NYで出会ったUK、イスラエル、メキシコの猛者による「Trio Grande」デビュー

Will Vinson, Gilad Hekselman & Antonio Sanchez - Trio Grande

ウィル・ヴィンソン、ギラッド・ヘクセルマン、アントニオ・サンチェスがトリオを結成

イギリス出身のサックス/キーボード奏者ウィル・ヴィンソン(Will Vinson)、イスラエル出身のギタリスト、ギラッド・ヘクセルマン(Gilad Hekselman)、そしてメキシコ出身のドラマー、アントニオ・サンチェス(Antonio Sanchez)。彼ら3人はジャズの本場・米国ニューヨークで出会い、同地をそのまま活動の拠点としている。

3人は数多くの芸術家が集うマンハッタンの伝説的カフェ、コーネリア・ストリート・カフェ(2019年に閉店)で初共演をしたとき、互いの個性が演奏の中で融合したときに生まれる想定以上の化学反応にこれまでにない刺激を受けたという。そうした経緯があって生まれた作品が、今作『Trio Grande』だ。

収録曲は全曲メンバーが持ち寄ったオリジナルで、どの曲もアドリブを目的化せず、現代的で緻密なコンポージング/アレンジが施されている。強固なアンサンブルながら各々がさりげなく創造的で変化に富んだ演奏を聴かせており、互いに異なるバックグラウンドを持つ彼ら3人だからこそ成し得た音楽だ。ウィル・ヴォンソンの表情豊かなサックス、アントニオ・サンチェスの解像度の高いドラミングにはあっと驚かされる瞬間が随所にある。ギラッド・ヘクセルマンのギターの素晴らしさは言わずもがな。NYシーンを代表する三者三様の個性が見事に絡みあい、新しいサウンドをつくる。センスの塊のようなプレイが最高に気持ちの良いアルバムだ。

(2)「Elli Yeled Tov」は耳に残るメロディー、リズムを持つ。

Will Vinson – saxophones, keyboards
Gilad Hekselman – guitars
Antonio Sanchez – drums

Will Vinson, Gilad Hekselman & Antonio Sanchez - Trio Grande
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