MPB×レゲエの自然派SSW、カリーナ・リバニオのデビュー作
ブラジル・ミナスジェライス州ベロオリゾンチ出身のシンガーソングライター、カリーナ・リバニオ(Karina Libânio)のデビュー作『Nua Face』は、クラウドファンディングでの出資も募りながら5年間の制作期間を経て完成した作品。
MPB、レゲエ、ジャズの影響を感じさせる上質かつ親しみやすい曲調が印象的。フランスのSSW、ザーズ(Záz)からも強い影響を受けているという彼女の少しブルージーでリラックスした丁寧な音楽だ。
ヨガや演劇を愛するという彼女のプロフィールからもイメージされる通り、日々の確かな生活に寄り添ってくれそうな素敵なアルバム。
ドラマーのフェリピ・コンチネンチーノ(Felipe Continentino)、パーカッション奏者ダニエル・ゲヂス(Daniel Guedes)、トランペッターのパウロ・マルシオ(Paulo Márcio)などが演奏に参加。楽曲によって編成を変え、バラエティ豊かな仕上がりになっている。