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ジャズ

  • 2021-10-29
  • 2024-09-23

【PLAYLIST】初めてには刺激が強すぎる“微分音ジャズ”の世界

西洋音楽の標準である「十二平均律」の範疇を外れる「微分音」を用いた魅力的な音楽やメロディーたち。今回は現代的で比較的聴きやすい、「ジャズ」と「微分音音楽」のハイブリッドな楽曲たちをプレイリストにまとめました。これまで意識することさえなかった、音律という新たな視点で音楽を聴いていただきたいと思います。

  • 2021-10-29
  • 2024-09-23

ターキッシュ・クラリネットの名手Yom、西洋と中東・伝統と未来を繋ぐ夢遊の音楽

フランスのターキッシュ・クラリネット奏者/作曲家、ヨム(Yom)の2021年新譜『Celebration』はピアノとクラリネットを軸に中東音楽に特徴的な微分音、さらにはエレクトロニカなども大胆に用いた、音作りだけを聴けば実験的でありながらも音楽・演奏面ではキャッチーさやスリルも併せ持った非常に興味深い作品だ。

  • 2021-10-24
  • 2023-09-22

仏ピアニスト/俳優、アンドレ・マヌーキアンと6人の女性歌手が演じるゲンスブール曲集

アルメニア系フランス人ピアニストのアンドレ・マヌーキアン(André Manoukian)の新譜『Les pianos de Gainsbourg』はセルジュ・ゲンスブールの没後30周年を記念したトリビュートアルバム。6人の女性ヴォーカリストを迎え、数々のゲンスブールの名曲を歌とピアノを中心に雰囲気たっぷりに聴かせる。

  • 2021-10-23
  • 2021-10-27

ただの天才ギタリストではなかった…ニツァン・バール、SSWとしての圧倒的才能を魅せた新譜

イスラエルのジャズギタリスト/作曲家ニツァン・バール(Nitzan Bar)の新作はなんと自身でギターを弾き語る、ロックに傾倒したアルバムとなった。しかも2枚同時リリース。『Nitz A』『Nitz B』とストレートな名前を冠されたアルバムに若き天才ギタリストの原点が垣間見える。

  • 2021-10-18
  • 2021-10-24

超個性派エレクトロ中東プログレジャズ、Shwesmo 渾身の新譜

イスラエル出身、現在は米国ボストンのバークリー音楽大学で教鞭を取る傍らで演奏活動を行うギタリスト/作曲家ビートメイカーのShwesmoの新譜『Trail to Now』。ジャズを学びながら、ここ数年はエレクトロニカに深く傾倒するShwesmoことヨエル・ゲニン(Yoel Genin)の集大成的な作品となっている。

  • 2021-10-14
  • 2021-10-14

ノラ・ジョーンズ、初のクリスマス・アルバム『I Dream Of Christmas』をリリース

今年のベスト・クリスマス・アルバム最有力候補が登場した。ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)の新譜は初のクリスマス曲集。6曲ほどの自作/共作曲のほか、誰もが知る名曲も収録。デビュー以来変わらない優しく温かく包み込むような歌声とピアノを中心としたアコースティック・サウンドで聴く極上のクリスマス曲集となっている。

  • 2021-10-13
  • 2021-12-14

伝統音楽と現代ジャズの奇跡の邂逅。カテリーナ・ラドコヴァ×アントニオ・ロウレイロ

前作『Singularlugar: Travessia』が大きな反響を呼んだベラルーシ出身ピアニスト/シンガーのカテリーナ・ラドコヴァ(Katerina L’dokova)がより進化した姿を見せた。新譜『Mova Dreva』にはブラジルのSSWアントニオ・ロウレイロがドラムスやエレクトリック・ピアノなどで全面参加し、音楽面・音響面で大きな影響を与えている。

  • 2021-10-12
  • 2021-10-28

中東音楽に魅了されたアコースティック・ギター・デュオによる深遠な弦の響き

アラ・ギュレルが遺した写真にインスパイアされたのが、二人のギタリスト──イスタンブール育ちのエルキン・カブス(Erkin Cavus)とドイツ出身のレーントコ・ディルクス(Reentko Dirks)だ。フレットレスとフレッテッドのダブルネックのガットギターと、スティール弦のバリトンギターの豊かな響きの作品。