- 2026-05-30
- 2026-05-30
セネガル系SSWアワ・リー、四元素を主題としたスピリチュアルな新譜『Essence and Elements』
セネガルにルーツを持つフランス出身シンガーソングライター、アワ・リー(Awa Ly)の『Essence and Elements』(2025年)。大地、水、風、火の“四元素”をテーマに、4つのパートでそれぞれ異なるプロデューサーを迎えてのコンセプチュアルな作品だ。
セネガルにルーツを持つフランス出身シンガーソングライター、アワ・リー(Awa Ly)の『Essence and Elements』(2025年)。大地、水、風、火の“四元素”をテーマに、4つのパートでそれぞれ異なるプロデューサーを迎えてのコンセプチュアルな作品だ。
カナダを代表する女性シンガー、ドミニク・フィス=エメ(Dominique Fils-Aime)。ジュノー賞を受賞するなど高く評価された2023年の前作『Our Roots Run Deep』では自身が根ざすルーツについて歌い、単なる音楽を超えた彼女自身の内面や社会との繋がり、脈々と繋がれる命について深い洞察の作品だったが、この2026年作『My World Is The Sun』ではその価値観を保ちつつ、より解放的なテーマを感じさせる内容となっている。
イタリア北部、ベルガモ出身のSSWヴァレーリオ・ティントーリ(Valerio Tintori)が率いる大世帯バンド、アレリ(Alèri)のデビュー作『Quasi Dipinto』が素晴らしい。ソウル、ファンク、ジャズ、MPB(Música Popular Brasileira)などをミックスし、イタリア語の抗い難いグルーヴを塗した力強いサウンドが特徴で、様々な文化の出会いを原動力とした魅惑の音楽を奏でる。
ロンドンの現代ジャズシーンを代表するグループのひとつであるココロコ(Kokoroko)が、前作『Could We Be More』(2022年)以来となる2ndアルバム『Tuff Times Never Last』をリリースした。彼らの特徴であるアフロビートとジャズの融合を基盤にしつつ、80年代の英国R&B、ネオソウル、アフリカン・ディスコ、ボサノヴァ、ラヴァーズロック、ファンクといった多様なジャンルを取り込み、前作と比してより都会的で洗練されたサウンドにシフト。穏やかでリラックスしたグルーヴが全編に流れる作品となっている。
ブラジルのSSW、ジャジザ(Jadsa)の2ndアルバム『big buraco』がリリースされた。非凡な才能で驚かせたデビュー作『Olho de Vidro』(2021年)から4年、今作はプロデューサーにリオの鬼才アントニオ・ネヴィス(Antônio Neves)を迎え、前作からより洗練・深化した極上のサウンドを聴かせてくれる傑作だ。
南アフリカ・プレトリア生まれの作曲家/シンガー、ロリサン・セシェレ(Rorisang Sechele)が初のアルバム『The Seed』で華々しいデビューを飾った。彼女のプロジェクト「In Full Bloom」は花(とりわけ、蘭)のライフサイクルの各段階にインスピレーションを得ており、歌詞と音で自己発見の本質を捉えている。そのプロジェクト発の最初のリリースである本作では、成長の最初期の段階についての考察を、ジャズ、ソウル、R&Bを巧みに融合したサウンドで美しい物語に仕立て上げた。
一躍ロンドンのジャズ・シーンの中心に降り立った2019年のデビュー作『Beautiful Vinyl Hunter』から早5年。ピアニスト/作曲家アシュリー・ヘンリー(Ashley Henry)が待望の新作『Who We Are』をリリースした。幼い頃からレコードに囲まれ、自然と音楽の女神に導かれた時代の寵児による、現在進行形のUKジャズを象徴するような素晴らしい作品だ。
米国ロサンゼルスを拠点とするインド系のシンガーソングライター、シャラダ・シャシダール(Sharada Shashidhar)。父親の影響で幼少時からインド古典音楽に触れ、ジャズを学んでいた兄の影響でジャズに傾倒、ニューヨークのニュースクールでジャズ・ヴォーカルを学んだという経歴の彼女の2nd EP『Soft Echoes』がリリースされた。エレクトロニック/ネオソウル色の強かったデビュー作『Rahu』(2020年)と比較すると、今作はよりオーガニックな前面に出し、ソウルフルなヴォーカルが映える作品となっている。
スピリチュアル・ジャズ、サイケソウル、ファンクなどの要素が混在するイングランド・マンチェスターを拠点とする作曲家/マルチ奏者ジェイミー・フィンレイ(Jamie Finlay)のアルバム『Sun Dogs』。過去10年以上にわたり映画、アート、インタラクティブ・プロジェクトの音楽やサウンドで幅広く活動してきたという彼のデビュー作だ。
米国のマルチ奏者/作曲家モーガン・ゲリン(Morgan Guerin)がほぼすべての楽器を演奏し作り上げた新作『Tales of the Facade』は、エレクトリック・ジャズ、R&B、ソウル、ヒップホップといった多様な音楽性を内包する新世代のマルチ奏者の才能が詰め込まれたアーティスティックな作品だ。
ギタリスト/作曲家ヨハネス・グランロス(Johannes Granroth)率いるフィンランドのバンド、ピーラ(Peela)。彼らの3rdアルバム『Notbad』は、ジャズ、フュージョン、ファンク、ロック、ソウルなどから影響を受けた、最高にグルーヴする良作だ。
R&Bというジャンルがビルボード誌で正式に音楽ジャンルとして使用されてから約80年。HipHop、Popsなど他ジャンルとクロスオーバーしながら進化を続けるR&Bおよびソウルは、これまでにネオ・ソウルやオルタナティブR&Bなど […]
2019年のデビュー作『Cage And Aviary』が大絶賛された英国のSSW、ブライオニー・ジャーマン=ピント(Bryony Jarman-Pinto)が待望の2ndアルバム『Below Dawn』をリリースした。パンデミックや自身の出産といった出来事を経験し様々な心境の変化を経て、彼女のサウンドや歌はより落ち着きと深みを増し、進化している。
すべてを抱擁するような、あたたかく美しい声と音楽だ。南アフリカのマルチ奏者/シンガーソングライターのゾイ・モディーガ(Zoë Modiga)の3rdアルバム『nomthandazo』。今作でもアコースティックとエレクトロニックのバランスの取れた洗練されたサウンドと、何よりも包容力のあるヴォーカルが彼女のスケールの大きさを物語っている。