- 2021-01-01
- 2021-01-01
イスラエル発、驚異のSFヴォイス・アンサンブル!鬼才音楽家/作家ニル・ヤニヴの世界
作曲家、ベーシスト、ヴォーカル・パフォーマー、SF作家、映画作家、編集者、プログラマーなどマルチな才能を持つイスラエルの鬼才ニル・ヤニブ(Nir Yaniv, ヘブライ語:ניר יניב)の2018年作『The Voice Remains』はプログレばりの変拍子のリズムに怒涛のヴォーカル・アンサンブルが折り重なる驚異的な音楽作品だ。
作曲家、ベーシスト、ヴォーカル・パフォーマー、SF作家、映画作家、編集者、プログラマーなどマルチな才能を持つイスラエルの鬼才ニル・ヤニブ(Nir Yaniv, ヘブライ語:ניר יניב)の2018年作『The Voice Remains』はプログレばりの変拍子のリズムに怒涛のヴォーカル・アンサンブルが折り重なる驚異的な音楽作品だ。
イスラエルのプログレ/ジャズロック・バンド、ヒーサンズ(Heathens)の2018年作『The Best Of』。Project RnL、Pinhas & Sons といったイスラエルを代表するプログレバンドのメンバーが揃ったスーパーユニットの作品。
イスラエル出身でNYを拠点に活動するヨタム・ベン=オール(Yotam Ben-Or)が2018年にリリースしたデビュー作『Sitting on a Cloud』は、この若いジャズ・ハーモニカ奏者が今後ジャズ界隈でどんな凄い活躍を見せてくれるのか、楽しみでならなくなる良作だ。
ヘブライ語のアルファベット=アレフベートを歌にし、YouTubeで200万再生のヒットを記録したイスラエルの歌手ヴィクトリア・ハンナ(Victoria Hanna)。デビューアルバム『Victoria Hanna』にはその「Aleph Bet / Hoshana」や、続くシングル「22 Letters」を含む10曲を収録している。ヘブライ語を学びたい方におすすめしたいアーティストだ。
セクシャリティを超越した印象を残すその佇まいと歌声。観るもの聴くものに強烈なインパクトを与えるボスニア・ヘルツェゴビナの歌手、ボジョ・ヴレッチョ(Božo Vrećo)は、ボスニアの伝統的な大衆音楽であるセヴダをベースにしながら、同時に半世紀以上も伝統に縛られ続け変化を恐れてきたその音楽の表現に革新をもたらした。
トルコ・イスタンブール出身の若き天才ギタリスト、セリル・レフィク・カヤ(Celil Refik Kaya)によるバリオス・マンゴレのギター曲集を紹介。バリオスの楽曲は近年クラシックギタリストに人気で、様々な演奏家によって取り上げられているが、なかでもこのセリル・レフィク・カヤは技巧も表現力も随一だ。
エルダッド・ツィトリン(Eldad Zitrin)は様々な楽器をルーパーを用いてリアルタイムで多重録音し、音楽を築き上げているスタイルで知られるワンマンバンドだ。2018年のEP『Three Old Words』は、彼が一人で作り上げていくハイセンスなサウンドと、個性的なゲストとの交錯による化学反応がとても面白い作品。
ロン・ミニス(Ron Minis)はイスラエル・テルアビブを拠点に活動するピアニスト/作曲家。ピアノの他にギターやベース、ドラムスも演奏するマルチ器楽奏者だ。両親はロシア出身で、青く染めた髭が特徴的なアーティストである。
稀有な才能をもった南アフリカのSSW/トランペッターのマンディシ・ダイアンタイス(Mandisi Dyantyis)のデビュー盤『Somandla』(2018年)。彼は8歳からトランペットを始め、クラシック音楽やゴスペルなどの影響も受けたアフロジャズの新たな天才だ。
米フォーブス誌の「世界を変える30歳未満の30人」にも選出されるなど人気絶頂のSSW/ピアニストのジョン・バティステ(Jon Batiste)の2018年作『Hollywood Africans』は、シンプルな内容ながら彼の音楽家/エンターテイナーとしての稀有な魅力がたっぷりと詰まった作品だ。
ボツワナ生まれのピアニスト、ボカニ・ダイアー(Bokani Dyer)が率いる南アフリカのピアノトリオ、ボカニ・ダイアー・トリオ(Bokani Dyer Trio)の2018年作『Neo Native』。注目される南アフリカのジャズシーンの中でも頭ひとつ抜けたピアニストによるエキサイティングな現行ジャズ作品だ。
アルゼンチン、コルドバ出身のSSW/ピアニストのクララ・プレスタと、同郷のベーシスト、フェデリコ・セイマンディによるデュオ作品『Casa』は、スペイン語で「家」を意味するタイトルが示す通りに、クララ・プレスタの自宅で生まれたばかりの娘フランシスカの授乳の合間を縫って録音されたという作品だ。耳元で奏でられるようなドメスティックな音楽が夢見心地な、深い慈しみが溢れ出た傑作。
イスラエルのキーボード奏者、オフェル・ピンハス(Ofer Pinhas)率いるピンハス&サンズ(Pinhas & Sons, ヘブライ語:פנחס ובניו)が凄い。男女ツインヴォーカルが特徴的で、ジャズやプログレ、クラシック、クレズマー、バルカン、ラテン、ブラジルなど幅広いジャンルに影響を受けた独創的かつテクニカルな音楽を展開する驚愕のミクスチャーバンドだ。
アルゼンチン・ブエノスアイレス出身のマリアナ・ミチ(Mariana Michi) というシンガーソングライターが最近気になっている。私がこのアーティストを動画で初めて観たとき、彼女はOchoというバンドで全裸で歌っていた。それ以来、この表現家の魅力に取り憑かれてしまったようだ。