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ギター

  • 2024-03-18
  • 2024-03-17

南米音楽の真髄に触れる。ヤマンドゥ・コスタ&エロヂー・ボウニー夫妻が贈る究極のギターデュオ作

ブラジルの7弦ギタリスト、ヤマンドゥ・コスタ(Yamandu Costa)とベネズエラ生まれのクラシック・ギタリスト、エロヂー・ボウニー(Elodie Bouny)のデュオ作『Helping Hands』がリリースされた。この夫婦は過去たびたび一緒に演奏する動画をYouTubeなどにアップしているが、こうして音源としてまとまったものは初めてだ。

  • 2024-03-14
  • 2024-03-11

ソプラノ歌手マリアナ・フローレスが歌う古き良きアルゼンチン音楽集『Alfonsina』

アルゼンチン出身のソプラノ歌手マリアナ・フローレス(Mariana Flores)が、同じくアルゼンチンのマルチ奏者キト・ガト(Quito Gato)との共同プロジェクトでアルゼンチン音楽集『Alfonsina: Canciones Argentinas』をリリースした。(1)「Alfonsina y el Mar」や(10)「Dorotea, la Cautiva」などの名曲をシンプルかつ豊かな伴奏と美しいヴォーカルで聴かせる好盤だ。

  • 2024-03-08
  • 2024-03-07

中国琵琶の巨匠とフラメンコギター奏者デュオ作『Alondra』、アビーロードでの一期一会

中国出身の琵琶奏者ガオ・ホン(Gao Hong, 漢字表記:高虹)と、アルゼンチン出身のフラメンコギター奏者イグナシオ・ルサルディ・モンテベルデ(Ignacio Lusardi Monteverde)によるユーラシア大陸両端の音楽が融合したような美しいデュオアルバム『Alondra』。ジャズ、フラメンコ、アルゼンチン音楽、中国音楽などに影響されたバラエティ豊かな演奏が楽しめる作品だ。

  • 2024-02-27
  • 2024-02-22

ベボ・フェラ、金子飛鳥、カルロス・ブスキーニ。地上のどこでもない幻想的フォーク・ジャズ

この地球上のどこかにありそうでなさそうな魅力的なフォーク・ジャズ。イタリア、日本、そしてアルゼンチンという互いに大きく距離の離れた場所から集ったマエストロたちが繰り広げるあまりに美しい音楽だ。イタリアのギター奏者ベボ・フェラ(Bebo Ferra)、日本のヴァイオリニスト金子飛鳥(Aska Kaneko)、アルゼンチンのベース奏者カルロス・エル・テロ・ブスキーニ(Carlos "El Tero" Buschini)のトリオ作『Tres Continentes』(三大陸)。

  • 2024-02-18
  • 2024-02-18

ユダヤの想いをジャズで表現するユセフ・ガトマン、新譜『The World And Its People』に込めた世界の在り方

2019年に音楽活動に復帰して以来、驚異的なペースで次々と傑作アルバムをリリースし続けているイスラエルのベーシスト、ヨセフ・ガトマン(Yosef Gutman)が新作『The World And Its People』をリリースした。今作は完全アンプラグドなベース、ギター、ピアノ、チェロの四重奏編成で、彼らしく素朴で温かな眼差しが感じられる優しい音楽に仕上がっている。

  • 2024-02-17
  • 2024-02-17

イラン出身。独創的なオリエンタル・プログレッシヴ・メタルが激アツなギタリスト、Shayan Javadi

イラン出身、現在は米国テキサス州ダラス在住の女性ギタリスト/作曲家シャイアン・ジャヴァディ(Shayan Javadi)が2023年11月にリリースしたデビュー作『Shawn Javadi』がかっこいい。チョン(CHON)やアニマルズ・アズ・リーダーズ(Animals As Leaders)、インターヴァルズ(Intervals)、ティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan)といったプログレ、メタル、ジャズに影響を受けたという激烈なサウンドが印象的で、とにかく熱いアルバムだ。

  • 2024-02-09
  • 2024-02-06

危険で魅力的な航海譚。ペール・マティセン新譜はグェン・レをギターに迎えた『Sounds of 3』第三弾!

ノルウェーのベーシスト、ペール・マティセン(Per Mathisen)が毎回メンバーを変えて挑む“ギタートリオ”プロジェクトの第三弾『Sounds of 3 Edition 3』。ベトナム系フランス人ギタリストのグェン・レ(Nguyên Lê)と、ノルウェーのドラマー、アウドゥン・クライヴェ(Audun Kleive)を迎え危険で魅力的な航海を描いていく。

  • 2024-02-04
  • 2024-02-03

ファビアーノ・ド・ナシメント&サム・ゲンデル、音楽の普遍の美しさを体現する初デュオ作

7弦ギター奏者のファビアーノ・ド・ナシメント(Fabiano do Nascimento)と、サックス奏者のサム・ゲンデル(Sam Gendel)の初デュオ作『The Room』は、南米のシャーマニックな土着音楽が主なレパートリー。ギターとソプラノサックスのみという編成ながら、多彩な奏法を用い、実に色彩豊かで美しい音楽を作り上げている傑作だ。

  • 2024-01-26
  • 2024-01-26

Apple Music Classical で出会えた、究極のジスモンチ曲集『Brasil Guitar Duo plays Gismonti』

Apple Music Classical が利用できるようになって、このアプリがなければ出会えなかったであろうクラシック音楽のアルバムに出会える機会がぐんと増えた。今回紹介するブラジル・ギター・デュオ(Brasil Guitar Duo)によるエグベルト・ジスモンチ(Egberto Gismonti)曲集『Brasil Guitar Duo plays Gismonti』も、このアプリがなければ出会えなかったであろう作品だ。

  • 2024-01-22
  • 2024-01-22

プリミティヴな“サウダーヂ”を体現するベルリンの多国籍バンド、A Panda do Sol『Homenagem』

フランス、ブラジル、ポルトガル、コロンビア、ドイツ出身の男女で構成され、ベルリンを拠点に活動するブラジル音楽グループ、ア・パンダ・ド・ソル(A Panda do Sol)はブラジル外に在りながらエモーショナルなサウダーヂ感に溢れた素晴らしいサンバを奏でるバンドだ。ギタリスト/SSWのフェリックス・ユエ(Félix Huet)を中心に2016年に結成された彼らの現時点の最新作『Homenagem』(2022年)は、ブラジルでサンバという素晴らしい音楽を築き上げてきた作曲家たちへの深い愛情が伝わる温かな作品となっている。

  • 2024-01-20
  • 2024-01-20

テラス・マーティン、伯父の伝説的ジャズギター奏者カルヴィン・キーズとの夢の共演!

1942年ネブラスカ州生まれの伝説的ギタリスト、カルヴィン・キーズ(Calvin Keys)が、甥でケンドリック・ラマーやスヌープ・ドッグのプロデューサーとして知られる1978年生まれのテラス・マーティン(Terrace Martin)との双頭名義で新作『The Near North Side』をリリースした。