- 2019-10-19
- 2020-02-15
ペトロス・クランパニス新作はピアノトリオで魅せる地中海JAZZ
ギリシャ出身の注目のベーシスト、ペトロス・クランパニス(Petros Klampanis)の新作『Irrationalities』は地中海の香り漂うピアノトリオ作品。タイトルの意味は“不合理”だ。
ギリシャ出身の注目のベーシスト、ペトロス・クランパニス(Petros Klampanis)の新作『Irrationalities』は地中海の香り漂うピアノトリオ作品。タイトルの意味は“不合理”だ。
キンガ・グゥイク(Kinga Głyk)は、1997年ポーランド生まれのベーシスト。SNSで新曲「Joy Joy」のミュージック・ヴィデオが話題になっている。
バーレーン出身、現在はUKのジャズシーンで活躍する女性トランペット/フリューゲルホルン奏者/作曲家のヤズ・アハメド(Yazz Ahmed)の新譜『Polyhymnia』は、ジャズ、アラブ音楽、ラージアンサンブルといった要素を混在させつつも、散漫になることなく見事に纏め上げられた傑作だ。
オーストリアの首都ウィーンは、モーツァルトやベートーヴェンなど多くの作曲家が活躍した“音楽の都”だ。今日紹介するデュオ、バルトロメイビットマン(BartolomeyBittmann)の二人も、そんなクラシック音楽の中心地で育ってきた。
2019年のイスラエルジャズ界隈でもっとも話題になった作品が、リキッド・サルーン(Liquid Saloon)なるバンドの『Liquid Saloon』だろう。表面的には最高にクールな“今JAZZ”なのだが──。
マイルス・デイヴィス(Miles Davis)が2019年9月、新譜『Rubberband』を発表した。この最高にクールな作品は、マイルス・デイヴィスが1985年に録音していながら、お蔵入りになっていたアルバムのゾンビだ。
アルメニア出身のチェロ奏者、アルチョーム・マヌーキアン(Artyom Manukyan)が新譜『Alone』をリリースした。ティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan)やバハグニ(Vahagni)らが参加した衝撃のデビュー作『Citizen』(2015年)から、実に4年ぶりのソロ作品だ。
現代的なサウンドで人気の英国マンチェスターのジャズトリオ、ゴーゴー・ペンギン(GoGo Penguin)の最新EP『Ocean In a Drop (Music For Film)』は、カルト的な人気を誇る1982年の映画『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』(Koyaanisqatsi)にインスピレーションされた作品だ。
ジョー・アーモン・ジョーンズ(Joe Armon-Jones)の新譜『Turn To Clear View』は、ファンクやヒップホップ、ハウス、ダブといったジャンルからの影響も色濃いUKジャズシーンを象徴するような一枚だ。
ロバート・グラスパー(Robert Glasper)の新譜『Fuck Yo Feelings』は少々いかがわしいワード(四文字言葉、swear word)を多用しすぎているが為に、全19曲中実に9曲に「子どもに不適切な内容」を示す「Eマーク」がついてしまっている。
1964年にジャコー・ド・バンドリンによって設立され、2019年で結成55年目となる伝説的ショーロバンド、エポカ・ジ・オウロ(Conjunto Epoca de Ouro)が新譜『De Pai Pra Filho』をリリースした。
現代イスラエル・ジャズを代表するピアニスト、ニタイ・ハーシュコヴィッツ(Nitai Hershkovits)の最新作『Lemon the Moon』が配信開始となった。アルバムのジャケットの可愛いらしい色合いや、アルファベット"O"を何か他の適当な丸いものに置き換えるという陳腐な表現に騙されてはいけない。これはおそらく、2019年のジャズでもっとも注目されるべき作品である。
物理的に唯一無二の“微分音トランペット”を駆使し、ジャズにアラビックな感覚を持ち込み世界的な人気を博すイブラヒム・マアルーフ(Ibrahim Maalouf)の新譜『S3NS』がリリースされた。叔父は『アイデンティティが人を殺す』の著者アミン・マアルーフ。レバノンの戦火を逃れフランスに移住した彼らの想いとは…
イスラエルの人気レーベルRaw Tapesより、イスラエルジャズの進化を支えてきた注目のベーシスト、ギラッド・アブロのソロデビュー作『Leaf Boy』が発売された。