- 2020-10-29
- 2025-07-27
ジャズハーモニカ新世代、ヨタム・ベン=オール 才能光るデビュー盤
イスラエル出身でNYを拠点に活動するヨタム・ベン=オール(Yotam Ben-Or)が2018年にリリースしたデビュー作『Sitting on a Cloud』は、この若いジャズ・ハーモニカ奏者が今後ジャズ界隈でどんな凄い活躍を見せてくれるのか、楽しみでならなくなる良作だ。
イスラエル出身でNYを拠点に活動するヨタム・ベン=オール(Yotam Ben-Or)が2018年にリリースしたデビュー作『Sitting on a Cloud』は、この若いジャズ・ハーモニカ奏者が今後ジャズ界隈でどんな凄い活躍を見せてくれるのか、楽しみでならなくなる良作だ。
クロマチック・ハーモニカのグレグア・マレ(Gregoire Maret)、ピアノのロメイン・コリン(Romain Collin)、そしてギターのビル・フリゼール(Bill Frisell)の3人がアメリカの雄大な自然を愛情深く描く『Americana』。グレゴア・マレのハーモニカが奏でる叙情的な音は広大なアメリカの大地への望郷と憧憬の歌だ。
フランスのクロマチック・ハーモニカ奏者オリヴィエ・ケル・オゥリオ(Olivier Ker Ourio)の2020年新譜 『Singular Insularity』は、自身が生まれ育ったインド洋に浮かぶレユニオン島をはじめとするクレオール文化にフォーカスした非常に個性的なジャズ作品だ。