3台のチェロとギターと声が奏でるアルゼンチンの極上チェンバー・フォルクローレ

Flor Sur Cello Trío, Julian Beaulieu & Airena Ortube - Un Solo Jazmín

Flor Sur Cello Trío 最新作はギター+声のデュオとのコラボ

アルゼンチン・コルドバを拠点に活動するチェリスト3人組のフロール・スール・チェロ・トリオ(Flor Sur Cello Trío)と、同じくアルゼンチンの男女デュオ、アイレナ・オルトゥーベ&フリアン・ボウリュー(Airena Ortube & Julian Beaulieu)による極上のコラボレーション『Un Solo Jazmín』
本作は日本の大洋レコードからの提案で実現した企画とのことで、大洋レコードのHPで経緯の詳細を読むことができる。

収録の7曲はいずれもカヴァーで、アルバムタイトルにも採用されたペドロ・アスナール(Pedro Aznar)の(3)「Un Solo Jazmín(一輪のジャスミン)」、ルナ・モンティ(Luna Monti)の(5)「De Mí」などアルゼンチンの音楽家たちの作品を取り上げている。

高い評価を得た前作『Andorinha』パブロ・ドリンスキ(Pablo Doliñski)の代役としてSSWのマウロ・ヘンティレ(Mauro Gentile)が参加し、グループ全体に強い影響を与えていたが、今作ではパブロが復帰。サウンドは全体的に前作よりもクラシックの室内楽に寄った印象を受ける。前作はシンガーソングライター然とした楽曲やアレンジが多かったが、この差がマウロ・ヘンティレの存在の差ということなのだろう。

(2)「El azul de la luz」

ヴォーカルのアイレナ・オルトゥーベは前作『Andorinha』でドゥラティエラ(Duratierra)のカヴァー「Mis Partituras」という曲を歌っていたが、この曲は本作にも同じくチェロ3台+ヴォーカルで再録。前回の録音からはチェロ奏者が2名入れ替わっているので、どのようにサウンドやアレンジが変化したかを聴き比べるのも面白い。

(1)「Chaplin」

参考:大洋レコード
http://taiyorecord.com/?pid=168799261

Airena Ortube – vocal
Julián Beaulieu – guitar

Flor Sur Cello Trío :
Ana Herrera – cello
Eugenia Menta – cello
Pablo Doliñski – cello

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