しなやかなサックスで楽しむ、ビートルズ名曲のブラジリアン・ジャズ

Leo Gandelman - Yellow Saxmarine

サックス奏者レオ・ガンデルマンによるビートルズ曲集

ブラジルのサックス奏者、レオ・ガンデルマン(Leo Gandelman)とドラマー、ジュリオ・ビッテンコート(Julio Bittencourt)をリーダーとするバンドの共演作『Yellow Saxmarine』はブラジリアン・ジャズによるビートルズ曲の秀逸なカヴァー集。

(1)「Eleanor Rigby」、(3)「Day Tripper」、(6)「Let It Be」、(9)「And I Love Her」、(10)「Black Bird」といった往年の名曲をしなやかなサックスで丁寧にグルーヴィーに紡ぐ珠玉の演奏が詰まっている(アルバムタイトルの元ネタ、「Yellow Submarine」は収録されていないが…)。

(6)「Let It Be」のMV。

レオ・ガンデルマン(Leo Gandelman)は1956年、リオデジャネイロ生まれのジャズサックス奏者/作曲家/プロデューサー。クラシック、ジャズ、ブラジル音楽に精通した音楽家で、これまでに多数のMPB(ブラジルのポピュラー音楽)の音源や映画音楽などに携わってきた大ベテランだ。

ジュリオ・ビッテンコート・トリオ(Julio Bittencourt Trio)はサンパウロのドラマー、ジュリオ・ビッテンコートとギタリストのルシアーノ・ビッテンコート(Luciano Bittencourt)、ベーシストのブルーノ・ヘプソルド(Bruno Repsold)から成るトリオで、2001年から活動をしている。
レオ・ガンデルマンとは2013年に共同名義でアルバム『Muito Merci』をリリース。

今作では上記メンバーに加え、レオ・ガンデルマンとのデュオ作『Música de Fronteira』(2014)で知られる若手ピアニストのエドゥアルド・ファリス(Eduardo Farias)も全面的に参加している。

(10)「Black Bird」のMV。
レオ・ガンデルマンによる各種サックスの多重録音で豊かなハーモニーが印象的なアレンジ。

Leo Gandelman – saxophone
Julio Bittencourt – drums
Luciano Bittencourt – guitar
Bruno Repsold – bass

Eduardo Farias – piano

Leo Gandelman - Yellow Saxmarine
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