- 2019-09-21
- 2019-09-21
上原ひろみ、ピアノとその“色彩”を自在に操る10年振りソロアルバム『スペクトラム』
世界的ピアニスト上原ひろみが“色彩”をテーマに放つソロピアノ作品『Spectrum』は、類稀なピアノの魔術師による圧倒的なピアノ演奏が楽しめる。
世界的ピアニスト上原ひろみが“色彩”をテーマに放つソロピアノ作品『Spectrum』は、類稀なピアノの魔術師による圧倒的なピアノ演奏が楽しめる。
ショーロ(Choro)とは、19世紀半ばにリオデジャネイロで成立したブラジルの音楽ジャンル。即興演奏を重視した音楽としてはジャズよりも歴史が古く、また世界最古のポピュラーミュージックのひとつとも言われている。本記事では、ショーロの成立や発展に大きく貢献した作曲家たちを代表曲と共に紹介。
芸歴66年。ブラジル音楽界の頂点に君臨し続ける歌手エルザ・ソアレス(Elza Soares)の新譜『Planeta Fome』が9月13日にリリースされた。新作をリリースする度にファンを驚かせてきた御年82歳の音楽は、今回も強すぎる刺激に満ちている。
ティグラン・ハマシアン(Tigran Hamasyan)の新譜はオダギリ・ジョー監督映画『ある船頭の話』のサウンドトラックだ。私は今、Apple Musicで配信が始まったばかりのこの作品を聴きながらこの記事を書いている。
アゼルバイジャン出身の注目のピアニスト、シャヒン・ノヴラスリ(Shahin Novrasli)の2019年作『From Baku to New York City』は、これまでアゼルバイジャンの首都バクーを中心に活動していた彼が、米国ニューヨークというジャズの爆心地にその活動の領域を移し発表した最初の作品。
NYで活躍する女性ベーシスト、リンダ・メイ・ハン・オー(Linda May Han Oh)の4枚目のフルアルバムとなる2019年作『Aventurine』は、これまでもアルバムを発表するたびに新しい才能を解放して見せてきた彼女の底知れない可能性をさらに押し広げた素晴らしい作品だ。
今もっとも注目されるキューバ生まれのピアニスト、ファビアン・アルマザン(Fabian Almazan)の新譜『This Land Abounds with Life』。85分に及ぶこの壮大なアルバムを聴き込めんでいくうち、ファビアン・アルマザンがこの作品に込めたただ美しいだけにとどまらない複雑な感情や物語性をも感じ取れるはずだ。
サックス奏者のティモ・ラッシー(Timo Lassy)と、ドラムス、パーカッション奏者のテッポ・マキネン(Teppo Mäkynen)のデュオで生み出されたアルバム『Timo Lassy & Teppo Mäkynen』はヨーロッパらしいユニークな現代ジャズ作品だ。
盛り上がりを見せるロンドンの新世代たちによるジャズシーンの中でも、今最も注目を浴びるピアニスト、アシュリー・ヘンリー(Ashley Henry)が待望のデビューアルバムをリリースした。
ブラジルのコンテンポラリー・オーケストラ、カメラータ・フロリアノーポリス(Camerata Florianópolis)の2016年作『A Arte do Improviso』は、ルイス・ザゴ・トリオを迎えジャズの人気スタンダード曲を多数取り上げた楽しいアルバムだ。
澤野工房の看板アーティスト、ジャン・フィリップ・ヴィレ(Jean-Phileppe Viret)も参加するエマニュエル・ボルギ(Emmanuel Borghi)の2018年作『Secret Beauty』を紹介。
ローファイなサウンドが魔法のようにエレクトロミュージックに馴染む「エレクトロスウィング」。そのジャンルを代表するフランスのバンド、キャラバン・パレス(Caravan Palace)が新作『Chronologic』をリリースした。
天才ジャズピアニスト、イーロ・ランタラ(Iiro Rantala)が12の月をテーマにした新作『My Finnish Calendar』を全曲解説。これを聴けばフィンランド人の一年がわかる!?
伝説的バンド、トリオ・トウケアット(Trio Töykeät)のピアニスト、イーロ・ランタラ(Iiro Rantala)の2019年作『My Finnish Calendar』はあまりに詩的で美しい大作だった。