TAG

ブラジル音楽

  • 2025-11-15
  • 2025-11-16

(クラファンは~11月16日まで)「ブラジルをブラジルたらしめているもの」を理解するためのドキュメンタリー『2月のために 〜マリア・ベターニアとマンゲイラ』|「ブラジル映画祭+」で上映!

『2月のために 〜マリア・ベターニアとマンゲイラ〜』は、カーニヴァル、サント・アマーロ、マリア・ベターニア、マンゲイラを結びつける中で、「ブラジルをブラジルたらしめているもの」を明らかにしていくドキュメンタリーで、マリア・ベターニアについてドキュメンタリーだが、「ブラジル」についてのドキュメンタリーでもある。特に、ブラジル北東部(ノルデスチ)に根ざしたブラジル的アイデンティティの寛容さと美しさに光を当てている。

  • 2025-11-13
  • 2025-11-12

MPBを支えるベース奏者による極上のシコ・ブアルキ曲集! ヴァネッサ・モレーノやシコ・ピニェイロ全面参加

1990年代以降、MPBの巨匠シコ・ブアルキ(Chico Buarque, 1944 - )のバンドでベーシストを務めたジョルジ・エルデル(Jorge Hélder)が、シコ・ブアルキの80歳を記念して制作した作品がこの『Samba e Amor: Jorge Helder Toca Chico Buarque』(2024年)だ。そのタイトルのとおりシコ・ブアルキ曲集となっており、ほかの誰よりもシコの音楽を支えてきたジョルジ・エルデルという職人的ベーシストによるアレンジが楽しめるアルバムとなっている。

  • 2025-11-11
  • 2025-11-10

巨匠ピアノ奏者ファビオ・トーレスと、新世代ドラム奏者カイナン・メンドンサのデュオが贈る注目作

ブラジルのベテラン・ピアニスト、ファビオ・トーレス(Fábio Torres)と、若手ドラマーのカイナン・メンドンサ(Cainã Mendonça)のデュオによる『Derivas』は、軽やかなブラジリアン・ジャズに魅了される良作だ。アルバムには7曲が収録されており、全曲が二人のオリジナル。

  • 2025-11-10
  • 2025-11-15

『僕らの夢~ファンキ・カリオカ~』を上映するプレイベント開催! |「ブラジル映画祭+」

▶︎2026年1月9日(金)- 15日(木)に、ヒューマントラストシネマ渋谷を会場に開催される「ブラジル映画祭+」で、「ファンキ・カリオカ(Funk carioca)の伝説のデュオ「クラウジーニョ&ブシェッシャ(Claudinho & Buchecha)」の軌跡を描いた伝記映画が上映される。タイトルは『僕らの夢〜ファンキ・カリオカ〜』。▶︎「ブラジル映画祭+」のプレイベントで、同作の試写が行われ、クラウドファンディングのリターンに 【ブラジル映画祭+ プレイベント参加権『僕らの夢〜ファンキカリオカ〜』プレビュー付き】 というリターンが追加された。限定10席。

  • 2025-11-09
  • 2025-11-08

バジ・アサド、同世代のMPBレジェンドたちと創る ブラジル文化の豊かさへの賛歌

2024年にレニーニ(Lenine)とマルコス・スザーノ(Marcos Suzano)によるブラジル音楽史に輝く名盤『魚眼』(1993年)をトリビュートして世間を驚かせたギタリスト/SSWのバジ・アサド(Badi Assad)が、またまた最高のクオリティの新譜『Parte de Tudo Isso』を届けてくれた。MPB1の大物たちも参加した今作は、高名なクラシックギタリストである二人の兄とはまた異なる音楽表現の道を歩む彼女のキャリアの集大成的な作品に仕上がっている。

  • 2025-11-08
  • 2025-11-08

アルゼンチン・ボッサの先駆者アグスティン・ペレイラ・ルセーナの名盤がリマスター・リリース!

隣国ブラジルの音楽に影響を受け、所謂”アルゼンチン・ボッサ”の先駆者として知られる名ギタリストのアグスティン・ペレイラ・ルセーナ(Agustin Pereyra Lucena) が1975年にリリースした名盤『Ese Día Va A Llegar』がデジタル・リマスターされ、2025年10月24日にデジタル配信が開始された。ヨーロッパでは『Brasiliana』というタイトルでリリースされたことで知られており、日本でも2004年や2010年にCD/LPで再発されるなど国際的に人気のアルバムで、初期リリースから約半世紀が経った今聴いても色褪せることのない傑作だ。

