TAG

ファンク

  • 2022-06-04
  • 2022-06-04

仏フルート奏者リュディヴィーヌ・イッサンブール、アグレッシヴなジャズ・フルートで魅せる新譜

ジャズとヒップホップの両分野で活躍するフランスのフルート奏者、リュディヴィーヌ・イッサンブール(Ludivine Issambourg)が彼女のバンド、アンチループス(Antiloops)を率いて制作した新譜『Supernova』。ジャケットやMVでの衣装はなかなかに強烈だが、アグレッシヴなフルート演奏を中心とした音楽の内容は申し分なくかっこいい。

  • 2022-05-24
  • 2022-05-23

“パパ友”から生まれた国境を超えたベルリン発アフロソウル・バンド、Jembaa Groove デビュー!

ドイツ・ベルリンの7人組バンド、Jembaa Grooveのデビュー作『Susuma』が、かなり良い。西アフリカの音楽、ソウル、ファンク、ジャズなどが融合した音楽性が魅力的なJembaa Grooveは、2020年末にガーナ生まれ・ナイジェリア育ちのシンガー/パーカッション奏者のエリック・オウス(Eric Owusu)と、ベルリンのベーシスト/作曲家のヤニック・ノルティング(Yannick Nolting)が出会って生まれた。

  • 2022-05-18
  • 2022-05-16

延々とグルーヴに身を任せていたい…。南イタリア発ディスコファンクNu Genea、4年ぶり新譜

イタリア・ナポリのディスコファンクユニット、ニュー・ジェネア(Nu Genea)の4年ぶり新譜『Bar Mediterraneo』。シンセやベース、ギターのカッティングが効いたディスコ・ファンクを基幹に、南イタリアやアフリカ、中東、南ヨーロッパのさまざまな民族音楽が組み合わさり誕生したサウンドは懐かしさもあり、何よりも心を躍らせる。

  • 2022-05-02
  • 2022-05-01

ドイツの技巧派女性ドラマー、アニカ・ニルス 疾走するジャズフュージョン

ドイツの技巧派女性ドラマー/作曲家アニカ・ニルス(Anika Nilles)の新譜 『Opuntia』がリリースされた。全曲がアニカ・ニルスのオリジナルのインスト曲で、メトリック・モジュレーションや変拍子を駆使したテクニカルなフュージョン・サウンドと、特にドラムスの演奏においては手数が多く重たいビートを楽しめる好盤だ。

  • 2022-03-29
  • 2022-03-29

ただの“UKジャズ良盤”ではない、Neue Grafik Ensemble 新譜に込められた切実な願い

サウスロンドンを拠点とする鍵盤奏者/プロデューサーのノイエ・グラフィック(Neue Grafik)のバンド、Neue Grafik Ensembleが新作『Foulden Road Part II』をリリースした。今作は2019年の『Foulden Road』の続編となる作品で、即興演奏やグルーヴの喜びに満ちているが、その底流には重いテーマを掲げる。

  • 2022-03-12
  • 2022-03-12

【特集】現代のロジャー・トラウトマン!?トークボックスを駆使したSSW・Swatkinsが今、世に放つポジティブソウル

歌?楽器?カテゴリとしてはエフェクターであり、楽器の音をビニールチューブを通して演奏者の口に入れて響かせるというその衝撃的なビジュアルと、ホワホワしたその特徴的な音色が耳に残って離れない、トーキング・モジュレーター(通称:トークボックス)。ザップ(Zapp)および、そのフロントマンであるロジャー・トラウトマン(Roger Troutman)などのPファンクに愛された音というイメージだが、ロック界隈ではボン・ジョビ(BON JOVI)があの有名な「Livin’ on a Player」や「It's My Life」で使っていたり、最近ではブルーノ・マーズ(Bruno Mars)が「24K Magic」で使用したことで再度注目を集めている。

  • 2022-03-07
  • 2022-03-20

パリ発、ヘビロテ必至のグルーヴィ&洒脱なコズミック・ディスコポップ、L’Impératrice『たこつぼ』

フランス・パリの6人組シンセポップ・バンド、ランペラトリス(L'Impératrice)の2ndアルバム『Tako Tsubo』は、アシッドジャズやファンク、ハウスの影響を受けた軽めのエレクトリック・バンドのサウンドに、フレンチポップの流れを汲む女性ヴォーカルが溶け込んだ極上の作品だ。

  • 2022-02-06
  • 2022-02-06

アフリカ音楽に魅せられたフランス人ギタリストがマリのスターたちと作り上げた傑作『Yeko』

アフリカ音楽をするフランスのギタリスト/作曲家/プロデューサー、ヨアン・ル・フェラン(Yohann Le Ferrand)が制作に10年以上を費やしてきた作品『Yeko』がEPとしてリリースされた。ジャンルに捉われずマリの様々なミュージシャンがクレジットされており、モダンなサウンドの中に伝統が織り込まれた驚くべき作品に仕上がっている。

  • 2021-12-25
  • 2021-12-21

世界中から名手集う一大ジャズファンク・セッション。Alp Ersönmez『Cereyanlı』

トルコのベーシスト/作曲家アルプ・エルソンメス(Alp Ersönmez)の『Cereyanlı』レコードのA面とB面というコンセプトで2枚に分かれたエレクトロ・ジャズ・ファンクだ。トルコのジャズ界を代表するミュージシャンが多数参加しているだけでなく、各国から多彩なゲストが参加。ベースがうねりパーカッションが猛るグルーヴィーなジャズファンクが熱く繰り広げられる。

  • 2021-12-20
  • 2021-12-21

ネクストKing of Popが見せた渾身のSoulアルバム

グラミー賞を計11部門受賞している “音楽界の至宝” ブルーノ・マーズと、グラミー賞を計3部門受賞しているアンダーソン・パークが生み出したスーパープロジェクト、シルク・ソニック (Silk Sonic)。ヒットチャートでも評価される現代版Soulの大傑作。

  • 2021-12-17
  • 2021-12-16

ベルギーの気鋭アーティスト二人による超強烈なSFインスパイアド・ジャズ

ベルギー出身のドラマーステファン・ギャランド(Stephane Galland)と、鍵盤奏者アドリアーン・ファン・デ・ヴェルデ(Adriaan Van de Velde)による新しいプロジェクト、ポーラー・ドワーフズのデビュー作『Polar Dwarfs』は、大胆なシンセ使いが印象的なインパクト抜群のエレクトロ・ジャズファンクだ。

  • 2021-09-04
  • 2021-09-05

謎の改造キーボードでギターのようなロックを演奏する衝撃的な男が話題

キーボードを前にし、ジミ・ヘンドリックスの名曲「Voodoo Child」の演奏を始めるロッキー・ドリー(Lachy Doley)。いささか乱暴に鍵盤を叩き始めたと思ったら…なんと楽器ついているレバーを操作し、エレキギターのような音を出し始めた!音は完全にエレキギターのそれで、激しい演奏をする姿はまるで鍵盤楽器なのにジミ・ヘンドリックスの魂が乗り移っているかのよう…とても衝撃的な光景です。