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Euro Jazz

  • 2019-09-27
  • 2024-09-23

アイデンティティは人を殺すか? 微分音トランペッター、イブラヒム・マアルーフの新たな挑戦

物理的に唯一無二の“微分音トランペット”を駆使し、ジャズにアラビックな感覚を持ち込み世界的な人気を博すイブラヒム・マアルーフ(Ibrahim Maalouf)の新譜『S3NS』がリリースされた。叔父は『アイデンティティが人を殺す』の著者アミン・マアルーフ。レバノンの戦火を逃れフランスに移住した彼らの想いとは…

  • 2019-08-25
  • 2021-05-10

ピアノ、ヴァイオリン、チェロの変則JAZZトリオ。美しすぎる北欧ジャズ名盤

ジャズの世界に身を置きながら、クラシック仕込みの優れたテクニックやPOPS愛好者への訴求力も強い楽曲のキャッチーさなど、類稀な才能を発揮し1990年代から活躍するフィンランドの作曲家/ピアニスト、イーロ・ランタラ(Iiro Rantala)の最高傑作に挙げたい一枚が、2014年リリースの『Anyone With a Heart』だ。

  • 2019-08-05
  • 2023-10-21

イタリアとブラジルの鬼才が描き出す奇妙で耽美な音楽

イタリアのジャズクラリネット奏者、ガブリエーレ・ミラバッシ(Gabriele Mirabassi)と、ブラジルの作曲家/ギタリストのギンガ(Guinga)のデュオ作『Graffiando Vento』。ときに“変態的”と賞賛されるギンガの名曲の数々を、表情豊かなジャズクラリネットが歌い上げる傑作だ。