  • 2025-10-28
  • 2025-10-28

【世界中から注目される新世代の才能、待望の初来日迫る】ヴァネッサ・モレーノ & サロマォン・ソアレス【from ブラジル】

その実力と表現力について、世界が認めたブラジル新世代のデュオ、ヴァネッサ・モレーノ & サロマォン・ソアレス(Vanessa Moreno & Salomão Soares)が、11月下旬に遂に初来日を果たす。会場はビルボードライブ横浜だ。▶︎ ヴァネッサ・モレーノ & サロマォン・ソアレス × マルセロ木村 ~Brasil meets Brasil in Japan!~【ビルボードライブ横浜】(1日2回公演)2025/11/27(木)1stステージ 開場16:30 開演17:30 / 2ndステージ 開場19:30 開演20:30

  • 2025-10-25
  • 2025-10-25

ベラルーシ発の白昼夢的ブラジリアン・サウンド SOYUZ、東欧の社会情勢も反映した新譜

マルチ奏者のアレックス・チュマク(Alex Chumak)を中心に2018年に結成されたベラルーシのグループ、ソユーズ(SOYUZ, ベラルーシ語:СОЮЗ)。隣国ロシアのウクライナ侵攻による政情不安からアレックスと、オリジナルメンバーであるミキタ・アルー(Mikita Arlou)とアントン・ネマハイ(Anton Nemahai)は2022年にポーランド・ワルシャワに移り住み、その後ポーランド人の新たなメンバーも加えて4thアルバムとなる『KROK』を発表した。

  • 2025-10-24
  • 2025-10-24

アマゾンの男女4人組デリーリオ・カバーナ、伝統と現代性が同居する衝撃の

ブラジル・アマゾナス州の州都マナウスから、面白い4人組が現れた。2025年10月にデビューEP『Delírio Cabana』をリリースしたばかりのデリーリオ・カバーナ(Delírio Cabana)だ。メンバーはそれぞれ実績のある男性2人、女性2人の若手。グループは2023年にマナウスからパラー州のアウテル・ド・ション(Alter do Chão)への旅の途中で生まれ、2週間のキャビンでの共同生活中に創作が行われたという。

  • 2025-10-11
  • 2025-10-05

ギンガ直系ギター&トロンボーンの素敵すぎる夫婦デュオ、Natalie Cressman & Ian Faquini 新作

サンフランシスコを拠点に活動する夫婦デュオ、ナタリー・クレスマン&イアン・ファキーニ(Natalie Cressman & Ian Faquini)の新作アルバム『Revolução』が届いた。“革命”や“革新”を意味するタイトルの4枚目のデュオ作だが、その音楽自体はいつも通り穏やかで、分断と混乱の進む社会への静かな抵抗の表れのようだ。

  • 2025-10-08
  • 2025-11-08

『クルビ・ダ・エスキーナの物語 〜すべてはあの街角から始まった〜』|「ブラジル映画祭+」で上映決定!

 2026年1月開催の「ブラジル映画祭+(プラス)」で「クルビ・ダ・エスキーナ(街角クラブ)」の面々の出会いや秘話、名曲群について、貴重な映像を挿入しながら、本人たちが自身の言葉で語る音楽ドキュメンタリー『クルビ・ダ・エスキーナの物語 〜すべてはあの街角から始まった〜』(原題:Nada Será Como Antes - A Música do Clube da Esquina|監督Ana Rieper)が上映される。

  • 2025-10-01
  • 2025-09-30

知られざるリオの鬼才チアゴ・アムーヂ。カエターノやシコも参加する必聴新譜『Enseada perdida』

ブラジル・リオデジャネイロのSSW、チアゴ・アムーヂ(Thiago Amud)の2025年の新作『Enseada perdida』制作のきっかけは、ゼカ・ヴェローゾ(Zeca Veloso)からの情報だったという。チアゴは彼から、彼の父親で世界的に著名なMPBのレジェンドであるカエターノ・ヴェローゾ(Caetano Veloso)がチアゴの曲「Cantiga de ninar o mar」を、そして同じくレジェンド、シコ・ブアルキ(Chico Buarque)が「Cidade possessa」をレコーディングするのだと聞いた。これをきっかけに、チアゴは既存の楽曲に新たなアレンジを施し、カエターノやシコも参加するアルバムとしてまとめ上げた。

  • 2025-09-27
  • 2025-09-21

新世代の日常の憂いと不安、そして活力を端的に表現する人気女性デュオ Anavitória 新譜

ブラジルの人気女性デュオ、アナヴィトーリア(Anavitória)が6枚目となるアルバム『claraboia』をリリースした。日常の何気ないワンショットのようなジャケット写真が象徴するように、過剰な飾りを必要としない、温かく素敵な歌たちに彩られた作品となっている。