- 2024-04-21
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「これはビヨンセのアルバム」。カントリー・アルバムを発表したビヨンセが伝えたかったこと。
タイトルは『Cowboy Carter』。その名の通り、カントリー・アルバムである。「これはカントリー・アルバムではありません。これは”ビヨンセのアルバム”です」ビヨンセのこの発言の意図とは。そして本作で伝えたかったこととは。
タイトルは『Cowboy Carter』。その名の通り、カントリー・アルバムである。「これはカントリー・アルバムではありません。これは”ビヨンセのアルバム”です」ビヨンセのこの発言の意図とは。そして本作で伝えたかったこととは。
米国ノースカロライナ州のバンジョー奏者/作曲家ベン・クラカウアー(Ben Krakauer)の2ndアルバム『Hidden Animals』は、南インド音楽やブルーグラスを専門とする民族音楽学者でもある彼の個性が発揮された、独創的な作品だ。バンジョー、フィドル、チェロ、ダブルベース、ドラムスというクインテット編成で、ジャズの影響を強く受けた技巧的かつ楽しい音楽を聴くことができる。
米国カンザスシティ出身のトロンボーン奏者トレヴァー・ターラ(Trevor Turla)のデビューEP『And We Continue』が面白い。ブルース、ジャズ、ファンク、カントリー・ミュージック、そしてバルカン音楽など幅広い影響が伺える音楽性で、3管フロント含む大所帯での演奏はジャムバンド的な雰囲気もあり楽しい。
アメリカーナ・ミュージック・アワードの新人部門にノミネートされるなど大いに注目されたソロデビュー作『Putting On Airs』から3年、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルのSSWエリン・レイ(Erin Rae)の待望の2ndアルバム『Lighten Up』がリリースされた。ギターを手に歌い、素朴なアメリカーナを体現する彼女の音楽は今回も純朴で親しみやすく、多くの人の心に響くことだろう。
1995年生まれのシンガーソングライター、サミー・レイ(Sammy Rae)を中心とするバンド、Sammy Rae & The Friends の音楽がとても良い。2018年にEP『The Good Life』でデビュー、2021年に『Let's Throw a Party』をリリースしているが、カントリーやフォークをベースに現代的なジャズやラテン音楽の影響も感じさせるポップな音楽性には既に風格が漂う。
ドイツの女性ギタリスト/シンガーソングライター、ジュール・マリシュケ(Jule Malischke)は8歳から始めたクラシックギターではドイツ国内のいくつかのコンクールで受賞するほどの実力を持ちつつ、一方では多感な少女らしくポピュラー音楽への関心の高まりとともに15歳頃からフォークギターやエレクトリックギターも手に取り演奏するようになった。
クラシック音楽に止まらない活躍を見せる“世界一のチェリスト”ヨーヨー・マ(Yo-Yo Ma)が、アメリカーナ音楽のバンド、ゴート・ロデオ(Goat Rodeo)との共演第二弾となるアルバム『Not Our First Goat Rodeo』をリリースした。このメンバーでのアルバムは2011年作『The Goat Rodeo Sessions』以来となる。