- 2021-12-06
- 2021-12-06
シュタイアーマルク・ハーモニカが印象的なアルプス音楽カルテット、Maxjoseph
シュタイアーマルク・ハーモニカ2台、ギター、チューバという編成のドイツの4人組バンド、Maxjosephのデビュー作『Neue Welt』は、ヨーロッパの古風な舞踏音楽をもとにジャズなどの新しいアイディアを加えた興味深い作品だ。
シュタイアーマルク・ハーモニカ2台、ギター、チューバという編成のドイツの4人組バンド、Maxjosephのデビュー作『Neue Welt』は、ヨーロッパの古風な舞踏音楽をもとにジャズなどの新しいアイディアを加えた興味深い作品だ。
たくさんの共鳴弦を張った特注のギター“ホエール・ギター”でインド音楽を取り入れた個性的な演奏を行うイスラエルのギタリスト、オフェル・ミズラヒ(Ofer Mizrahi)のライヴ盤『Ofer Mizrahi Trio Live Album』がサブスクでリリースされた。日系のチェロ奏者マユ・シュヴィロと、Shaloshのベース奏者ダヴィド・ミハエリとのトリオで紡がれる素晴らしく魅力的な音楽だ。
サイモン&ガーファンクルの名曲(1)「The Sound of Silence」でのあまりに美しい3分間から、名盤であることを確信した。ヴォーカル/ピアノのカロリーナ・アラバウ(Carolina Alabau)と、ヴァイオリン/ヴォーカルのエリア・バスティーダ(Elia Bastida)の初めてのデュオ盤 『Meraki』。
State Jazz Orchestra of Armenia はその名の通りアルメニアの国立ジャズオーケストラ。1938年に創立され、旧ソ連全土で公演を行い広く愛されてきた。そんな彼らの2021年の新譜が『Menq U Munq』。全曲がアルメニアの作曲家によるものであり、何世紀にもわたるアルメニアの音楽の伝統を新しい解釈で現代に蘇らせている。
ブラジルのシンガーソングライター、アウグスト・テイシェイラ(Augusto Teixeira)の新譜『Um Mundo em Nós』。総勢30名以上が参加しており、特にメインヴォーカリストとしてアウグスト・テイシェイラ以外に17名がクレジットされており、ラスト(13)「Um Mundo em Nós」ではそれらの歌手が交互にパートを受け持ち歌い継ぐ。
フルート奏者、イタイ・クリス(Itai Kriss)の新譜 『Supermoon』は、プエルトリコ、イスラエル、キューバ、米国という多国籍バンドで作り上げたジャズ作品。宇宙や占星術にインスパイアされたということでスピリチュアルな響きも持つが、軽やかに舞うフルートやパーカッションをサウンドの中心としたラテン感覚がベースとなっており、創造的で面白い。