- 2022-12-28
- 2022-12-28
UKシーンを席巻する“サイケデリックR&B”。グリーンティー・ペン新譜『Greenzone 108』
“サイケデリック R&B”を自称する英国ロンドン南東部出身のSSW、グリーンティー・ペン(Greentea Peng)が面白い。2021年のデビューアルバム『MAN MADE』に続く2022年作『GREENZONE 108』で、彼女は更なる飛躍を遂げて見せた。
“サイケデリック R&B”を自称する英国ロンドン南東部出身のSSW、グリーンティー・ペン(Greentea Peng)が面白い。2021年のデビューアルバム『MAN MADE』に続く2022年作『GREENZONE 108』で、彼女は更なる飛躍を遂げて見せた。
キューバのドラマー、ダフニス・プリエト(Dafnis Prieto)がブラジル出身の歌手ルシアーナ・ソウザ(Luciana Souza)を全面的に迎えて制作した新作『Cantar』は、所謂“ラテン音楽”として認知されるキューバの音楽と、ルシアーナがもたらすブラジル音楽のエッセンスを絶妙にブレンドした新しい視点の作品だ。
チリ出身の歌手フランチェスカ・アンカローラ(Francesca Ancarola)とアルゼンチンのギター奏者オラシオ・ブルゴス(Horacio Burgos)の共演作『Cartas de Amor』。これぞ南米の声とギターのデュオという温かく美しい音が素敵な作品だ。半数以上の曲ではパーカッションのルイス・バルエト(Luis Barrueto)も参加し色彩を添える。
ブラジルの現行MPB(Música Popular Brasileira, ブラジルのポピュラー音楽)シーンを代表するシンガーソングライター、ダニ・ブラッキ(Dani Black)がまた素晴らしい作品を届けてくれた。新作『Frequência Rara』はナイロン弦ギターによる弾き語りを核にして構成されており、抑制的だが非常に効果的なほかのインストゥルメンタルのアレンジも素晴らしいセンスで、現代最高の吟遊詩人の風格が漂う。
「Cielo Abierto」などの名曲で知られるアルゼンチンの世界的ギタリスト、キケ・シネシ(Quique Sinesi)と、女優としても活躍する同国の歌手マカレナ・ロブレド(Macarena Robledo)の双頭名義の作品『Cielos』。キケ・シネシの7弦ギターやチャランゴ、マカレナ・ロブレドの歌はどこまでも澄み渡る空のように清らかで、ジャズや伝統音楽をハイレベルに融合し文化として育むアルゼンチン特有の美しさを湛えた素晴らしい作品だ。
今回紹介するのはアンゴラの女性歌手/作曲家、ヨラ・セメード(Yola Semedo)の2014年リリースの作品『Filho Meu』。これがとんでもない傑作で、今でも時々聴き返している。 特に大好きなのがラストの(14)「Você Me Abana」という曲だ。この曲は本当にこれまでに聴いた全音楽の中でも上位にランクする名曲で、偶然にこの曲に出会ってから何度も何度もリピートしていた。
イタリアのシンガーソングライター/打楽器奏者、ラケーレ・アンドリオーリ(Rachele Andrioli)の新作『Leuca』は、南イタリア・サレント地方の伝統的な音楽と現代的な洗練の完璧な融合だ。ラケーレ・アンドリオーリの強靭な意志を感じさせる歌声、地中海の打楽器、女性コーラスグループCoro a Coroの重厚な響きの合唱、そして名手レディ・アサ(Redi Hasa)の美しいチェロのアレンジも魔法のように折り重なり、個性的かつ素晴らしい作品に仕上がっている。
完璧なサンバ・パゴーヂ。ホベルタ・サーの新作『Sambasá』 ブラジルの歌姫ホベルタ・サー(Roberta Sá)の新作 『Sambasá』は、彼女らしい飾らない美しさがとにかく魅力的なド直球のサンバ・アルバムだ。ヴィオラォン(ガットギター)やカヴ […]
6年間にわたり声とギターのデュオとして活動してきたルシアーナ・ヴィアーナ(Luciana Viana)とエディ・アンドラージ(Eddy Andrade)のデュオが、ブラジル随一の音楽家であるアンドレ・メマーリ(André Mehmari)の総指揮のもと、テコ・カルドーゾ(Teco Cardoso)やカロル・パネッシ(Carol Panesi)といった演者の協力も得て最高のデビューを飾った。
チャーリー・ハンター(Charlie Hunter)との共演で知られるメキシコのフォーク・ポップ・シーンの新星シルバナ・エストラーダ(Silvana Estrada)のソロ・デビュー作 『Marchita』は、近年ますます注目されるラテン音楽の中でも際立って退廃的な美しさを湛え、それがゆえに親近感を抱いてしまう傑作だ。
イタリア・ローマを拠点とするギタリスト/作曲家フランチェスコ・ディオダティ(Francesco Diodati)新譜『Oliphantre』は、フランスの歌手レイラ・マーシャル(Leïla Martial)とイタリアのドラマー、ステファノ・タンボリーノ(Stefano Tamborrino)とのトリオで奏でられるアート・ロック風の作品だ。
本能を躍らせるような音楽である。ロンドンの最重要DJ、ジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)と、インコグニートのブルーイ(Jean-Paul ‘Bluey’ Maunick)の共同プロジェクトであるストラータ(STR4TA)の新作『STR4TASFEAR』を聴いて、あまりに狙い澄ました完璧な完成度に最初はこのアルバムを紹介するのは控えておこう…と思ったほどだ。
アカデミー歌曲賞の受賞など、ウルグアイを代表するシンガーソングライターであるホルヘ・ドレクスレル(Jorge Drexler)が新作『Tinta y Tiempo』をリリースした。ウルグアイ、スペイン、イスラエル、パナマからゲストを迎え、彼らしい柔らかな歌と巧みなソングライティング、そして現代的なサウンドで2022年を代表すると言っても過言ではない素晴らしいアルバムに仕上がっている。
NYで活躍する韓国出身シンガーソングライター、ソン・イ・ジョン(Song Yi Jeon)と、ブラジル・サンパウロ出身のギタリスト/作曲家ヴィニシウス・ゴメス(Vinícius Gomes)の双頭名義の新作『Home』。ギター1本と声という最低限の編成ながら、二人の圧倒的な技巧と表現力で聴かせる素敵な作品だ。