オーストラリアが誇るジャズシンガー、ケイティ・ヌーナン。彼女が愛する’80sヒット曲カヴァー集 

Katie Noonan - The Sweetest Taboo

ケイティ・ヌーナン通算20枚目のアルバムは’80sヒット曲カヴァー集

オーストラリアが誇るジャズヴォーカリスト、ケイティ・ヌーナン(Katie Noonan)の通算20枚目のスタジオアルバムとなる『The Sweetest Taboo』は、彼女が愛する’80年代のヒット曲が満載の良作だ。

今作では彼女が歌手になるきっかけになったクラウデッド・ハウスやスティング、シンディ・ローパー、ホイットニー・ヒューストンといったアーティストたちの名曲を愛情深く歌い上げる。
柔らかく美しい彼女の歌声と、アコースティック・ジャズカルテットでの演奏に心が満たされる音楽だ。

収録曲はニュージーランドのSSWでクラウデッド・ハウスのフロントマン、ニール・フィン(Neil Finn)の(1)「Don’t Dream It’s Over」、ビリー・ジョエル(Billy Joel)の(4)「Just the Way You Are」、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の(7)「I Wanna Dance With Somebody」、スティング(Sting)の(9)「Russians」など、彼女が多感な10代の頃にヒットした楽曲を取り上げている。

ケイティ・ヌーナンの2020年新譜『The Sweetest Taboo』のEPK。

オペラ歌手を母に持つ、天性の歌手

ケイティ・ヌーナン(Katie Noonan)は1977年生まれのSSW。母親はオペラのソプラノ歌手マギー・ヌーナン(Maggie Noonan)。母譲りの卓越した歌唱力で知られる。
大学卒業後に兄タイロン・ヌーナン(Tyrone Noonan)とのユニット、ジョージ(George)を結成。何枚かのEPをリリースしたあと、2002年にデビューアルバム『Polyserena』をリリース。その後は自身のジャズトリオ、エリクサー(Elixir)や母との共作アルバムなども経てオーストラリアを代表する歌手となっていった。

Katie Noonan – vocal
Zac Hurren – saxophone
Phil Stack – bass
Sam Keevers – piano
Evan Manell – drums

Katie Noonan - The Sweetest Taboo
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