TAG

トロンボーン

  • 2021-05-01
  • 2022-04-24

トロンボーンが主導するUKサイケジャズ、エビ・ソーダ(Ebi Soda)

地を這うようなベースのグルーヴに、人力ジャングル&ドラムンベースなドラム。トロンボーンやギターはエフェクターを幾重にも重ねどこまでもサイケデリック。現代UKジャズのカオスなエネルギーが凝縮されたような音楽が最高に楽しい英国ブライトン拠点のサイケジャズバンド、エビ・ソーダ(Ebi Soda)の2ndアルバム『Ugh』。

  • 2021-04-16
  • 2023-09-19

必聴!スペインの素敵すぎる母娘デュオ、表現の幅を格段に広げた傑作2nd

トロンボーン奏者/ヴォーカリストのリタ・パイエス(Rita Payés)と、その母でギタリストのエリザベト・ローマ(Elisabeth Roma)が絶賛された前作『Imagina』(2019年)に続く2作目となるデュオアルバム『Como la Piel』をリリースした。ジョアン・チャモロの元を離れたリタ・パイエスは暖かさや優しさだけではない新たな側面も見せ、アーティストとしての表現力の幅を格段に広げている。

  • 2021-01-10
  • 2021-01-10

フランス現代JAZZシーン、若手最注目バンド「Uptake」

フランス・パリを拠点に活動する若手4人組バンド、アップテイク(Uptake)の2020年作『Out of the Blue』がなかなかに凄い。凄いのに情報がほとんどなく調べるのに苦労したが、せめて備忘録としてはここに残しておきたい。バンドとしてか個人としてかは分からないが、きっとこれから大きく飛躍するはずの個性がここにはある。

  • 2020-12-27
  • 2022-01-15

スウェーデンの女性トロンボーン奏者カリン・ハマー、北欧的雰囲気の新譜

スウェーデンのトロンボーン奏者/作曲家、カリン・ハマー(Karin Hammar)の2020年新譜『Strings Attached』は、自身のカルテットを基本編成としつつ、数曲でゲストにクロマチック・ハーモニカ奏者のオリヴィエ・ケル・オゥリオ(Olivier Ker Ourio)と弦楽四重奏が参加。クラシカルな雰囲気が漂う落ち着いた良盤だ。

  • 2020-08-19
  • 2020-08-17

知的な快楽の遊び。デンマークの女流ベーシスト、アンネ・メテ・イヴェルセン新譜

デンマーク出身のベーシスト、アンネ・メテ・イヴェルセン(Anne Mette Iversen)の新譜『Racing a Butterfly』は、「これまでで最も幸せでリラックスしたアルバム」と彼女が語るとおり、緻密な作曲・アレンジでありながらも長年活動をともにしてきた仲間たちとの信頼感に裏打ちされた誠実で心地よいグルーヴに溢れた良作だ。

  • 2020-04-26
  • 2023-02-22

【特集】世界が注目するジャズ楽団、サン・アンドレウ・ジャズバンドの美少女たち

まだあどけなさの残る少女たちが、一人前にジャズを演奏し、歌う。可憐なヴォーカルを聴かせたかと思えば、トランペットやトロンボーンを手に流麗なアドリブソロも。演奏のレベルはおそろしく高い。一体この子どもたちは何者なんだろう…?そんな興味深い楽団が、様々な文化が交錯する国、スペインに存在する。

  • 2020-04-05
  • 2023-09-19

南欧/南米の名曲が繋ぐ家族の絆。母娘デュオが奏でる素敵すぎる音楽の贈り物

『Imagina』はスペイン・カタルーニャの卓越した女性クラシックギタリスト、エリザベト・ローマ(Elisabeth Roma)と、その娘でトロンボーン奏者/シンガーのリタ・パイエス(Rita Payes)の母娘による美しいデュオアルバム。カタルーニャ語の伝統曲からボサノヴァ、ラテン音楽といった彼女たちが日常の中で親しみ歌ってきた曲を、親子ならではの愛情に満ちた親密な演奏で届けてくれた。

  • 2020-03-16
  • 2020-03-16

北欧ジャズの偉大な“Wラングレン”、夢の共演。温かみのある傑作デュオ作品

いずれもスウェーデン出身。ジャズトロンボーン奏者/ヴォーカリストのニルス・ラングレン(Nils Landgren)とピアニストのヤン・ラングレン(Jan Lundgren)、姓はたった母音一文字違いの“Wラングレン”が夢の共演。水晶、英語でいう「Cristal」の意味のアルバムタイトル『Kristallen』のとおり、北欧ジャズらしい透明感のある絶品デュオ作品だ。

  • 2020-02-03
  • 2020-02-03

ガットギターとトロンボーン、そして声。親密な男女デュオの優しく心温まる音楽

ナタリー・クレスマンとイアン・ファキーニのデュオ作。リラックスした雰囲気のもと、優しいガットギターとあたたかなトロンボーンの音、そして二人の声が有機的に絡み合う。温かな音楽と時間の流れに、そのまま身を預けてしまいたくなるようなとても素敵な音。