
Martin Ferreyros – guitar
Featuring :
Dramane Dembélé – peul flute (2)
Lynn Adib – voice (6)
Delphine Joussein – flute, screams (7)
Thomas Ketterer – additional guitars (7)
Meritxell Nedderman – vocoder, keyboards (12)