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Music

  • 2021-03-18
  • 2021-03-15

3台の弦楽器が奏でる至福の時。フロリアン・ウィライトナー

ドイツのヴァイオリン/フィドル奏者/作曲家フロリアン・ウィライトナー(Florian Willeitner)のデビュー作『First Strings on Mars』が、名門ACTレーベルからリリースされた。同じくヴァイオリン奏者のイグマー・ジェナーと、ダブルベース奏者ゲオルク・ブラインシュミットとのトリオで、ジャズ、クラシック、スウィング、カントリーなどを横断する表現力豊かな珠玉のアンサンブル作品だ。

  • 2021-03-16
  • 2023-06-17

バート・ヨリス&エンリコ・ピエラヌンツィ。欧州巨匠デュオが描く夕映えの音楽

バート・ヨリス(Bert Joris, tr)と、エンリコ・ピエラヌンツィ(Enrico Pieranunzi, p)による2021年のデュオ作品『Afterglow』。二人が持ち寄った曲を収録した本作はジャケットのハイウェイの写真のように都会的な印象を受ける最高級のジャズで、時にリリカルに、時にフリーに淀みなく展開されるピアノとトランペットの語り合いがこの上なく美しい。

  • 2021-03-13
  • 2021-03-13

ブラジルの若きSSW、ルアン・カルボナリ 豊かな感性を持つMPBの原石

ブラジル・サンパウロ州に2000年に生まれたSSW/ギタリストのルアン・カルボナリ(Luan Carbonari)。デビューEP『Quando Parei de Contar Segredos (Acústico)』はブラジル音楽の長い歴史の中で育まれた音楽の遺伝子と、アルゼンチンのネオ・フォルクローレにも通じる豊かな感性で紡がれた素敵な作品。

  • 2021-03-11
  • 2021-03-11

ケレンダン&ニタイ・ハーシュコヴィッツ、恍惚のデュオ作

イスラエルの良質なJazz/ネオソウルのレーベル、Raw Tapes より、アヴィシャイ・コーエン・トリオで活躍したピアニスト/作曲家のニタイ・ハーシュコヴィッツ(Nitai Hershkovits)と、バターリング・トリオのヴォーカル/作曲家ケレンダン(KerenDun)のデュオ作が登場。

  • 2021-03-10
  • 2021-03-09

パット・メセニー新譜は米国を代表するギタリストたちとの異色コラボ

パット・メセニー(Pat Metheny)の新譜『Road to the Sun』は、メセニーの自作曲を5人のクラシック・ギタリストが弾くという挑戦的な作品だった。ジェイソン・ヴィオー(Jason Vieaux)、ロサンゼルス・ギター・カルテット(LAGQ)という共にグラミー賞受賞経験のある強者を迎えた衝撃のアルバムをレビュー。

  • 2021-03-09
  • 2021-03-08

UKジャズロック新星ギタリスト、ジョン・コナーン

イギリス・ミッドランズ出身のギタリスト/作曲家ジョン・コナーン(John Connearn)は5歳からギターを始め、これまでは主にスタジオ・ミュージシャンや様々なバンドのサポートメンバーとして活動を行ってきた。2020年から自身のプロジェクトを開始、デビューシングル『First Things First』は耳の早いリスナーの間で話題になった。

  • 2021-03-07
  • 2021-03-07

無限の可能性を感じる、インドの気鋭ジャズピアニスト、アヌラグ・ナイドゥ

子供のころは町にピアノがなく、往復10時間かけてレッスンに通ったという、インドの気鋭ジャズピアニスト、アヌラグ・ナイドゥ。20代になって、“本物”を追求するために渡ったパリで、ピアノを通して自己表現する術を学んだ彼は、新たな音楽の潮流の中にいるエンタメ王国インドで、王道のジャズカルチャーを牽引する。