- 2024-03-07
- 2024-03-07
謎めいたサイケソウルバンド、Ghost Funk Orchestra が誘う月への旅路
作曲家/マルチ奏者のセス・アップルバウム(Seth Applebaum)率いるNYの9人組サイケ・ソウルバンド、ゴースト・ファンク・オーケストラ(Ghost Funk Orchestra)の2024年新譜『A Trip To the Moon』。よりエキゾチックに、よりサイケデリックに、よりディープに進化したバンドが“月への旅”へと誘う。
作曲家/マルチ奏者のセス・アップルバウム(Seth Applebaum)率いるNYの9人組サイケ・ソウルバンド、ゴースト・ファンク・オーケストラ(Ghost Funk Orchestra)の2024年新譜『A Trip To the Moon』。よりエキゾチックに、よりサイケデリックに、よりディープに進化したバンドが“月への旅”へと誘う。
ブラジルのトロンボーン奏者/作曲家、ジョアベ・ヘイス(Joabe Reis)の新譜『028』がリリースされた。MPB、ヒップホップ、ファンク、トリップホップなど様々な要素を消化吸収した現代的なジャズが楽しめる作品で、心地よく繰り返されるグルーヴは極上のチルアウト・ミュージックとして紹介しても間違いないだろう。
1997年ポーランド生まれのベーシスト/作曲家キンガ・グゥイク(Kinga Głyk)が、前作『Feelings』から4年以上ぶりとなる新作『Real Life』をリリースした。今回は共同プロデューサーにスナーキー・パピーのマイケル・リーグ(Michael League)を迎え、これまでの作品にも通底するジャコ・パストリアスやスタンリー・クラーク的な音楽表現を引き続き基幹に据えつつ、これまで以上に洗練された現代のジャズファンク/フュージョンを気持ちよく聴かせてくれる絶品に仕上がっている。
2023年も残りわずか。まさかこのタイミングでこのような朗報が訪れるとは思わなかった。2019年の『Tomorrow's New Dream』より4年ぶり、通算19作目のアルバムとなるインコグニート(Incognito)の新作『Into You』が発表されたのは10月末の事だ。
ヨルダンの首都アンマンで2007年に結成されたアウトストラッド(Autostrad)はロック、レゲエ、ラテン、ファンク、ジャズ、アラブ伝統音楽を組み合わせたバンド名「高速道路」のとおりの疾走感のある音楽をアラビア語のヨルダン方言で歌う、アラブ圏で非常に人気のあるバンドだ。アラビア語圏を中心に各国でツアーを行なっているが、2014年にはイギリス・ロンドンでも演奏をした。
フロリダ州マイアミのソウル・ジャズ・オルガントリオ、レモン・シティ・トリオ(Lemon City Trio)の新譜『Postcards』。雷鳴のような適度に歪んだギターを中心とした歌心と野生味が溢れるジャズで、オルガントリオという編成のファンには堪らない音だ。
ミネソタ州ミネアポリスのアフロ・ファンクバンド、ブラック・マーケット・ブラス(Black Market Brass)が3枚目となるアルバム『Hox』をリリース。アナログの録音プロセスに拘った70年代風のサウンドにはアフロビートへの最大級のリスペクトが込められる。
1994年生まれの米国のジャズ・シンガー、ヴェロニカ・スウィフト(Veronica Swift)が歌手デビュー20周年での初のセルフ・タイトル作『Veronica Swift』をリリースした。単なるジャズ・シンガーの範疇に止まらない多彩な表現力を誇る彼女の集大成的な作品となっており、ビバップ、マヌーシュ・スウィング、ブルース、クラシック、ボサノヴァ、さらにはロックといった様々な種類の音楽が高次元で混ざり合い、次々と飛び出すアイディアに驚きが止まらないハイクオリティな作品に仕上がっている。
フランスの新世代ドラマー、ピエール・モンジャール(Pierre Mangeard)のデビュー作『Lemedouai』はなかなかに強烈だ。ファンキーでソリッドなドラミング、ヒップホップから強い影響を受けたMC。クインテット編成のバンドはジャジーで洒脱。エネルギーに満ちた陽気で楽しいショウは聴いていて気持ちが良い。
Funk、Jazz、HipHop、R&B、アフロビート…様々な音楽をジャンルレスに横断し、その独特のグルーヴで唯一無二の存在感を放つマルチアーティスト/ベーシスト、ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)が今年ブルーノートから新作を発表した。本稿では多様なンデゲオチェロの作品群を改めてフィーチャー。デビュー30周年を迎える彼女のキャリアを振り返るとともに、これから彼女の音楽に触れる人は是非自分だけのお気に入りの一枚を見つけて欲しい
ナイジェリアとセネガルにルーツを持つロンドン育ちのジャンベ奏者イヒエル・カマラ・オノノ(Yahael Camara Onono)率いる大世帯“マンデ・ジャズ”バンド、バリマヤ・プロジェクト(Balimaya Project)が待望の2ndアルバム『When The Dust Settles』をリリースした。オノノが今作について“黒人の悲しみ、喜び、怒り、そして希望の物語を伝えるアルバム”と語っているとおり、西アフリカの伝統的なマンデ音楽に由来する複雑に躍動するリズムと、ロンドンの先鋭的なジャズのサウンドをミックスし力強いメッセージを発している。
ソロ・プロジェクト、Cosmic Analog Ensembleで知られるレバノン・ベイルートのマルチ奏者/作曲家シャリフ・メガルバン(Charif Megarbane)の新作『Marzipan』は自然と心を躍らせてくれる最高のエキゾ・サイケ・ジャズ・ファンクだ。中東、アフリカ、インド、ブラジルなどの音楽的な特徴が曲によって次々と顔を覗かせては、目まぐるしく場面を転換させていく。全18曲の楽曲はいずれも2〜3分程度で恍惚のうちにフェードアウトし、すぐに次なる世界が現れる。
米国フロリダ州マイアミを拠点に活動するプログレッシヴ・ジャズ・トリオのアネモイア(Anemoia)による3rdアルバム『A Muser!』がリリースされた。ジャムセッションでの即興演奏をベースに様々なアイディアを試し構築された全8曲は創造的でグルーヴィーで、基本的にインストゥルメンタルだがメロディは口ずさめるほどに適度にポップで聴きやすい。
この夏、二人の天才が来日する。それもBlue NoteやBillboardといった格式高いジャズ箱ではなく、フェスへの出演である。一人は本サイトでも取り上げたことのある「神童」ジェイコブ・コリアー(Jacob Collier) 。そしてもう一人が、そのMVも含めすべてにおいて独特なクリエイティビティを見せつけながらも、質の高さからそれすらもスタンダードに昇華されてしまう「奇才」と呼ぶべきマルチアーティスト、ルイス・コール(Louis Cole)だ。2022年のベストアルバムに入れそびれてしまった最新作『Quality Over Opinion』を今回は来日を記念してご紹介したい。