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ヴォーカル

  • 2022-02-01
  • 2022-01-29

ボスニア伝統音楽セヴダの魂をポップに表現するバンド、Divanhana新譜『Zavrzlama』

東欧ボスニアの5人組バンド、Divanhanaの6枚目のアルバム『Zavrzlama』がリリースされた。紅一点のヴォーカルを中心とするバルカン・サウンドは旧ユーゴスラビア地域の複雑な歴史や、幾千もの愛と憎しみ、葛藤や赦しといった人間の営みを象徴するように絡み合い、酔狂する。

  • 2022-01-24
  • 2022-01-24

インドネシアのSSWアルディート・プラモノ、知的で多幸感溢れるスウィンギーな新譜

インドネシアのSSW/俳優、アルディート・プラモノ(Ardhito Pramono)の2021年作『Semar & Pasukan Monyet』。今作は1曲目を除きスウィングジャズのビッグバンドに彩られたサウンドとなっており、表向きは“子ども向け”を装ってはいるが、内容は早熟の天才の実力をあらためて知らしめる完成度の高い一枚に仕上がっている。

  • 2022-01-19
  • 2022-09-10

感性豊かなグアドループ出身のソロパフォーマー、シンシア・アブラハム

グアドループ出身のSSW/作曲家シンシア・アブラハム(Cynthia Abraham)は自身による声、フルート、打楽器のみで自由に、クリエイティヴに音楽を構築してゆく女性アーティストだ。2021年11月リリースの最新作『Unisson』は一応“ジャズ”にカテゴライズされているが、とてもその分類で片付けてしまうことはできない。

  • 2022-01-18
  • 2024-02-10

日本語の歌も歌う、チュヴァシの伝統と未来を見つめるバンド「DIVA Ethno Future Sound」

ロシア連邦チュヴァシ共和国に根付く伝統音楽を軸に活動するバンド、DIVA Ethno Future Sound のデビュー作『Chuvash Stanzas & Songs』が素晴らしい。バンドはヴォーカル、ピアノ、ハープ、木管の4人編成で、シンプルな楽曲構成にゆったりとオーガニックなサウンドに心が安らぐ。

  • 2022-01-05
  • 2022-01-15

ブラジルの自然と音楽を愛する女性歌手マイラ・マンガの美しいデビュー作【インタビュー有り】

ブラジル・ミナスジェライスの歌手マイラ・マンガ(Maíra Manga)が待望のソロデビューを果たした。アルバム『Lá』は全曲がミナスを代表するSSWセルジオ・サントス(Sergio Santos)の新曲。詩的で魔法のような楽曲と演奏、そしてマイラ・マンガの歌声のすべてが調和した深く美しい作品だ。

  • 2022-01-03
  • 2022-01-03

多数の旬な音楽家が参加したスコット・キンゼイ&メル・サルのデュオ作『Adjustments』

ジョー・ザヴィヌルの最後の愛弟子として知られる鍵盤奏者スコット・キンゼイ(Scott Kinsey)と、シンガーソングライターのメル・サル(Mer Sal)の双頭名義によるアルバム『Adjustments』は、これまでインストゥルメンタル作品を中心に発表してきたキンゼイにしては異色の作品だ。

  • 2022-01-02
  • 2022-01-02

現代の地中海音楽を体現するキプロスのバンドMonsieur Doumani、社会の闇を描く強烈な新譜

トルコの南に浮かぶ島国キプロス共和国のバンド、ムッシュ・ドゥマニ(Monsieur Doumani)の2021年作『Pissourin』。一聴すると地中海地域や中東地域の伝統音楽をロックやヒップホップ、エレクトロ・ミュージックといった現代の広域的な共通価値観とブレンドすることに成功した面白い作品だ。

  • 2021-12-26
  • 2024-09-23

フランス現代ジャズシーンの才女ドラマー、アン・パセオの傑作『Bright Shadows』

フランスのドラマー/作曲家アン・パセオ(Anne Pacéo)の6枚目のアルバム『Bright Shadows』は、成熟の域に達しつつもさらに表現力を拡張し続ける稀代のアーティストのこれまでの最高傑作だ。所謂ジャズを軽々と飛び越え、力強く重厚なリズムと電子楽器/電気楽器を大胆にミックスしたサウンドに風光明媚なヴォーカルを乗せる。