- 2025-01-12
- 2025-01-10
シアトルの気鋭ピアニスト、ビル・アンシェルのユニークな個性と創造性『Improbable Solutions』
米国シアトルのジャズ・ピアニスト/作曲家、ビル・アンシェル(Bill Anschell)の2024年作『Improbable Solutions』。自分にとって名前も演奏も初めて聴くピアニストで、とても瑞々しく若い感性が作曲やサウンドの随所に感じられたので若手かなと思っていたが、なんと1959年生まれの還暦過ぎのベテランだった。
米国シアトルのジャズ・ピアニスト/作曲家、ビル・アンシェル(Bill Anschell)の2024年作『Improbable Solutions』。自分にとって名前も演奏も初めて聴くピアニストで、とても瑞々しく若い感性が作曲やサウンドの随所に感じられたので若手かなと思っていたが、なんと1959年生まれの還暦過ぎのベテランだった。
ヴァイオリン奏者/作曲家のアルン・ラママーシー(Arun Ramamurthy)は米国生まれだが、南インドのベンガルール生まれの祖母アージによってカルナティック音楽を学び、その経験からジャズとカルナティック音楽を自然に融合させた独自の道を探求している。彼の新作『New Moon』は同じくインド系のドラマー/タブラ奏者のサミール・グプタと、世界中のトップ・ミュージシャンと共演歴のあるベーシストのデイモン・バンクスとのトリオ作で、独創的なカルナティック・ジャズが悠久の歴史の新たな交叉点を感じさせる内容となっている。
Música Terra(ムジカテーハ)ライターDJ mitsuが選ぶ2024年のベストアルバム。基本、当サイトで紹介してきたもの中心ではありますが、取り上げきれなかった作品もここではPick Up。今年はあれこれ聴き漁るというよりは気に入ったものを […]
アメリカ合衆国のトロンボーン奏者/作曲家ライアン・ケバリー(Ryan Keberle)が率いるバンド、カタルシス(Catharsis)の新譜『Music is Connection』がリリースされた。メンバーにはチリ出身のギターのカミラ・メサ(Camila Meza)、ペルー出身のホルへ・ローダー(Jorge Roeder)、そして米国出身のドラマー、エリック・ドゥーブ(Eric Doob)を擁し、南米音楽からの影響も濃いコンテンポラリー・ジャズ作品に仕上がっている。
2021年のデビュー作『Human Nature』が絶賛され、新世代の有力なボサノヴァ・ミュージシャンとして名乗りをあげたNYのSSWジョン・ローズボロ(John Roseboro)が待望の2枚目となるフルアルバム『Fools』をリリース。メイ・シモネスをはじめブルックリンの実力派の友人たちが強力にジョン・ローズボロをサポートしており、前作でも味を出していた程よい塩梅のユルさはそのままに、アンサンブルの魅力も楽しめる極上の一枚となっている。
レゲエとボサノヴァを60〜70年代のフレンチポップ・テイストで歌うアメリカ合衆国のシンガーソングライター、クロード・フォンテーヌ(Claude Fontaine)の2ndアルバム『La Mer』がリリースされた。 “ホンモノ”を求めるなら他を当たった方が良いが、気軽に夏の終わりのアンニュイをいい感じのムードで包み、なんとなくアダルトで小洒落た時間を過ごしたいなら、この作品をおすすめしたい。
タイトルに冠されたアフリカ系アメリカ人の思想家・ジェームズ・ボールドウィン(James Boldwin)。 彼にインスパイアされた本作は、近年のアートポップ路線でありながらも、ポリティカルでより人間の内面を炙り出すようなメッセージ性の強い作品に仕上がった。 "読む音楽"と呼びたくなる示唆に富んだミシェル・ンデゲオチェロの最新作を紐解いていきたい。
ヴィブラフォンによる音楽を次のレベルへと導く鬼才パトリシア・ブレナン(Patricia Brennan)の新作『Breaking Stretch』は、やはり期待以上だった。今作は3管を含むセプテット編成で、カオスぎりぎりを攻める最高にシビれる音楽をぶちかます。
米国のシンガーソングライター、イングリッド・マイケルソン(Ingrid Michaelson)の2024年新譜『For the Dreamers』。オリジナルだけでなく、「夢はひそかに」の邦題で知られるディズニーの名曲(4)「A Dream Is a Wish Your Heart Makes」、(6)「What a Wonderful World」(この素晴らしき世界)といったカヴァーも丁寧に仕上げられており、ドラムレスの曲が多い構成でリラックスして聴ける作品となっている。
米国のマルチ奏者/作曲家モーガン・ゲリン(Morgan Guerin)がほぼすべての楽器を演奏し作り上げた新作『Tales of the Facade』は、エレクトリック・ジャズ、R&B、ソウル、ヒップホップといった多様な音楽性を内包する新世代のマルチ奏者の才能が詰め込まれたアーティスティックな作品だ。
米国シカゴの若手サックス奏者/作曲家アイザイア・コリアー(Isaiah Collier)は、ジョン・コルトレーン(John Coltrane, 1926 - 1967)やファロア・サンダース(Pharoah Sanders, 1940 - 2022)といったレジェンドたちが現代に蘇ったような素晴らしい音楽を聴かせてくれる。彼が自身のバンド、ザ・チョーズン・フュー(The Chosen Few)とともに録音した2024年の新作『The Almighty』は、想像を絶するほどの凄みすら感じさせる怪作だ。
リード・リズムギターのトップランナー、コリー・ウォン(Cory Wong)がオランダのオーケストラ、メトロポール・オルケスト(Metropole Orkest)との共同名義の新譜『Starship Syncopation』をリリースした。タイトルどおり、ご機嫌なシンコペーションに溢れた眩しいほどのファンクネスが次々と畳み掛けてくる快演の連続が最高に楽しい作品に仕上がっている。
米国を代表するドラマー、マーク・ジュリアナ(Mark Guiliana)の新作、その名も『MARK』は、彼の独創的な音楽観を堪能できる作品となった。今作で彼はドラムスやパーカッションだけでなくピアノやシンセ、マリンバやヴィブラフォン、エレクトロニックにスポークン・ワードといったあらゆる表現手段をすべて自ら手がけている。
ネイティブタンのフィメールラッパーとして真っ先に思い浮かべるのは、クイーン・ラティファ(Queen Latifah)だろう。そのクイーン・ラティファと楽曲「Lady First」で共演していたのがモニー・ラブ(Monie Love)である。今回はネイティブタン時代に残した2作のうち、代表作である90年の1stアルバム『Down to Earth』を取り上げていきたい。