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アルゼンチン

  • 2022-09-08
  • 2023-09-14

3台のチェロとギターと声が奏でるアルゼンチンの極上チェンバー・フォルクローレ

アルゼンチン・コルドバを拠点に活動するチェリスト3人組のフロール・スール・チェロ・トリオ(Flor Sur Cello Trío)と、同じくアルゼンチンの男女デュオ、アイレナ・オルトゥーベ&フリアン・ボウリュー(Airena Ortube & Julian Beaulieu)による極上のコラボレーション『Un Solo Jazmín』。

  • 2022-07-29
  • 2022-12-10

必聴!未知の海への航海を始めたアルゼンチンの若きSSW、デルフィーナ・マンカルドのデビュー作

アルゼンチンの新鋭シンガーソングライター、デルフィーナ・マンカルド(Delfina Mancardo)の初のフルレンス・アルバム『Octante』。これは素晴らしすぎる。想像力の翼で地球を自由に飛び、いつまでも終わらない夢の中を揺蕩たゆたうような心地よさ。彼女自身が弾く控えめなアコースティックギターと南米音楽らしい丁寧で洗練された室内楽的なアレンジはどこまでも美しく、ヴォーカリストとしての表現力を際立たせる。

  • 2022-07-18
  • 2022-07-18

アルゼンチンの伝統と新しさを追求する気鋭ピアニスト、ノエリア・シンクナス新譜『Salve』

新しいタンゴを追求するアルゼンチンのピアニスト/作曲家、ノエリア・シンクナス(Noelia Sinkunas)のソロ新譜『Salve』は、典型的なタンゴのリズムとメロディーを持ち懐かしさを感じさせつつも、どこか新しい感覚を含んだカタルシス体験として作用する不思議な音楽作品だ。

  • 2022-06-20
  • 2022-06-19

南米音楽を牽引してきた天才2人のピアノ&ギター極上デュオ…珠玉のアルバム『Desde el Alma』

アルゼンチンのピアニスト、リト・ビターレ(Lito Vitale)と、ギタリストのルイス・サリナス(Luis Salinas)による極上のデュオ作品『Desde el Alma』。そろそろ人生の後期を迎える二人の天才的ミュージシャンが円熟の技で魅せる、言葉を超越する音楽の贈り物のように聴こえる素晴らしい作品だ。

  • 2022-06-05
  • 2022-06-04

アルゼンチン伝統音楽を拠り所とした現代ジャズ注目作。ダリオ・アコスタ・テイク新譜『Folklore』

アルゼンチン出身、近年は米国NYを拠点に活動する作曲家/ギタリストのダリオ・アコスタ・テイク(Dario Acosta Teich)の新作『Folklore』は、タイトルが表すようにアルゼンチン各地の伝統音楽を取り入れた洗練されたジャズ作品だ。House of Watersのモト・フクシマ、ジャキス・モレレンバウム、マイク・スターンらが参加。

  • 2022-04-17
  • 2022-04-16

アルゼンチン至宝の音楽。キケ・シネシ×ファクンド・フェレイラのギター/打楽器デュオ新譜

アルゼンチンを代表するギタリスト/作曲家キケ・シネシ(Quique Sinesi)と、若手パーカッション奏者ファクンド・フェレイラ(Facundo Ferreira)による初めてのデュオ作品『Otro Lado』がリリースされた。タイトルは“Other Side”、つまり“もうひとつの側面”“反対側”といった意味のスペイン語だ。

  • 2022-04-02
  • 2023-10-09

音楽に魅入られた鬼才カルロス・アギーレ、現代アルゼンチン・サンバの静かなる傑作

現代アルゼンチン音楽の最高峰アーティスト、カルロス・アギーレ(Carlos Aguirre)の新譜『Va Siendo Tiempo』はギター・アンサンブルを主題とした美しすぎるアルバムだ。近年注目を浴びるアルゼンチン音楽の有機的で肥沃なエッセンスが詰まった素晴らしい音が溢れる。

  • 2021-12-22
  • 2021-12-19

美しいガットギターの響き。アナ・ラルビア新譜は南米の空気を感じるカルロス・アギーレ曲集

ナチュラルなギターと歌で魅了したデビュー作『Cosecha』から5年。アルゼンチンのギタリスト/シンガーソングライターのアナ・ラルビア(Ana Larrubia)の新作EP『Pedacito de Río』がリリースされた。今作は歌はなく、5曲すべてが同郷のSSWカルロス・アギーレ(Carlos Aguirre)の楽曲をガットギターで演奏する内容となっている。

  • 2021-12-10
  • 2021-11-30

アルゼンチンのSSWセルヒオ・サバラ、多彩で美しすぎるソロ2nd

ラ・エンディハ・クアルテート(La Hendija Cuarteto)のリーダー、セルヒオ・サバラ(Sergio Zabala)のソロデビュー作『Tonadas』(2017年)に続く2枚目のスタジオアルバムとなる『Gris de Fantasía』(2021年)は、全編がアルゼンチン・コンテンポラリー・フォルクローレの心に染み入るような良さが燦々と降り注ぐ楽曲ばかり。

  • 2021-12-09
  • 2021-12-11

ディエゴ・スキッシ・キンテート『Te』:スピネッタの芸術観に触発された類稀なアート・ジャズ

アルゼンチンのピアニスト/作曲家、ディエゴ・スキッシ率いるディエゴ・スキッシ・キンテート(Diego Schissi Quinteto)の2021年新譜 『Te』は、(1)「Árbol」から驚きの連続だ。ジャンルは“ジャズ”か“アヴァンギャルド”か。少なくとも、彼らが分類されがちな“タンゴ”のイメージではない。

  • 2021-11-29
  • 2021-11-24

ピアソラの遺伝子を受け継ぐジャズ・タンゴ・セクステット「Escalandrum」が再び挑むピアソラ曲集

ルゼンチン・タンゴとジャズの融合で人気のグループ、エスカランドラム(Escalandrum)の『100』は同バンドのリーダーでありドラム奏者のダニエル“ピピ”ピアソラ(Daniel "Pipi" Piazzolla)の祖父アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla, 1921 - 1992)の生誕100年を記念したトリビュート・アルバム。