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ジャズ

  • 2020-05-30
  • 2024-06-16

必聴! イスラエル発、世界中の音楽を詰め込んだ驚異のバンド『Pinhas and Sons』

イスラエルのキーボード奏者、オフェル・ピンハス(Ofer Pinhas)率いるピンハス&サンズ(Pinhas & Sons, ヘブライ語:פנחס ובניו)が凄い。男女ツインヴォーカルが特徴的で、ジャズやプログレ、クラシック、クレズマー、バルカン、ラテン、ブラジルなど幅広いジャンルに影響を受けた独創的かつテクニカルな音楽を展開する驚愕のミクスチャーバンドだ。

  • 2020-05-28
  • 2021-05-13

伊叙情派ジャズ巨匠、エンリコ・ピエラヌンツィ新譜がただただ素晴らしい

エンリコ・ピエラヌンツィはなんと美しい音楽を創るピアニストなんだろう…。彼の音に触れるたびに、心からそう思う。ビバップな演奏もあるが、私が個人的に好きなのは彼が演奏するバラードだ。ビル・エヴァンスをも超える詩情は、このイタリアのベテラン・ピアニストの右に出る者はいないとさえ思っている。

  • 2020-05-26
  • 2020-05-31

アルゼンチンの野心的な交響楽団、Orquesta Sin Fin がナディア・ラルヒャー/アカ・セカ・トリオとの共演コンサートを音源化

アルゼンチンの交響楽団、オルケストラ・スィン・フィン(Orquesta Sin Fin) が、人気バンド、アカセカ・トリオ(Aca Seca Trio)と、歌手ナディア・ラルヒャー(Nadia Larcher)と共演した公演を『Estaciones Sinfónicas 1』として音源化し、リリースした。

  • 2020-05-24
  • 2021-11-27

アルゼンチン・ロックの過去と現在を詰め込んだ驚くべきごった煮サイケ、Ocho『8 II』

アルゼンチンの鬼才、フアン・ベルビス率いるグループ、Ocho の2ndアルバム『8 II』が素晴らしい。フアン・ベルビス自身が「このアルバムは2019年で最も美しく、分類することができない作品のひとつだ」と語っている通り、サウンドはロック、ジャズ、サイケ、メタル、カンドンブレ、アフロビート、エレクトロニカなどのごった煮。

  • 2020-05-23
  • 2020-05-23

ジョヴァンニ・ミラバッシ全面プロデュース!稀代の歌手サラ・ランクマン新譜

フランスの歌手/作曲家のサラ・ランクマン(Sarah Lancman)の4枚目のアルバム『Parisienne』。アルバムを再生してまず驚かされるのが、(1)「Et ainsi va la vie」や(2)「Tokyo Song」などオリジナル曲の素晴らしさだ。もちろん彼女の美しい声質も素晴らしいのだけど、それ以上に楽曲の素晴らしさに耳を奪われる。

  • 2020-05-18
  • 2020-05-18

イラン・バール=ラヴィ&オムリ・モール。現代ジャズの鬼才二人のデュオEP

イスラエル系メキシコ人のギタリスト、イラン・バール=ラヴィ(iLan Bar-Lavi)がイスラエルのピアニスト、オムリ・モール(Omri Mor)を迎え2019年末に行ったセッションをEP『Duet』としてリリースしている。楽曲は全てイラン・バール・ラヴィの作曲で、2016年の名盤『Unprofessional』に収録されていた曲も。

  • 2020-05-18
  • 2021-07-21

上代日本語の研究も!? 知られざるフランスの音楽家ダヴィド・オーバイルの異国情緒溢れるジャズ

フランス出身のピアノやフルートの演奏家、作曲家、プロデューサーであるダヴィド・オーバイル(David Aubaile)が、カナダ生まれで欧州を拠点に活躍するベーシスト、クリス・ジェニングス(Chris Jennings)とアルジェリア出身のドラム奏者カリム・ジアド(Karim Ziad)とのトリオで作り上げた『Thinko』は欧州ジャズの知られざる傑作のひとつだ。

  • 2020-05-17
  • 2021-04-29

巨匠レイン・スルタノフ、アゼリと北欧をつなぐ抒情的な新譜

アゼルバイジャンを代表するジャズミュージシャン、レイン・スルタノフ(Rain Sultanov)、イスファール・サラブスキ(Isfar Sarabski)とスウェーデン出身のニルス・オルメダル(Nils Olmedal, b)のトリオによる新譜『Influence』は、北欧的な静けさと美しさを内々に讃えた極めて抒情的なジャズ作品だ。

  • 2020-05-17
  • 2020-05-17

パウラ・モレレンバウム、進化する現代のボサノヴァを表現する新譜『Atlantico』

カルロス・リラのカヴァー(1)「Carlos Lyra」で始まる今作はボサノヴァ、MPB〜ジャズの名曲が満載だ。ほとんどはポルトガル語で歌われるが、フランス語で歌われるシャルル・トレネの名曲(5)「Que Reste-T-Il de nos Amours(残されし恋には)」といった絶妙な選曲や、随所にみられるさりげない音響効果も心地良い。