アルジェリア
- 2024-11-04
- 2024-11-07
北アフリカにルーツを持つSSW/チェリスト、ネスリーヌ アラビア語とフランス語で歌う物語
フランス育ちのアルジェリア系チェリスト/歌手/作曲家のネスリーヌ(Nesrine)の新作『Kan Ya Makan (Once Upon a Time)』がリリースされた。ジャズ、北アフリカの伝統音楽、西洋クラシック音楽、R&Bなどか混合する個性的で非常に豊かな色彩を持った作品だ。
- 2023-01-08
- 2023-11-15
アルジェリアを代表する女性SSWスアド・マッシ、地中海周辺音楽や南米テイストも取り込んだ新作
アルジェリア出身のシンガーソングライター/ギタリストのスアド・マッシ(Souad Massi)は、通算10枚目となる新作『Sequana』で彼女の音楽の幅をさらに広げた。プロデューサーはアラブやアフリカ音楽にも造詣の深い英国のギタリスト、ジャスティン・アダムス(Justin Adams)。
- 2022-10-09
- 2022-10-09
急速に混ざりゆく世界の今を描く。話題の中東サイケロック、Al-Qasar デビュー作『Who Are We?』
フランス・パリで結成された“アラビアン・ファズ”バンド、アル・カサール(Al-Qasar)のデビュー作『Who Are We?』が最高に面白い。バンドリーダー/作曲家でエレクトリック・サズやギター、鍵盤を担当するトマ・アタル・ベリエ(Thomas Attar Bellier)はロサンゼルス、パリ、ニューヨーク、リスボンといった国際都市に住んできた経験から、多様な人々に調和する音楽をつくりたいと願っていた……
- 2022-05-13
- 2022-05-12
マルティニークの気鋭ピアノ奏者マハー・ボーロワ、植民地主義への抵抗を示す傑作『Insula』
マルティニークのピアニスト/作曲家、マハー・ボーロワ(Maher Beauroy)の2ndアルバム『Insula』は、アフロ・カリビアン・ジャズのひとつの記念碑となりそうな重要作だ。単に音楽的に優れているだけではなく、作品の中心に据えられたテーマにも揺るぎない信念があり、総合的に優れた芸術作品となっている。
- 2022-02-11
- 2022-02-10
北アフリカへの郷愁を放つ、マンドラ奏者率いるカルテットの魅惑のアラビックジャズ
アルジェリア出身、現在はスイスを拠点に活動するマンドラ奏者/作曲家アヌアル・カドゥール・シェリフ(Anouar Kaddour Chérif)が率いるカルテット、Djawlaのデビュー作 『Djawla』は、ジャズとアラブの伝統音楽を巧みに融合した個性的な作品。
- 2021-07-24
- 2021-10-01
スーパートリオによる現代グナワ・ジャズの到達点『Assala』
モロッコのゲンブリ奏者/シンガーのメディ・ナスリ(Mehdi Nassouli)と、イスラエルのピアニストオムリ・モール(Omri Mor)、そしてアルジェリア出身ドラマーのカリム・ジアド(Karim Ziad)のトリオによる『Assala』は、近年世界中の音楽家や愛好家から注目を浴びるグナワ音楽と、現代ジャズの最高峰のハイブリッドな驚くべき作品だ。
- 2020-05-18
- 2021-07-21
上代日本語の研究も!? 知られざるフランスの音楽家ダヴィド・オーバイルの異国情緒溢れるジャズ
フランス出身のピアノやフルートの演奏家、作曲家、プロデューサーであるダヴィド・オーバイル(David Aubaile)が、カナダ生まれで欧州を拠点に活躍するベーシスト、クリス・ジェニングス(Chris Jennings)とアルジェリア出身のドラム奏者カリム・ジアド(Karim Ziad)とのトリオで作り上げた『Thinko』は欧州ジャズの知られざる傑作のひとつだ。