バボ・モレーノ。ロンドンのジャズシーンに忽然と現れたラテンジャズ
ブラジルにルーツを持ち、ロンドンで生まれ育った打楽器奏者ファビオ・ヂ・オリヴェイラ(Fábio de Oliveira)が率いるプロジェクト、バボ・モレーノ(Babo Moreno)のデビュー作『Babo Moreno』。この作品に寄せられた次の賛辞は、多様さを極めるロンドンのジャズシーンに忽然と現れた彼と、その作品への期待が滲み出ている:
ジャズとブラジル音楽の影響を巧みに融合させた魅惑的な音楽は、移民の家庭出身のロンドンっ子の人生を鮮やかに表現しており、ブラジルのルーツとロンドンの粋なセンスの融合は他に類を見ない。まるで……エルメート・パスコアールがトニー・アレンとエディ・パルミエリにノッティングヒルのバーで出会ったかのような感覚だ。
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さぁ、これを過大評価と感じるかどうかはアルバムのリード・トラックである(4)「Rei Da Pesca」や(5)「O Palhaço」を聴いて、感じてからにしていただきたい……
本作にはトロンボーン奏者デニス・ロリンズ(Dennis Rollins)やトランペット奏者イフェ・オグンジョビ(Ife Ogunjobi)、サックス奏者テイマー・オズボーン(Tamar Osborn)、ベーシストのジリ・ロペス(Gilli Lopes)といった著名奏者も多数参加。ロンドンに新風を吹かせる、ラテン音楽が混在するブラジリアン・ジャズの新顔への賞賛を送る。