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ファンク

  • 2026-03-28
  • 2026-03-27

UKアフロジャズの代名詞ヌビヤン・ツイスト、AI生成の時代に抗う有機的グルーヴの5th

UKジャズ/アフロビートのシーンを代表するジャズ・コレクティヴ、ヌビヤン・ツイスト(Nubiyan Twist)の5枚目となるスタジオ・アルバム『Chasing Shadows』がリリースされた。今作は“デジタル化が進む世界の中で、人間同士のつながり・温もり・即興性を再発見すること”をテーマとし、人間らしいエネルギーに溢れた音楽が繰り広げられる。

  • 2026-03-25
  • 2026-03-25

踊らずにいられない! 南米発サイケ・グルーヴ渦巻くギター・トリオ、BALTHVS ハイブリッドな新譜

コロンビア・ボゴタを拠点とするワールド・サイケデリック・ファンク・トリオ、BALTHVS(バルトゥス)の新譜『Transmutations』は、熱気あるライヴ音源を、その後スタジオで再構築した珍しい“ハイブリッド”なアルバムだ。自由奔放なグルーヴとタイトなアレンジが共存、疾走するサイケデリックなギター、ラテン・ロックの陽気さ、スピリチュアル・ジャズを思わせる即興、ファンキーなベースライン。リスナーは踊り出さずにはいられないだろう。

  • 2025-12-03
  • 2025-12-03

エチオジャズを軸に多文化共生サウンドデザインで魅せる。Black Jesus eXperience『Time Telling』

エチオピア出身で、難民生活を経てオーストラリアに移住したシンガー、エヌシュ・タイエ(Enushu Taye)が率いる10人以上のミュージシャンや詩人から成るジャズ・コレクティヴ、ブラック・ジーザス・エクスペリエンス(Black Jesus eXperience)の新作アルバム『Time Telling』は、エチオピアの伝統音楽にジャズやファンク、ヒップホップを融合した濃密な音楽体験を約束する作品だ。

  • 2025-11-04
  • 2025-11-03

DRコンゴの人気バンド Jupiter & Okwess、中南米からの影響も受けた激アツ4th『Ekoya』

中部アフリカ、コンゴ民主共和国の首都キンシャサを拠点とするバンド、ジュピター&オクウェス(Jupiter & Okwess)の2025年の新譜『Ekoya』。アフリカの伝統的なリズムにロック、ファンクといった要素を織り交ぜて国際的な人気を博した彼らが、2020年の南米ツアー中に見舞われたパンデミックによりツアー後にメキシコ滞在を余儀なくされ、ラテンアメリカの文化の影響を受けながらメキシコで録音されたのが本作だ。

  • 2025-10-28
  • 2025-10-28

国境なき至極のダンス・グルーヴ。Sunbörn & Clap! Clap!『Earth Is Begging』

デンマークのインストゥルメンタル・セクステットであるサンボーン(Sunbörn)と、イタリアのDJ/プロデューサーClap! Clap!(本名:Cristiano Crisci)がタッグを組み、「グローバルカルチャーとソニック・フュージョンの鮮やかな祝典」を体現する作品『Earth Is Begging』。サンバもアフロビートもファンクもジャズも飲み込み、強烈なダンス・ミュージックを展開する良盤だ。

  • 2025-09-29
  • 2025-09-27

イタリア発。南米経由のソウル/ファンクバンド、Alèri 鮮烈なデビュー作『Quasi Dipinto』

イタリア北部、ベルガモ出身のSSWヴァレーリオ・ティントーリ(Valerio Tintori)が率いる大世帯バンド、アレリ(Alèri)のデビュー作『Quasi Dipinto』が素晴らしい。ソウル、ファンク、ジャズ、MPB(Música Popular Brasileira)などをミックスし、イタリア語の抗い難いグルーヴを塗した力強いサウンドが特徴で、様々な文化の出会いを原動力とした魅惑の音楽を奏でる。

  • 2025-09-26
  • 2025-09-26

現代最高峰ドラマー、ネイト・スミスが魅せる世界一のグルーヴ。豪華ゲストも魅力『LIVE-ACTION』

現代最高のグルーヴ・メイカー、ネイト・スミス(Nate Smith)の新譜『LIVE-ACTION』は、おそらく彼のキャリアでもっとも訴求力が強く、その輝かしいキャリアを代表する作品となるだろう。これまでのように天才的なセンスでドラムスで表現しうるリズムの最高点を示しつつ、今作ではさまざまな一流ミュージシャンをゲストに迎え、ジャズを基軸としながらもポップネスの到達点を見せる。

