NY・ブルックリンの新進気鋭ギタリスト、マックス・ライト新譜『Bramble』

Max Light - Bramble

要注目の若手ギタリスト Max Light、カルテットでの新作EP『Bramble』

ニューヨーク・ブルックリンを拠点とする新進気鋭のギタリスト、マックス・ライト(Max Light)の新作EP『Bramble』。ピアノにエヴァン・メイン(Evan Main)、ベースにデンマーク出身のマティアス・ホイゴール・ジェンセン(Mathias Højgaard Jensen)、そしてドラムスにスティーヴン・クラマー(Steven Crammer)という若く柔軟な感性を持ったメンバーを迎えたカルテットで、伝統と革新が両立する優れたジャズを展開している。

マックス・ライトは2019年のハービー・ハンコック・ジャズ・コンペティションで2位(このときの1位はロシア出身のエフゲニー・ポボシー)となったギタリスト/作曲家で、今作でも相当に攻め込んだフレージングが魅力的だ。アルバムは(1)「Dog」がマックス・ライト作曲、(2)「Prince ’37」がスティーヴン・クラマー、(3)「Revolve」がマティアス・ホイゴール・ジェンセンと、メンバーそれぞれが曲を持ち寄った構成。(4)「Conception」は英国のピアニスト、ジョージ・シアリング(George Shearing, 1919 – 2011)のカヴァーとなっている。

(1)「Dog」の、今作収録とは別の編成での演奏。

Max Light – guitar
Evan Main – piano
Mathias Højgaard Jensen – bass
Steven Crammer – drums

Max Light - Bramble
Follow Música Terra