- 2022-08-03
- 2022-08-01
カンドンブレの神々への畏敬を表現するSSW/芸術家イアラ・ヘンノ、13年越しの創作の結実
アフロ・ブラジリアン文化を全身全霊で表現するブラジルのSSW、イアラ・ヘンノ(Iara Renno)の2022年新譜『Oríkì』がリリースされた。今作もトライバルかつスピリチュアルな力強さと、ブラジルの豊かな音楽的土壌やジャズの理論に基づく洗練されたハーモニー、そして最先端のサウンド・エンジニアリングが同居する素晴らしい作品に仕上がっている。
アフロ・ブラジリアン文化を全身全霊で表現するブラジルのSSW、イアラ・ヘンノ(Iara Renno)の2022年新譜『Oríkì』がリリースされた。今作もトライバルかつスピリチュアルな力強さと、ブラジルの豊かな音楽的土壌やジャズの理論に基づく洗練されたハーモニー、そして最先端のサウンド・エンジニアリングが同居する素晴らしい作品に仕上がっている。
アルゼンチンの新鋭シンガーソングライター、デルフィーナ・マンカルド(Delfina Mancardo)の初のフルレンス・アルバム『Octante』。これは素晴らしすぎる。 想像力の翼で地球を自由に飛び、いつまでも終わらない夢の中を揺蕩たゆたうような心地よさ。彼女自身が弾く控えめなアコースティックギターと南米音楽らしい丁寧で洗練された室内楽的なアレンジはどこまでも美しく、ヴォーカリストとしての表現力を際立たせる。
二人の若き才女が率いるスウェーデンの5人組ジャズバンド、ディアレスト・シスター(Dearest Sister)のデビューEP『Leave Me Be』がリリースされた。4曲というEPのボリュームは彼女らの音楽に魅入られた者としては物足りないかもしれないが、この秋には本格的なフルレンス・アルバムのリリースも予定されているという新鋭たちの紹介としては丁度良い作品なのではないだろうか。
ペドロ・ルイスの2022年の最新作『Terral』は、彼の最高にかっこいい過去曲に焦点を当てながら、ペルナンブーコのプロデューサー、ユリ・ケイロガ(Yuri Queiroga)がエレクトロニックの要素を加えて蘇らせた一大プロジェクトだ。
ピエール・アデルネ、ブラジルらしいサンバを表現する新譜 ブラジルのSSW、ピエール・アデルネ(Pierre Aderne)の最新作 『Vela Bandeira』は、これまでの彼の作品と比較すると驚くほど直球的にサンバに寄せた内容で、全編でサンバ特有 […]
アンゴラのSSWアリーネ・フラザォン(Aline Frazão)の5枚目の作品となる2022年新譜『Uma Música Angolana』は、これまでにルゾフォニア(ポルトガル語圏)を中心に世界中の音楽を吸収してきた彼女らしい、洗練されたジャジーな音楽に仕上がっている。が、そのシンプルかつ意味深なタイトルに込められた彼女の想いの強さにも同時に気付かされる素晴らしい芸術作品だ。
フランスの3人のマルチ器楽奏者/シンガーソングライターで構成されるバンド、Soadanの新譜 『Pieds Nus』。西アフリカ、マダガスカル、モーリシャス、レユニオン島といった地の音楽文化に強く影響を受けた作品で、フランス語で歌われる全10曲は様々な音楽的要素が混在した結果、現代的な響きを伴って心地よく耳に届く。
フランスのアコーディオン奏者/作曲家、ティモシー・ル・ネ(Timothée Le Net)の『Ce Sont Nos Parenthèses』は、総勢37名におよぶアーティストたちの比類なき芸術活動の素晴らしい結果だ。西洋の古典的な音楽、ジャズ、東はトルコなどの中東音楽を経て果てはインドの音楽まで、興味深く、非常にクオリティの高い作品に仕上がっている。
新しいタンゴを追求するアルゼンチンのピアニスト/作曲家、ノエリア・シンクナス(Noelia Sinkunas)のソロ新譜『Salve』は、典型的なタンゴのリズムとメロディーを持ち懐かしさを感じさせつつも、どこか新しい感覚を含んだカタルシス体験として作用する不思議な音楽作品だ。
先行して配信されていたシングル(2)「Quero Dizer」が密かに話題となっていたブラジル北東部アラゴアス州都マセイオ出身のSSW/マルチ奏者ブルーノ・ベルリ(Bruno Berle)が、待望のデビューアルバム『No Reino Dos Afetos』をリリースした。
スペイン・カタルーニャのギターの巨匠、トティ・ソレール(Toti Soler)の新譜『Fill de la fortuna』は、優しく紡がれるガットギターの音色と、彼が懇意にしてきた幾人かの素晴らしいヴォーカリストたちの歌によって、穏やかに流れる幸福な時間に浸れる美しい作品だ。
アメリカーナ・ミュージック・アワードの新人部門にノミネートされるなど大いに注目されたソロデビュー作『Putting On Airs』から3年、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビルのSSWエリン・レイ(Erin Rae)の待望の2ndアルバム『Lighten Up』がリリースされた。ギターを手に歌い、素朴なアメリカーナを体現する彼女の音楽は今回も純朴で親しみやすく、多くの人の心に響くことだろう。
南アフリカのピアニスト/作曲家/シンガーのタンディ・ントゥリ(Thandi Ntuli)の最新作『Blk Elijah & The Children of Meroë』は、独自性に富み総じてクオリティの高い近年の南アフリカのジャズの中でも飛び抜けて素晴らしい作品だ。ローカルな伝統の継承、過去のさまざまな遺産を受け継いだ最先端の音楽、そしてある意味での商業的な話題性、そのどれをとっても殆ど完璧な作品となっている。
ドイツ出身のピアニスト/ヴォーカリスト、オリヴィア・トゥルマー(Olivia Trummer)の2022年新譜『For You』。冒頭、ウーリッツァーピアノがレトロお洒落な風情の(1)「Thirsty in the Bathtub」から傑作を確信する素晴らしい一枚だ。ギタリストのカート・ローゼンウィンケル、トランペッターのファブリツィオ・ボッソも参加。