  • 2025-09-19
  • 2025-09-19

適度な不穏とグルーヴの快感に魅了。ロンドンの現代ジャズに独自の存在感を放つヨニ・メイラズ新譜

イスラエル出身、ロンドンを拠点に活動する鍵盤奏者/作曲家ヨニ・メイラズ(Yoni Mayraz)の待望の新譜『Dogs Bark Babies Cry』。衝撃的なデビュー作だった前作『Dybbuk Tse!』からはメンバーを完全に一新し、ベースのトム・ドリエスラー(Tom Driessler)とドラムスのゾーイ・パスカル(Zoe Pascal)が生み出すシャープがグルーヴがヨニ・メイラズの音楽的世界観によりマッチした作品となっている。

  • 2025-08-16
  • 2025-08-16

イタリアのフィルターを通し捉える、近代ジャズの普遍。Collettivo Immaginario『Oltreoceano』

1970年代のジャズ/フュージョンやスピリチュアル・ジャズから多大な影響を受けたイタリアのトリオ、コッレッティーヴォ・イマジナーリオ(Collettivo Immaginario)の2ndアルバム『Oltreoceano』。ジャズやブラジル音楽、西アフリカ音楽などのダイナミックなグルーヴを称賛する一方で、歴史的に物憂げなイタリアの古典的映画音楽や、あるいはかつて“レアグルーヴ”として掘り尽くされた同国のアンダーグラウンドなジャズ系実験音楽/前衛音楽を想起させる瞬間も多い、とても面白い作品だ。

  • 2025-05-18
  • 2025-05-18

ノンストップで心踊るフラフラ・ゴスペル!ガーナ北部発、俄かに注目を浴びるアログテ・オホの2nd

ガーナ北部ボルガタンガのフラフラ・ゴスペルのシーンを代表するバンド、アログテ・オホ&ヒズ・サウンズ・オブ・ジョイ(Alogte Oho & His Sounds of Joy)の2ndアルバム『O Yinne!』(2023年)が最高だ。絶え間なく降り注ぐアフロ・フューチャリスティックな重厚なグルーヴ、力強いブラスや女性コーラス、そしてアフロビート、ハイライフ、ジャズやR&B、レゲエなどを自由に飲み込んだ音楽観が生み出すエネルギーは活力と喜びに満ちている。

  • 2025-05-17
  • 2025-05-16

アフリカとジャズを再び繋ぐ。セネガル出身ベーシスト、アルネ・ワデ『New African Orleans』

セネガル出身のベーシスト/作曲家アルネ・ワデ(Alune Wade)は、新作『New African Orleans』で、タイトルが象徴するようにジャズの発祥地ニューオーリンズと、アフリカ文化との繋がりを探求している。本作は単なる音楽ジャンルや文化の融合ではなく、アフリカとそのディアスポラの歴史、魂、そしてレジリエンスを讃える対話だ。

  • 2025-03-20
  • 2025-03-20

サンパウロ南部のDJ文化に導かれた人気ミクスチャーバンド、Sandália de Prata 7年振りの新譜

20年以上のキャリアをもつサンパウロのバンド、サンダリア・ヂ・プラタ(Sandália de Prata)の約7年ぶりの新作『Uli Costa e Sandália de Prata』は、ブラジリアン・ファンクのエネルギーが充満した、聴いていて無条件に楽しくなってしまう最高の音楽だ。収録の8曲にはサンバ、ヒップホップ、アフロビート、ジャズ、ファンク、ソウル、ダブといった多様な音楽要素が織り交ぜられ、丁寧にアレンジされたブラスや打楽器隊の賑やかなサウンドが彩り、非常にブラジルらしく個性的な仕上がり。

  • 2025-03-13
  • 2025-03-12

ヨルバ族の文化と現代UKジャズの革新的な融合。鍵盤奏者NIJIの新作『Oríkì』

ナイジェリアにルーツを持つロンドン生まれのピアニスト/作曲家/プロデューサーであるニジ(NIJI)の 新作『Oríkì』がリリースされた。自身のルーツであるヨルバ族の伝統文化や音楽をコンテンポラリー・ジャズと融合させる野心的なプロジェクトであり、その仕上がりはアフロビートの流れを汲みつつ、より現代的に洗練された彼の音楽的探求の優れた成果だ。