日系歌姫、フェルナンダ・タカイが歌うジョビン曲集

Fernanda Takai - O Tom da Takai

巨匠プロデュース。フェルナンダ・タカイが歌うジョビン曲集

ブラジルの日系三世の歌姫フェルナンダ・タカイ(Fernanda Takai)によるアントニオ・カルロス・ジョビン曲集『O Tom Da Takai』(2018年)。プロデュースはマルコス・ヴァーリとホベルト・メネスカルが担当し、極上のボサノヴァ・ヴォーカルを味わえる作品となっている。

アントニオ・カルロス・ジョビン(Antônio Carlos Jobim, 愛称Tom Jobim)が世界初のボサノヴァ「Chega de Saudade(想いあふれて)」を作曲しジョアン・ジルベルト(João Gilberto)のギターと歌で発表したのが1958年。
本作『O Tom Da Takai』は、そんなボサノヴァ誕生から60周年を記念して制作されたアルバムで、全編でジョビンの楽曲を取り上げている。

(1)「Bonita」

軽やかなジャズボッサの演奏と、フェルナンダ・タカイの柔らかいヴォーカルがとてもリラックスした空気を生んでおり、ジョビンという稀代の作曲家が遺した楽曲の素晴らしさを改めて感じられる。

2019年にはライヴ盤も発表

2019年には同作の収録曲を中心とするライヴ盤『O Tom da Takai Ao Vivo』もリリースしており、かつて彼女が日本語で歌い話題となった「小舟(O Barquinho)」のライヴバージョンも収録されている。

Fernanda Takai - O Tom da Takai
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