- 2021-02-05
- 2021-02-05
天才ギタリスト、バーデン・パウエルの二世が選んだ、父とは別の道
神様ペレもファンだった、天才ギタリスト、バーデン・パウエル。二世誕生を多くが望む中、長男フィリップは、ピアニストの道を選んだ。練習熱心だった父の、ワークエシックと感性を受け継いだ彼は、繊細な音を聴かせてくれる。
神様ペレもファンだった、天才ギタリスト、バーデン・パウエル。二世誕生を多くが望む中、長男フィリップは、ピアニストの道を選んだ。練習熱心だった父の、ワークエシックと感性を受け継いだ彼は、繊細な音を聴かせてくれる。
エンリッキ・ネト(Henrique Neto)の2011年のデビュー作『Caminhos Abertos』。収録曲はバーデン・パウエルの(1)「Aviso aos Navegantes」、ドミンギーニョスの(10)「Fuga Pro Nordeste」を除き、他はすべてエンリッキ・ネトのオリジナルで、曲調はクラシカルなものからジャズ、ショーロ、タンゴ、フラメンコなど幅広い。
イスラエルを代表するSSW、マティ・カスピ(Matti Caspi, ヘブライ語:מתי כספי)の1987年作『Eretz Tropit Meshaga'at』は知られざるブラジリアン名盤だ。彼の1978年リリースのブラジリアン路線のヒット作『Eretz Tropit Yafa』の続編的内容で、マティ・カスピ自身の楽曲のほか、バーデン・パウエルやシコ・ブアルキといったブラジルのアーティストの名曲のカヴァーも多数収録されている。
『悲しみのサンバ』などで知られるブラジリアンギターの巨匠バーデン・パウエル。彼の長男、フィリップ・バーデン・バウエルは、生地であるパリを拠点に、ピアニスト、プロデューサー、そして音楽学校の教師として活動している
日本ではマイナーな7弦のクラシックギター(ガットギター)は、ブラジル音楽ではごく当たり前に使われている楽器だ。通常の6弦ギターの低域を拡張した7弦ギターの豊かな表現力の魅力と、超絶技巧の7弦ギタリスト、フェリクス・ジュニオール(Félix Junior)の新譜の紹介。
ジャズとクラシック、ブラジル音楽を折衷したスタイルが魅力のブラジルの卓越したギタリスト、ディアゴ・フィゲイレド(Diego Figueiredo)新譜『Antarctica』は、確かな基礎と様々なスタイルから吸収された表現力豊かな即興演奏を堪能できる、優れたギター音楽の作品だ。
これまで特に、妻であり歌手のヴァネッサ・モレーノとのデュオ活動で知られているブラジル・サンパウロのベーシスト、フィ・マロスティカの待望のソロ・デビュー作『Visão do Mar』がリリースされた。収録の全9曲は全てフィ・マロスティカの作曲/編曲。(4)「Casulo」のみコントラバスの独奏だが、基本的にベース、ピアノ、クラリネット、ドラムスのカルテットを軸に数曲でゲストシンガーを迎えた内容となっている。
イスラエルの男女デュオを中心としたグループ、ザ・フラワーショップ(The Flower Shop)の2020年作『The Flower Shop』では世界各国から20名以上のミュージシャンが参加し、アフリカ音楽、インド音楽、ブラジル音楽、ラテン音楽、クラシック、そしてジャズなどが渾然一体となった素晴らしい演奏と歌の数々を聴くことができる。
イスラエル出身、現在はカナダのバンクーバーを拠点に活動するギタリスト/ピアニスト/作曲家のイタマール・エレズ(Itamar Erez)の2019年作『Mi Alegría』、これはかなり凄い作品だ。自ら作曲した様々なジャンルを横断する難曲をギターとピアノでそれぞれ卓越した技術で弾きこなす圧倒的な個性。これだけの才能があまり世に知られていないのが不思議なほど。ぜひ、この作品は聴いてみてもらいたい。
ブラジルのベテラン歌手、アライヂ・コスタとピアニスト/作曲家のゼー・ミゲル・ウィズニキの初共演は1968年、TVで披露された「Outra Viagem」だった。このとき、アライヂ・コスタは33歳、ゼー・ミゲル・ウィズニキは20歳。そこから半世紀の時を経て、アライヂ・コスタが歌うゼー・ミゲル・ウィズニキの作品集『O Anel - Alaíde Costa Canta José Miguel Wisnik』が完成、アントニオ・カルロス・ジョビンの命日である12月8日にリリースされた。
ブラジル・サンパウロ出身の作曲家/ピアニストのファビオ・トーレス(Fábio Torres)の新譜『Além do Jardim』は、ブラジルを代表する女性シンガーを迎えたヴォーカル作品となっている。
ブラジル・ミナス出身のピアニスト/作曲家、ディアンジェロ・シルヴァ(Deangelo Silva)の注目の新譜『Hangout』。カルテットのメンバーはピアノ/キーボードのディアンジェロ・シルヴァほか、ギターにフェリピ・ヴィラス・ボアス、ベースにフレデリコ・エリオドロ、ドラムスにアントニオ・ロウレイロという、おそらく考え得る“ミナス新世代”界隈の最強布陣で、否応なく期待値が高まる。
ブラジル・サンパウロ出身のピアニスト/作曲家、ルーイッジ・ウーレイ(Louise Woolley)の3rdアルバムとなる新譜『Rascunhos』。ジャンルはジャズに分類されるが、クラシック音楽やブラジルの先人音楽家たちが築いてきた豊かな音楽文化を継承する作品で、非常にクオリティが高い。
一聴して、ブラジルの伝説的フュージョン・バンド、Azymuthが思い浮かんだ。シコ・サイエンスのバンド、ナサォン・ズンビのドラマー/作曲家/プロデューサーのプピロ(Pupillo)率いるバンド、ソノラド(Sonorado)のデビュー作『Sonorado Apresenta: Novelas』はブラジリアン・フュージョンの新たな傑作だ。